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復活!アムロ×セイラに今年も懲りずに萌えるスレ

1 :セイラさん、なぜです!?:03/01/14 15:31 ID:???
とりあえず復活させます。


2 :通常の名無しさんの3倍:03/01/14 15:32 ID:???
                           ;.  '::;.-ー-__
                           r´ ,..'    ヽ、
                       .,;::  ( >>1 )':::   |
            ';...  ...:::      ..::::..::::::.f∨ ∨ ':::,,./ノ,、 ;
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 割れろォ!          ;     ':;;......:::;  '::''_l`‐/ /-‐´| 
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      yt ;ー'´  `}ソ,_´-'゙,ソ   ;. ‐-'        |  | ;..
      ir'´   ,_,ノ゙;-、_'ー'     '          | ..:::::'
     /ヽ、ソ'"~::;;;:::;::::::::`'ー;、               ::'''. |
     j’ ィ゙;;::::::;t-、__;;;;;;;::::::::`ヽ、            ::::'' l
  ji;_ ィ' _;'´|;;:::::::;:I   ~'ヽ、_::::::::::`'、,          :;' -'´
 ゙ェ'_ _,;'´  i,::::::::::|     `';;;:::::::_j          '
   '~   ;-、j’;;:::::::l       `'ーi´ `';、
     /~.,i、:::::::::::::}         `ヽ,.ヽ、
    { !{ `ヽ-ー'           j~ !ソ
     `―’               ̄ ~

3 :職人になりたい:03/01/14 16:48 ID:???
 脳裏に、ミライと可愛い二人のハサウェイとチェーミンの姿が浮かんだ。ハンドルを持つ手に力がこもり、白くなった。
 後ろからクラクションが鳴る。放送を聞いていないらしく、信号が変わっても進まないアムロを急かした。
「それにもう一人、アウドムラのドクター・スミスの計四人だ」
 アムロはエレカを急発進させたが、すぐに路肩に止まった。ベルトーチカの方を向いて、
「ここで降りてくれ!」
「どうするの?」
 血相の変わったアムロに対して、またもやベルトーチカは半べそになってしまう。
「早く降りるんだ、君はアウドムラに連絡をしろ!」
 と言い残して、アムロはエレカを走らせる。
 ミライ親子はおろか、セイラまで捕まってしまったのだ。
「セイラさん、ミライさん、どうか無事でいてくれ!」
 アムロは必死の形相で叫び、祈った。届くかどうか分からないが、祈った。

 この際、人質の命はあきらめて、とハヤトに決断を促すステファニー・ルオとの相談中、ベルトーチカから連絡が入った。
「ちょっと待って下さい・・・ハヤトだ」
「ベルトーチカですっ!」
 声は切迫しているが、指揮官ハヤトとしては注意せざるを得ない。
「非常識だぞ、電話を使うなんて!すぐに切るんだ」
 盗聴の可能性を危惧したのである。
「アムロが、アムロさんがっ!敵のホバーに向いました!私が止めるのも聞かないで、アムロは独りで向いました!!」
 泣き濡れるベルトーチカの声である。
「分かった、君は、アウドムラの停まっている埠頭に向え。いいね」
 受話器を置くハヤトに、
「何でこうも人情に流されるのです?エゥーゴの志を忘れないで下さいね」
 ステファニーが厳しく言う。ハヤトは忌々しげに顔をしかめて、
「忘れてはいませんよ」
 と苦く言った。

4 :職人になりたい:03/01/14 16:49 ID:???
前スレ落ちたのですか・・・
前ほど需要がなくなった証拠ですね。(w

>1
ありがとう。そろそろ自分は潮時かもしれませんね。

5 :通常の名無しさんの3倍:03/01/14 17:01 ID:Rw4u+fOf
前スレ
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1040733803/l50

>4

>136 :通常の名無しさんの3倍 :03/01/13 21:48 ID:???
前スレでの最後の書き込みから1日も経たずに落ちてるから
需要がなくなる以前の問題だと思うぞ。

6 :通常の名無しさんの3倍:03/01/14 20:00 ID:???
あうぅ、なんで落ちたんだ・・・。
いつも楽しみにしていますよ〜、職なりさん。

7 :通常の名無しさんの3倍:03/01/14 22:14 ID:???
毎晩あげよっと。

8 :通常の名無しさんの3倍:03/01/14 23:30 ID:???
昨日の最終チェックは多分am0:00〜位だったはず。
朝、6:30頃にはすでに・・・一晩の内に落ちるなんて・・・こわっ!!
あの時なんかカキコしておけば良かったよ。

職なりさん、楽しみにしてます。頑張ってください。
スレタイとおり懲りずに萌えましょう。

9 :通常の名無しさんの3倍:03/01/14 23:36 ID:???
行け、アムロ!
セイラさんを助けるんだ!
セイラさんを泣かしたら許さないぜ!

10 :通常の名無しさんの3倍:03/01/14 23:55 ID:???
うぅ、まさか落ちるとは・・・
やっぱりROMるだけではだめですね、応援しますよ。
頑張って完成させてください。

11 :通常の名無しさんの3倍:03/01/15 01:40 ID:???
昨日はかなり落ちたみたいだね。

12 :通常の名無しさんの3倍:03/01/15 10:25 ID:HtiQzIlb
セイラ・マス専用機を作るとしたらどんな色でしょう?


13 :通常の名無しさんの3倍:03/01/15 17:34 ID:???
糞スレ乱立対策保守

14 :新ストーリー書き:03/01/15 17:50 ID:???
職なりさん、乙です。

ジュドハマスレの住人さんに指摘されて、慌ててスレを探しました。
早急な復活にホッ。


15 :職人になりたい:03/01/15 18:48 ID:???
 ベン・ウッダー大尉以下、スードリの部隊は、人質をホバーボートに乗せて、ニューホンコンの港に陣取っている。
 脅える二人の子供を必死になだめるミライを見てから、セイラはこう言った。
「私はともかく、子供だけでも解放したらいかがかしら?およそ、紳士的な振舞いとは思えないわ」
 一人の男がイスに座ったセイラに近づき、手を上げようとする。
「暴力的なのね、あっ!!」
 銃床ではなく、平手がセイラの頬を打ったのだ。髪を振り乱して下を向いたが、それでもきっと男を睨んだ。
「ティターンズの名が聞いて呆れるわ!」
 その唇に血が流れた。殴られた傷であり、頬は赤くなっている。
「何を!」
 男は今度は銃を振り上げた。だが、負けまい、目をつぶるまいと男を見る。
「人質に手出しをするな!」
 見かねたベン・ウッダーが制し、セイラはそれ以上殴られずに済んだ。
「セイラ、血が」
「平気よ、このくらい」
 強がったが、頬がじんじんと響き、次第に痛くなっていく。ミライが白いハンカチを渡してくれた。
「ドクター、手を上げて申し訳ない。ところで、我々はティターンズではない」
 ベン・ウッダーが含めるように言う。
「我々は、反逆者を捕まえる地球連邦軍である」
「・・・じゃあ、尚更女子供を人質にするのはおかしくなくて?」
「はは、これは気丈なお嬢さんだ・・・いや、失敬、ドクター・スミス」
 ベン・ウッダーの嘲笑にセイラはどこまでも立ち向かう。
「アウドムラが降伏すると思って?」
「ふむ、やってみないと分からんだろ?それに、エゥーゴもニューホンコンの破壊をしたくもないだろう」
 ニューホンコンの破壊、というところで、つきそう誘拐を担当した特務機関の連中が慌て出す。
「大尉、それをしないという約束で、我々は、拉致をしたのだ」
「約束を守ってくれねば、困るではないか!」
 今度はベン・ウッダーも遠慮せず、部下に特務機関員を殴らせた。倒れ込んだ男達に対して、
「この期に及んでグダグダ言うな。サイは投げられたのだ!」

16 :職人になりたい:03/01/15 18:53 ID:???
>5
なるほどそうですか。
>6
ありがとうです。
>7
・・・(w
>8
そうですね、懲りずに参りましょう。
>9
わ、分かりました、いけ〜アムロ!(w
>10
完成させたいです。(w
>11
どうしてですかね、足きりですか。
>12
もちろん、金色!!(w
>13
すごい数ですよね。
>14
あわわ、ご丁寧にありがとうございます。

えっと、本文を載せる時はageますね。

17 :通常の名無しさんの3倍:03/01/15 19:58 ID:???
職なりさんと乙!
1日シャア板こなかったらもう落ちてたよ。
最近、糞スレの乱立が激しすぎる。

18 :通常の名無しさんの3倍:03/01/15 23:47 ID:???
セイラさんの美しい顔をぶつなんて!許すまじ。



19 :通常の名無しさんの3倍:03/01/16 00:41 ID:???
セイラさんの顔をぶつなんて・・・
銃殺刑にすべし!!!

20 :通常の名無しさんの3倍:03/01/16 00:56 ID:???
所で何で連邦の連中はセイラって気づかないのかな?
ミライが「セイラ」と名前を呼んでいたけど・・・

21 :通常の名無しさんの3倍:03/01/16 02:11 ID:???
>>職なりさん
展開が動きましたねぇ。正直H抜きでここまでくるとは思いませんでした。(w
これからも頑張って下さい。ず〜っとageますね。

>>20
仕様だ。(w

22 :山崎渉:03/01/16 07:27 ID:???
(^^)

23 :通常の名無しさんの3倍:03/01/16 09:32 ID:???
圧縮回避age。
最近厳しいな〜

24 :age:03/01/16 14:38 ID:eaIYsMf5
age

25 :職人になりたい:03/01/16 15:34 ID:???
 傲慢に言い放つ。そして、セイラに向って、
「ドクター・スミス、ブライト夫人。静かにしていてもらおう。時間の期限がくるか、彼等が抵抗するまでは、手出しは一切出させないから、安心してくれ」
 そこへ部下が、一隻のモーターボートが接近する旨を報告する。
「きたか・・・」
 誰が、とセイラとミライは洋上を探す。すぐに小さなモーターボートが見つかった。
 淡いブルーのポロシャツを着て、立っている男は、もしかして・・・アムロ?
「そちらの責任者を出してもらいたい」
 間違いなくアムロである。
 バカ、とセイラは小さく罵りながらも、不思議なことに、胸の中に安堵する気持ちがあるのを否めない。
「私がそうだ」
 ベン・ウッダーが、エンジンを止めたモーターボート上の人物をよく見ようと、舷側に身を乗り出した。
「人質交換をしてくれないか。代わりに私が人質になろう」
「人質交換?どういうことだ?」
 不審気なベン・ウッダーの言い分は、セイラにとってももっともなことである。
 この身など、どうなってもいいと思っていたからだ。ただ、ミライ親子があまりにも哀れである。返す返すも、それだけが残念で、身が引きちぎれそうだった。
 なのに、アムロは・・・
「私はアムロ・レイ大尉だ。人質としては不足がないはずだ」
「間違いないのか?」
 ベン・ウッダーが、後ろのニューホンコン特務機関員の一人に確認すると、本人だという答えが返ってきた。
「そちらも、女子供を人質に取る卑怯者とは言われたくないだろう?」
 アムロの追い打ちが、ベン・ウッダーに決心をさせた。
「ようし、あの親子とドクターを連れてこい」
 部下が走る。その間にアムロは、モーターボートをホバーに接舷させて、タラップを登っていく。
 登りきったところで手荒に身体検査を受けたアムロは、船内から連れてこられたセイラ達との対面を果たした。

26 :職人になりたい:03/01/16 15:38 ID:???
>17
乱立恐るべしですね。
>18
わわ、すいません!
>19
じゅ、銃殺刑は勘弁して下さい。
>20
ミライは小声で言ってるんです。(w
・・・許して。
>21
えっち抜きで書くのはそろそろ辛いです。(w
もう、切れちゃうかも!!(w
>22
よくお見かけしますけど、どなたですか?
>23,24
ありがとうです。

27 :通常の名無しさんの3倍:03/01/16 20:21 ID:???
ふみゅう!荒らしが帰ってきたので上げときます。

28 :とーぶん来ないと思ってた>職なりさん:03/01/16 21:15 ID:???
 確か書き込みがあれば、sageでもdat落ちしないんだよね?
 保全カキコ。

29 :通常の名無しさんの3倍:03/01/16 23:32 ID:???
>バカ、とセイラは小さく罵りながらも、(略
なんだか萌えますた。
職なりさん、エチーとまではいいませんがせめてチュウ位は・・・ダメか?(w

30 :通常の名無しさんの3倍:03/01/17 00:59 ID:???
>>29
同じくだりで萌えました。
セイラさん、イイ!


31 :通常の名無しさんの3倍:03/01/17 02:59 ID:???
この後アムロを助ける為にセイラさんもMSに乗るですか?

32 :通常の名無しさんの3倍:03/01/17 03:43 ID:???
>>31
それでは萎えるな〜

33 :職人になりたい:03/01/17 15:23 ID:???
 ミライは心細げに、
「アムロ」
 と言う。アムロは心配ないとうなづき、次にセイラを見た。
「どうしてきたの」
 冷たい声である。心配で一目散になって駆けつけたアムロにとっては、思いがけない返答であった。
「どうしてきたの」
 もう一度セイラが言う。
 気の毒だが、ミライ親子と自分の犠牲で済めば、アウドムラには被害はほとんどない。
 それに今のセイラは、昔のようにモビルスーツのパイロットとかアウドムラの運用クルーではない。それはつまり、戦力ではない、ということだ。
 反対に、アムロは、復活した今、エゥーゴとカラバ連合軍の大きな支柱であり、これからのティターンズとの戦いに必要な存在であった。
「あなたがきたって」
 ゆっくりしましょうよ、というベルトーチカの声を思い出し、朝から抱き合う二人の姿が頭に浮かぶ。
 しかし、あなたがきたってしかたないじゃない、とは続けられず、セイラはうつむいた。
「ミライさんとセイ・・・ドクター・スミスの命には、変えられません」
「・・・」
「さあ、ミライさん、アウドムラにはいいパイロットがいます」
「ええ」
 ベン・ウッダーの気が変わらないうちに、乗ってきたモーターボートにミライ親子を誘導する。
 銃を構えたスードリの兵士達は、おとなしくそれを見守っていた。
「かつての英雄とご一緒できて光栄ですな」
 嘲笑を浮かべて、ベン・ウッダーが言った。アムロはわざと気を引こうとして、
「何故、こうまでしてアウドムラを手に入れたがる?」
 ベン・ウッダーは薄く笑った。
「政治のことは知らんが、軍人としては軍の命令に従うのが道理だろ」
 スードリで追跡した自分にとっては、さも当然と言いたげであった。
 腹を立てたアムロは、かっとなって反抗する。
「現在の政府は、地球を破壊しようとしているんだぞ!」
 言った途端、ベン・ウッダーの拳が一閃、アムロの顎を殴りつけていた。
「生意気なことを!」

34 :職人になりたい:03/01/17 15:28 ID:???
>27
あとかたもないようですね。削除人さんががんばったのかな?
>28
400番台への足切りがあったようです。
>29
お任せ下さい!
>30
どうもです。
>31
その予定はありません。
>32
もう乗らないでしょうし、乗らない方がいいでしょうね。

メールランカクニンヨロシク。ミカンセイダケド。ツカレマシタ。(w

35 :通常の名無しさんの3倍:03/01/17 20:20 ID:???
定期age

36 :通常の名無しさんの3倍:03/01/17 23:29 ID:???
うぅ、アムロ、殴られっぱなし・・・

>職なりさん
お疲れです。サイト立ち上げたのですね。でも、いけないんですが・・・(汗  

37 :通常の名無しさんの3倍:03/01/18 00:41 ID:???
ア「殴ったなね。」
べ「殴ってなぜ悪い!!!」
となったら(w


38 :通常の名無しさんの3倍:03/01/18 09:42 ID:???
セイラタン、ハアハア

39 :通常の名無しさんの3倍:03/01/18 19:16 ID:???
保守しとく

40 :職人になりたい:03/01/18 19:34 ID:???
 更に兵士達の銃が、口を押さえ、やっと半身を起こしたアムロに突きつけられた。屈んだセイラがベン・ウッダーに振り向き、
「およしなさい!アムロは無抵抗よ!」
 ミライから渡されたハンカチを、今度はアムロにリレーすることになる。アムロはそれを押さえてた。
「ドクターはいいんです、早くいって下さい」
「・・・私は残るわ」
 思いがけない返答に、アムロだけでなく、モーターボートの上のミライも、そして当のベン・ウッダーでさえ目を丸くした。
「そんな」
「ミライはいいの、早くいって!」
「で、でも」
 狼狽するミライは判断がつかない。このまま、時間を無駄にしてしまえば、いつ彼等の気が変わってしまうか保証がない。
「おいきなさい!」
(セイラ、アムロ、ごめんなさい)
 胸のうちで叫んだミライは、船のエンジンを回した。 
 恐がって泣き叫んでいたチェーミンの声が遠くなる。親子を乗せたモーターボートは、何とか窮地を脱出したのだ。
「ふん、まあいい。アムロ大尉とドクターがいればな。それにしても勇ましいお嬢さんだ」
 セイラに助けられて、アムロは立ち上がった。
「平気かしら?」
「何で残るなんて言うんです」
「その話は後。立てる?大丈夫?」
「ええ、ここのところ、殴られっぱなしですよ、まったく・・・セイラさんこそ、頬っぺたをどうしたんですか?」
 頬にある赤い痕を見つけ、アムロは、自分の痛みを忘れて尋ねた。
「・・・」
「奴等に叩かれたんですか!」
 満足に答えないセイラの姿から、アムロは、スードリの連中に対する憤慨をいよいよ募らせる。
「女性に手を上げるな!」
 ベン・ウッダーはにやりと笑うだけで、部下に命令し、二人を後ろ手で縛らせる。そして、日差しの強い甲板から船内に移らせるよう部下に指示をした。

41 :職人になりたい:03/01/18 19:37 ID:???
>36
そうですね、叩かれっぱなし。(w
え?いけますけど・・・何かミスしたかな、自分?
>37
親にも・・・24才のアムロには言って欲しくないなぁ。(w
>38
同じです。ハアハア(w
>35,39
ありがとうさんです。

42 :通常の名無しさんの3倍:03/01/18 22:33 ID:???
セイラタンの頬に触れたいでつ。

43 :通常の名無しさんの3倍:03/01/18 22:55 ID:???
専用ホムペ作ったんならそこでやれば?もうこのスレいらないや


終了

44 :通常の名無しさんの3倍:03/01/18 22:57 ID:???
 大尉、「チェーンはチャーミング」って、本当に思ってますか?
         r'⌒⌒^'、
   /⌒⌒ヽ (/yy'ソν) ああ、思ってるさ。
   | Wツ^ヾ) (゚ー゚ ソノ
   |リ ‘ー‘ノ / ]¶[  ⌒i
   / ]¶[ ヽ   L鈴.| |
   /   / ̄ ̄ ̄ ̄/| .|
___(_ニつ/ アギ専用 / | .|____
    \/____/ (u ⊃

 嘘!私と出会う前にこんなことしてるなんて!
         r'⌒⌒^'、
   /⌒⌒ヽ (/yy'ソν) え、そ、それはだな!!
   | Wツ^ヾ) (゚ー゚; ソノ (どうしよう?どう説明しよう?)
   |リ*´Дノ / ]¶[  ⌒i
   / ]¶[ ヽ   L鈴.| |
   /   / ̄ ̄ ̄ ̄/| .|
___(_ニつ/ アギ専用 / | .|____
    \/____/ (u ⊃

45 :通常の名無しさんの3倍:03/01/18 23:11 ID:???
>>職なりさん
乙です。ありま〜二人とも連れて行かれたか。
Zがこんな感じだとよかったんですけどね(w
マタ〜リ進めてください。

ところで、例のHPに行けないんですけどね・・・^^;

46 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 01:24 ID:???
そろそろ、保守しときますね。

47 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 01:52 ID:???
また、シャアが登場したらシャア×アムロ×セイラの微妙な三角関係をどう書くか
難しいところですね。(w

48 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 03:32 ID:???
そこはうまく、あっちでゴロゴロ、こっちでニャーニャー

49 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 04:26 ID:???
出来ればフォウタンにも幸せになって欲しいと
思うこの頃です。

50 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 12:56 ID:???
また、圧縮波がきてたね。

51 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 14:53 ID:???
>48
それ、(゚∀゚)イイ!!

52 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 15:01 ID:???
どうせならシャア×アムロで

53 :職人になりたい:03/01/19 17:46 ID:???
 甲板の上からそんな二人を眺めながら、スードリの部隊は、更にアウドムラに対する要求をする。
「仲介に入ったホンコンシティ当局の提案は、我々を侮辱したものである。アウドムラがそのままホンコンを脱出したら、人質の二人を虐殺する予定である。まず最初に、ドクター・スミスの命をもらう!」
 アムロとセイラはぎゅっと唇を噛んだ。お互い二人ともそこにケガをしており、激しい痛みが身にしみた。
「くそ」
「アウドムラはどうすると思えて?」
「さぁ・・・ハヤトのことですから、何か策があると思うのですが」
「こら、喋るな!」
 東洋系の男達がタバコを吸いながら、二人に注意する。
 銃を構えたそのうちの一人は、先ほどベン・ウッダーの部下に殴られて、アムロ同様に頬が腫れていた。
「ホンコンシティは、歴史がある街で趣きがありますよね、ドクター?」
 唐突に言われて、セイラは、何のことか分からずに戸惑った。しかし、アムロはウィンクして、
「旧世紀時代には、英国の植民地だったそうですが、東洋と西洋が混ざってエキゾチックとでも言うんでしょうか?」
「喋るなと注意したはずだぞ!」
 殴られた男が銃口をアムロに向けた。しかし、安全装置が下りていないことに気づき、尚も続ける。
「美しい街です。見学したいな、ビクトリアピークでしたっけ、夜景がきれいなんだろうなあ」
 うろ覚えの地名を必死に言う姿に、ようやくセイラにもアムロのアイデアが分かった。
「そ、そうね、100万ドルの夜景だったかしら。私は点心をたくさん食べたいな」
「ドクターは食いしん坊だから」
「まあ、アムロったら!」
 怒ってみせるセイラの姿に、ホンコン特務機関の男達も銃口をやや下げた。
「ティターンズは、アウドムラが降伏しなかったら、俺達を殺して、ホンコンを焼き払うんですよ」
「そうね、私達も命が惜しいけど、それ以上にホンコンのステキな町並みが破壊されるなんて、本当に気の毒だわ」
 ニューホンコンの破壊という言葉に、男達は反応する。明らかに動揺しているのだった。

54 :職人になりたい:03/01/19 17:47 ID:???
 船内からはスードリの連邦軍が右往左往している姿が見えた。真ん中で指揮を取るのは、もちろんベン・ウッダー大尉であり、きっとアウドムラ、ホンコンシティ当局の出方に対して、いろいろ算段しているだろう。
 反面、捕虜に対しては、特務機関だけしか監視の役を与えていない。そこがつけめだと思った。
「君達も知っていると思うが、エゥーゴは決してテロリストでも反乱軍でもない。特務機関員だったら、尚更知っているだろ、そのことは?」
「横暴なティターンズに尻尾を振ってどうしようというの?彼等は勝ったとしても、あなた達が愛するこの美しい街に禍根を残すと思うわ」
「・・・」
 返答がないが、男達は互いに顔を見合わせている。
 恐らく不安だったのだろう、ティターンズが勢力を伸ばしていく様子が顕著なので、ここは協力して恩でも売っておこうという計算が働いていたに違いない。
「甘いわね」
「甘い」
 二人は、間髪入れず男達の揺れる心を刺激した。
「俺達を壊滅させた後、次にティターンズ化した連中は、素直に応じなかったホンコンシティに対して、攻撃してくるな。見せしめ、とか言って、ボンだ」
「ひどいわね・・・街が滅びるのを見るのは、もうたくさん」
「ジオンの連中だって、手を出さなかったホンコンがなあ・・・ドクター、想像するだけで恐ろしいです」
「私もよ、アムロ・・・サイド1の30バンチ事件みたいなことが、ここでも」
「30バンチ事件?何だそれは?」
 たまりかねた東洋人の一人が切り出した。
 しめしめとばかり、アムロは事件の概要を説明した。エゥーゴが活発化した事件、それは、サイド1の30バンチの住民が毒ガスによって虐殺されたことであり、犯人がティターンズである、ということである。
 特務機関の男達は、虐殺、という言葉に反応していた。ベン・ウッダーも人質を虐殺する、と言っていたからだ。
 そんな体質は、もともと地つきの特務機関にはない。暗殺や誘拐ということはやっていても、街ごと虐殺されてしまえば、彼等は、そこで生活することができなくなってしまうからである。
「もう、いい」
 殴られた男がアムロの説明を遮って、二人に近づいた。
「これは俺の独り言だから、誰も聞いていないし見てもいない」
 ナイフを懐中から見せた男は、刃をギラリと光らせた。

55 :職人になりたい:03/01/19 17:58 ID:???
>42
触りたいですけどじっと我慢しておきます。(w
>43
おっしゃる通り。でも載せたいのは厨房だからかな?
>44
アムロに萌えますた。(w
>45
ミライ親子は解放。
こっちのベン・ウッダーはテレビより優しいのです。(w
どうしていけないのだろう?たくさんきてもらってるようなのですが。
>46
どうもです。
>47
う〜ん、自分の中では、先代(?)とは違って、シャアはセイラに対して普通(?)なんですよ。
>48
ブレックス暗殺か、ダ・カールまでお待ち下さい。
・・・って長過ぎる。書けるのか、自分?(w
>49
フォウ!!
悩みますね。
>50
サイクルが不思議。
>51
(w
>52
それは不可能です。

腹立つことあったので、2回分載せちゃいました。(w

56 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 18:26 ID:???
職なりさん、お疲れです。
御立腹のようですが二回分読めて得したな。(スマソ
 
やっぱりHPいけないです。早く行きたいなー!!
メアド確認お願いしますね。

57 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 19:19 ID:???
職なりさん乙です!2回読めてよかったです。

>>56
メアドカクニン、コレデイケルヨ

58 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 23:06 ID:???
>57
ありがとん。でも、いけない・・・なんでだろ?
メアド欄、自分のと同じなのにな。悲しい・・・


59 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 23:13 ID:???
スレの数がだいぶ増えてきたな。こう、次から次へと・・・

>>58
アタマニhヲツケマシタカ?

60 :58:03/01/19 23:21 ID:KR9FVRO9
一応、コピペしてから頭にhをちゃんとつけてるんですが・・・


61 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 23:29 ID:???
>>60
ソウカ、オカシイナ。デハコレデドウダ コレナライケルハズ

62 :通常の名無しさんの3倍:03/01/19 23:32 ID:???
イイカゲン アドレスヲ ランパツスルノ ヤメレ

63 :58:03/01/19 23:49 ID:???
すみませんです。

>61
ありがとうございました。

64 :通常の名無しさんの3倍:03/01/20 00:12 ID:???
セイラたんをいたぶりたい・・・
http://www.km-produce.com/new_work/title_showsai/mild_040/title_syosai.cgi

65 :通常の名無しさんの3倍:03/01/20 00:44 ID:???
>>58
行けないってのはおかしいね。ちゃんとブラウザのアドレス欄に貼り付けてる?
ググルじゃいけないよ。

>>64
懐かしいネタだね(w

66 :通常の名無しさんの3倍:03/01/20 05:48 ID:???
職なりさんの乳首はピンク

67 :通常の名無しさんの3倍:03/01/20 11:38 ID:???
                __   、
             , ‐ ''゙  ̄     `^' 、)
          , '゙                ゙ヽ
        ,. ゙                   '、
      /                     !,
      /    ,〃l.ト、              !,
     ,'   / イ   !{  \                ',
     i  / /!{   ヽ    ヽ、ヽ、         '、
      }  イ‐-.,_    __,,、_‐‐`、'.,         ヽ
     /   .} 'ヘナi,   '゙ヾアノ゙゙'  ゝ!          ヽ
    /     | ゛ ノ      ~   }.i.  !         ヽ
   ノ /    !  '、       ノ/  ,'           ヽ
 ‐' ノ   /   ' ,  ー-   /   /,           /
.   ゙' 、/     \  ゛    \.  //         /
     \.       ゙.t_-__. ‐''゙-へ         , ‐'゙
       ゙''‐- 、__ .f冂l| 」   , へ._  _, ‐'゙
       _, -‐''゙  ./ナ  ̄   _彡 ` ‐- ,,_

68 :通常の名無しさんの3倍:03/01/20 11:39 ID:???
    ,, ‐' ´  ´´   ´ー:z.._
    /'             `ヽ_
  /!'                `ゝ
. (           ,、 ,イ  ,、 、  `ヽ
  ゝ   ,イ-ト、リ_ヽノ V´ レ',.-、 , )!
. (/     )´、r‐o-=' /=c<,ィ ル'
  !  r‐、 }  ,,ー‐'  ( ー-' !/ 
  ヽ {.fi {( ;;;;;     _」  │ 
.  ヽ. `ー;`'     r─-、´  /  安室逝きまーす!!
   _`ヽ {    └--‐'  /┐
    |  ̄ ̄ ̄|┐  ´,. ‐'´  「

69 :山崎渉:03/01/20 14:37 ID:???
(^^)エヘヘ

70 :職人になりたい:03/01/20 15:21 ID:???
 ナイフを懐中から見せた男は、刃をギラリと光らせた。
 実のところ、アムロは恐怖で失神しそうになった。このまま、心臓か、はたまた舌でも繰り抜かれるのか、冷汗だらけになってしまった。
「誘拐まではいい。命を取らないできちんと返すからな。しかし、街自体の破壊は断じて許さん」
 ナイフの刃は、アムロとセイラの身体に突き立てられることなく、紐を切断するだけだった。
「そこでじっとしていてもらおう。あんた達に今逃げられたら、こっちが殺される」
 男はにやりと笑った。
「なぜ、俺達を?」
「ルオ大人がエゥーゴに協力しているようだな」
「ああ」
 華僑社会に多大な影響力を持った男なのである。もちろん特務機関に対して、発言力があってもおかしくはない。
「そういうことね」
「そういうことだ、ドクター」
 縛めが外れているのを気づかれるなということだ。アムロと特務機関の男は小さく笑った。

 甲板で、アウドムラが水上滑走をするのを目撃したベン・ウッダーは、双眼鏡を覗き込んだ。
 ブリッジに白旗が掲げてあるのを見て、ふと不安に囚われた。
「妙に素直だな、エゥーゴの連中・・・人質を連れてこい」
 部下がアムロとセイラを甲板に連れてきた。振り返って、
「死なずに済んだようだな、大尉」
「アウドムラがきたのか!・・・ハヤトめ、何を考えているんだ?」
 自分とセイラの脱出作戦ばかり考えていたアムロにとっては、早過ぎるアウドムラの降伏は予定外である。
「ハヤトのことよ、きっと」
 セイラが聞かれないように囁いた。
「そうですよね・・・セイラさん」
「何?」
「きっと何かあります・・・だから、覚悟していて下さい」
 見上げると、アムロは真剣な顔をしている。セイラは、胸がどぎまぎするのを否定できないでいた。 
 そういえば、私、アムロとケンカしているのだった、と思い出すものの、こうも至近距離にいれば、またこんな非常事態であれば、そんなことを言っている場合ではなかった。
 アムロが、いつのまにか、こんなに背が高くなっているとも思った。もっと昔はひよわで繊細だったのに、いや今も繊細だが大人になったというのか、男になったというのか。
 縛めをされている振りをするのを忘れて、アムロの手を握ろうとしたその時、比較的近い海上で水柱が上がった。

71 :職人になりたい:03/01/20 15:27 ID:???
>56
どうですか?
>57
ありがとうです。(w
>59
シード関係が爆発してますね。
>64
いたぶるよりいたぶられたい。
虐げるより虐げられたい・・・(w
>65
でも日付見ると、結構最近みたいですよ。
>66
後で鏡で見てみますね。どうだったかな?(w
>67
このAAのつむじが好きです。でも連投は避けて下さいね。
AAが多いと、ピカチュウのトラウマを思い出しちゃうから。

72 :通常の名無しさんの3倍:03/01/20 15:50 ID:???
ふと思った。
金髪萌えじゃなくて職なり萌えしてる奴が何人かいるな、と。

所詮、オールドタイプながらの直感に過ぎませんが。

73 :通常の名無しさんの3倍:03/01/20 20:02 ID:???
期待age

74 :58:03/01/20 20:02 ID:???
>65
ようやくいけました。ありがとうございます。お手数お掛けしました。
しかし、自分って間抜け・・・(恥

>職なりさん
お気づかい頂いてありがとうございました。住人さんのおかげでいけました。

成長して男になったアムロを意識するセイラさんに萌えました。



 


75 :通常の名無しさんの3倍:03/01/20 23:26 ID:???
>>72
痛気味の香具師もわるれるな

76 :通常の名無しさんの3倍:03/01/21 02:42 ID:???
職なりさんが金髪だったら最高なのにな。

77 :通常の名無しさんの3倍:03/01/21 10:52 ID:???
>>76セクハラすな。

78 :職人になりたい:03/01/21 19:47 ID:???
 モビルスーツの爆発である。
 水柱は大きな波となり、ホバーボートを揺らした。ベン・ウッダー達も慌てて何かに掴まらないと転びそうになった。下手すれば海に持っていかれかねない。
「今だ!」
 アムロはチャンスを逃さない。特務機関員ではなく、スードリの部隊に変わっていた見張りに蹴りを入れた。
 銃が甲板を滑り、気を取られた次の見張りにアムロは拳を叩き込む。
「アムロ、どこで覚えたの、そんな格闘技?」
「通信教育のカラテです!暇だけは死ぬ程ありましたからね、せいやっ!」
 冗談の応酬の後、最後の見張りの銃を蹴り上げてやる。揺れる船の上で、セイラは、銃を幾つか拾い、幾つかは海に捨てた。
 また水柱が上がった。どうやら、MK2が水中に潜って、やはり潜伏していたスードリのモビルスーツを撃墜しているようだった。
 ベン・ウッダーが何事が叫び銃を撃ってくるが、こうも大きな揺れの上では当たるものも当たらない。
「泳げますか、セイラさん?」
「あら、これでもプールつきの豪邸に住んでいるのよ」
「ようし、いきますよ」
「え、ほ、本当?」
 セイラの声を無視して、アムロは物陰の間を走った。走りながら、彼女の手を握りしめていた。
「うっ!」
 後ろで苦しそうな声が聞こえたが、構わずに走る。それを助けるかのように、爆発がまた起こって、津波のような波がホバーボートを襲った。
 カミーユのMK2は見事な活躍であった。もともと水中専用でもないというのに、次々とスードリのマリン・ハイザックを倒していく。
 それは、かつてベルファストや北大西洋で、アムロ自身が見せた戦法でもあった。マリン・ハイザックをジャンプさせて、水中から引きずり出して姿を現したところを狙撃する方法は、アムロが昔ズゴックと対峙したやり方そのままだ。
(教えた訳じゃないのに、カミーユはこの先どうなっていくのか!)
 呟いたアムロは、銃声の轟きに、急いで海に飛び込まねばならないことを思い出した。
 しかし、後ろのセイラの手から力が抜けようとしていた。
「セイラさん!!」
 振り向いたアムロが見たのは、パンツから血を滴らして痛みに喘ぐセイラの姿だった。血は幾条にも流れ、靴まで濡らしている。
「・・・私、もうダメだわ。先にいって」

79 :職人になりたい:03/01/21 19:50 ID:???
>72
それよりセイラさんですよ。
>73
どうも。
>74
それはよかったです。
お暇な時はカキコして下さいね。
>75
(w
>76
家訓で黒しか認められていません。(w
>77
もう慣れました。(w

80 :通常の名無しさんの3倍:03/01/21 23:32 ID:???
傷ついたセイラさんを置いて行くなんて出来ませんよ!
だよな、アムロ!!

81 :通常の名無しさんの3倍:03/01/21 23:44 ID:???
今だ、アムロ!
セイラさんをお姫さま抱っこで逃げろ!

82 :通常の名無しさんの3倍:03/01/22 00:51 ID:???
誰だ金髪さんを撃ったのは金髪さんに何か在れば
許しはせんぞぉ〜必ずや・・・・
忘れてしまった・゚・(ノД`)ノ・゚・・゚・。ウワァァァァァン

83 :通常の名無しさんの3倍:03/01/22 03:05 ID:???
セイラさん、こんな時に生理なんて・・・。
しかも大量派ですか。大変そう。

84 :通常の名無しさんの3倍:03/01/22 15:42 ID:???
セイラたんが傷物に・・・・ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァン!

85 :職人になりたい:03/01/22 19:24 ID:???
 蒼白な顔でセイラは言う。
 具合のいいことに、ちょうど近くに置いてあった緊急避難用のボートの陰に隠れて、アムロはセイラの傷口を確かめようとした。
 周囲は依然として、MK2とマリン・ハイザックの撃ち合う衝撃で騒がしく、また大きな波が押し寄せてくる。
 靴を脱がせ、ズボンを引き裂こうとすると、セイラが手を押し留めた。
「これでは、私、泳げないわ。アムロ、あなただけでもアウドムラに脱出なさい」
「セイラさんを置いてはいけません。かすり傷でしょ?」
「もういきなさい!それにカミーユ君を助けてあげて」
「セイラさん!」
 いよいよ激しくなるモビルスーツ戦に、ホバーボートは木の葉のように舞った。二人とも海水をまともに浴びて、びしょびしょ濡れになってしまう。
 このままこうしていれば、ボートにモビルスーツの流れ弾を食らうか、それともベン・ウッダーに見つかって射殺されるか、どちらかである。
「くそっ!」
 判断に迷う。恐らく、流れ弾が足にかすめたに違いない。それでも出血の量が多すぎて、自力で泳ぐのは難しいだろうとも思う。
 冷たく濡れたシャツを脱ぎ捨て、それを引きちぎるとセイラの傷口に巻いた。
「アムロ、どうするの?」
「セイラさんを抱えて、泳ぎます!」
「・・・私、実は泳げないの」
 この期に及んでセイラが何を言うのかと、アムロは呆れ、それから笑った。
「笑うことないでしょ、かなづちのこと」
 怒ったセイラだが、顔から血の気が引いている。余裕はあまりないはずだった。
「よいしょ」
 嫌がるセイラを両手で抱え、アムロはベン・ウッダーの追撃の有無を確認してから、舷側に立った。
「重いでしょ、だから置いていいのよ」
 恥らうセイラの頬にかすかに赤味が差す。同時に、例の淡い香水の匂いが空腹気味の腹に堪えた。
「俺がセイラさんを守る、って言ったでしょう」
 しっかりとセイラの身体を持って、顔を覗き込む。蒼い瞳が美しく、ピンク色の唇がこんな時でも艶かしいと思う。

86 :職人になりたい:03/01/22 19:26 ID:???
>80
ハイ、その通りです。
>81
!!
先読みに負けた。(w
>82
すいませんです。(w
>83
(w
>84
ごめんなさい!

87 :通常の名無しさんの3倍:03/01/22 20:41 ID:???
やった、やっぱりお姫さま抱っこだ!
いいぞ、アムロ!

88 :通常の名無しさんの3倍:03/01/23 00:15 ID:???
アムロ、いいわァ。セイラさん、女冥利につきますな。

89 :通常の名無しさんの3倍:03/01/23 00:33 ID:???
海水に入るなんて悶えるセイラタン少し心配

90 :通常の名無しさんの3倍:03/01/23 01:14 ID:???
だ!

91 :通常の名無しさんの3倍:03/01/23 03:49 ID:???
透けて見えるセイラさんの乳首(;´Д`)ハァハァ

92 :職人になりたい:03/01/23 15:40 ID:???
「いたぞ!逃げた人質が!!」
 スードリの兵士の声が聞こえ、また銃声が響いた。
 アムロは、一度青い海を見て、それから、
「祈って下さい、セイラさん」
「祈るわ・・・」
 セイラは最後まで言えなかった。アムロが口を奪ったからである。それは一瞬のことだったが、彼女は痛みを忘れて目を閉じた。
 一瞬の永遠。
 それは唇を奪ったアムロにも同じことだった。自分を抱くセイラの腕にカすかに力がこもった時、愛しさが増した。
「それ!!」
 兵士達の銃が乱射される中、二人の影が海に踊った。初夏の海に小さな水飛沫が上がる。

「次!」
 MK2の中で、カミーユは吠えた。
 スードリのマリン・ハイザックのパイロットの錬度が低いのか、それともカミーユが発達しているのか、どちらにしても、もはや敵ではない。
 ハヤトの計略下、白旗を掲げて水上滑空するアウドムラの下の海中を進むMK2は、やはり潜んでいたマリン・ハイザックを次々と撃破していった。
「このっ、抵抗するな、するから死ぬんだっ!!」
 昼間、エレカに乗せた少女の、美しく、しかし儚そうな微笑が脳裏をよぎる。
「あの娘、フォウ、って言ったっけ・・・いけない!」
 弾の尽きたハイパーバズーカを捨て、接近してきた最後のマリン・ハイザックに、ビームサーベルを横殴りに叩きつけて動きを止める。
 ズルズルと沈んでいく敵から離れ、ジャンプすると、人質を乗せていたホバーボートが逃げ出していく様子が見えた。
「カミーユ、深追いするな」
「人質はどうなったんです?」
「安心しろ、ミライさん親子は脱出した」
 ハヤトの声にカミーユはため息を吐いた。
「ふう・・・後の二人は?アムロ大尉とアリシア・スミスさん」
「アウドムラから、海に飛び込んだ姿を確認しているが・・・そこからは何か見えないか?」
 海に目を凝らすと、何かが海の上を漂っているのが、小さく見えた。豆粒のようだが、一人ではなく、二人である。
 海に投げ出された敵ではない、あれは!
「いました、二人です。これから回収します」
「頼む」
 二人を波に巻き込まないように、静かに海に着水させ、カミーユはハッチを開いた。

93 :職人になりたい:03/01/23 15:44 ID:???
>87
やっぱり外せないですよね。(w
>88
おお、ここにアムロファンが!(w
>89
そうですね、衛生的によくないかも。
>90

>91
ああ、やっぱり?(w

94 :通常の名無しさんの3倍:03/01/23 23:55 ID:???
おぉ、チュウキター!!!
イイ、イイぞーアムロォオオオーーー

しかしまた圧縮波ですね。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

95 :通常の名無しさんの3倍:03/01/23 23:57 ID:???
キス上げ

96 :通常の名無しさんの3倍:03/01/24 01:11 ID:???
アムロ、セイラさんに念願キッスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

97 :通常の名無しさんの3倍:03/01/24 07:38 ID:???
職なりさん乙!

98 :通常の名無しさんの3倍:03/01/24 10:27 ID:???
水中に横たわるマリンハイザック。
あのシーンかこよかったなぁ…。そんなことを思い出しました。

ところでセイラさん、早く脱いで乾かさないと風邪引くYO!
もちろんアムロに暖めてもらうのだね?(;´Д`)ハァハァ

99 :職人になりたい:03/01/24 15:07 ID:???
「大尉!ドクター!」
 MK2に向う赤い髪と輝く金髪が、波間に浮かび、そして沈む。
「大丈夫ですか!」
 アムロの手が上がった。徐々に近づきつつあるが、セイラの反応がないのに、ひょっとしてと、カミーユはいやな予感を巡らせた。
「バカ、俺は何を考えているんだ!」
 差し伸ばしたMK2の手の上に、二人がようやくたどりつく。ぐったりと横になったままのセイラの足が、真赤になっているのが見えた。
「いいぞ、カミーユ。陸にやってくれ!」
「ドクターは?」
「ケガしてるんだ、そっと頼む!!」
「あなたがついてて、どうしてケガなんか!」
 かっとなったカミーユがアムロを叱る。
 唇を噛んだアムロは、
「今はそんなこと言ってる場合じゃない。早く医者に診せないといけないんだ!」
(ったく色ボケしちゃってさ!)
 カミーユは、心の中でアムロを罵倒して、MK2を陸に向けた。

 身体が冷たく濡れている。季節は初夏なのに、手を握っても冷えてしまったままである。
 MK2が陸へ二人を上げてくれて、ボートでいち早く避難していたミライ親子が駆けつけても、アムロはセイラの手を握っていた。
「大丈夫?」
「ミライさん、セイラさんが、セイラさんが・・・目を開けてくれないんです」
 水を飲んでしまったのか、傷が痛むのか、セイラは動こうとはしない。
「血も出てるし、水を飲んだのかしら?」
「救急車をお願いします」
「分かったわ」

100 :職人になりたい:03/01/24 15:08 ID:???
 水を飲んだ、ミライの一言に動かされて、アムロはそっと顔を見つめた。額に貼りついた乱れた金髪を直してやって、人工呼吸でもするかとしゃがもうとすると、
「・・・ドサクサはいけないことよ」
「わ、わ、セイラさん」
 驚いて目を見張る。セイラはかすかに笑って、
「何とか生き延びたようね」
 介抱しようとするアムロを制した。そして埠頭の地面に横になるセイラは、疲れた声で言った。
「もうクタクタよ」
「き、傷は大丈夫ですか!?」
「痛いに決まってるじゃない」
「そ、そうですか・・・今、ミライさんが救急車を呼んでくれてますから」
 銃弾が船体に跳ね返って、足にかすめたようだと、セイラは医者らしく自分のケガについて分析した。それでも横になって動かない。
「遅いな、救急車!」
 落ち着かないアムロの手に冷たい手が触れた。
「焦らなくてもいいわ、大したケガじゃないし」
「で、でも」
 周囲にそろそろ野次馬が集まりつつあった。現地の言葉で二人を指し示し、騒ぎ立て、中には写真を撮ろうとする大馬鹿者さえいた。
「さすがにカッコ悪いわね」
 セイラはアムロに助けられて半身を起こしたが、足の痛みがひどく、自力では立てそうもない。
 それを見たアムロは決意し、セイラを抱き上げた。
「え、ちょ、ちょっと」
「さっきもやったんだから、平気ですよ」
 深窓の姫君を抱きかかえるように、アムロは華奢な身体を持ち上げた。途端に、見守っていた群集から、拍手や口笛が聞こえ、思わず二人は赤くなって見つめあった。
「は、恥ずかしいわ」
「そうですね・・・でもケガしてる時くらい、いいじゃないですか」
 照れたアムロが笑った。笑顔をしばらく見ていたセイラは、両腕を彼の首に回し、おとなしく従うことにした。
 力を込めてしがみついてくるセイラに、アムロは愛しさを感じるのである。そして、それはきっと金髪さん自身にも伝わっているはずだと思った。

101 :職人になりたい:03/01/24 15:12 ID:???
>94
チュウまで長かった〜(w
中学生か、このカップル!(w
>95
(w
>96
そうそう。念願です。(w
>97
どうもです。
>98
最初ザクマリナーだと思ってました。メカにうといもんで。(w
あ、そのネタ美味しいです。(w

100ゲットしました。(w
嬉しいことがあったから、二回掲載です。

102 :通常の名無しさんの3倍:03/01/24 16:14 ID:???
アムロでも役に立つことあるんだ!

と、ちょっと焼きモチ込めて罵倒してみるテスト。

103 :通常の名無しさんの3倍:03/01/24 19:45 ID:???
いいねー。突然のキス

104 :山崎渉:03/01/24 22:52 ID:???
(^^; 

105 :通常の名無しさんの3倍:03/01/25 00:43 ID:???
カミーユお前に、言われたくないわぁ〜とアムロ声

106 :通常の名無しさんの3倍:03/01/25 02:20 ID:???
セイラ、何やってんの!
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b31355336

107 :通常の名無しさんの3倍:03/01/25 17:26 ID:???
種対策アゲ

108 :通常の名無しさんの3倍:03/01/25 21:29 ID:???
>>106
作って売る奴もスゴいが、買う奴もスゴいな(−−;
セイラさんはベルダンディーに勝てるんだろうか?!(評価参照)

スレ違いsage。

109 :職人になりたい:03/01/25 23:11 ID:???
 スードリ部隊の横暴に憤りを感じていたニューホンコンの市民達は、決死の脱出をしてきた二人に、歓声を上げた。まるで、結婚式を挙げたばかりのカップルに対するように、である。
「アムロ?」
「何です?」
「助けにきてくれて、ありがとう」
 セイラが顔をアムロの胸に押し当てた。
「ど、どう致しまして」
 遠くから救急車のサイレンが聞こえてきた。同時にアウドムラの巨体とMK2が桟橋付近に近づくのが見えた。
「すごいな、カミーユ」
 あっという間に、何機ものマリン・ハイザックを撃破したカミーユに、空恐ろしいものさえ感じるのだ。
 救急車を先導してきたミライが、
「アムロのような子?」
 と訊ねてきた。
 アムロは首を振った。
「いや、違いますね。でも、俺よりずっと見込みがある」
 素直にカミーユを評価した。
 ミライの娘、チェーミンに手を取られてこちらにやってくるカミーユは、頼もしいパイロットになりつつある。
(しかし、どこか線が細くて、壊れてしまいそうだ)
 密かにそんな感想を持った。と、そこへ、
「あなた達がいけないのよお!あなた達のことになると、アムロは危険なことをやってしまうのよっ!!」
 真紅のゴージャスなチャイナドレスの裾から見える太腿も露わに、ベルトーチカが食って掛かった。セイラはすでに反論する気力もなく、ただ泣いて喚き散らす彼女を眺めるのみだった。
「違うわ、アムロはそんな弱い人じゃないわ」
 セイラの代弁をしてくれたのがミライである。
「だって、だってぇ!!」
 ベルトーチカはアムロの胸に飛び込みたいが、それを阻害するのが、抱きかかえられるセイラである。
「もういい」
 アムロは言う。彼も疲れていた。
 この数日間の冒険の疲労が、そろそろ押し寄せてくる感じだった。

110 :職人になりたい:03/01/25 23:14 ID:???
>102
もしや731さん?
>103
突然奪うキス。ハアハア(w
>105
カミーユもぼけてますもんね。(w
>106
残念、見れませんでした。
>108
くくく、見たいです〜

111 :通常の名無しさんの3倍:03/01/26 02:07 ID:???
この展開だとアムロは、アムロVSシッロコの夢の対決見れそう。

112 :通常の名無しさんの3倍:03/01/26 16:23 ID:???
前より住民減ったな。つまらないのか?

113 :職人になりたい:03/01/26 18:54 ID:???
「ご苦労様です、アムロ大尉」
 嬉しそうなチェーミンに手を引かれたカミーユが言った。
 カミーユは泣き崩れるベルトーチカを見、ミライを見て、最後にアムロの腕の中のセイラを見た。本来なら、三角関係を冷やかしたいところだったが、出血している彼女の姿がそれをさせなかった。
「ありがとう。君こそ大活躍だったな」
「いえ」
 ようやく救急車のハッチが開き、アムロは、救急隊員が用意したストレッチャーの上にセイラを乗せた。
「痛くないですか?」
「ええ、私は大丈夫」
「病院まで一緒にいきます」
「私はいいから、アウドムラに戻って」
「そんな訳にはいきません」
 恋人同士のような仲睦まじい会話に、カミーユは呆気に取られた。
「カミーユ君・・・カミーユ!!」
「は、はいっ!」
「俺は、セイ・・・ドクターと一緒に病院にいく。後でアウドムラに戻るから・・・ミライさん達はケガはないですか?」
 私達は大丈夫とミライはうなづく。
「そうですか。じゃ、カミーユ、ハヤトによろしく言っておいてくれ」
 アムロは救急車に乗り込み、ミライ親子と泣きじゃくるベルトーチカ、カミーユを残して立ち去った。
 涙でぼろぼろになったベルトーチカの嗚咽を聞きながら、カミーユは、ファではなく、フォウ・ムラサメにひどく会いたくなっていた。

114 :職人になりたい:03/01/26 18:55 ID:???
>111
宇宙には上がらない予定です。
>112
・・・すいませんです。

115 :通常の名無しさんの3倍:03/01/26 19:21 ID:???
職なりさん、乙です。
アムロ、やっぱり金髪さんの側を離れちゃダメですよね。
グッジョブです!
カミーユもアムセラに当てられてフォウと…。

>>112
単に週末だったからじゃないかな・・・。

116 :通常の名無しさんの3倍:03/01/26 22:50 ID:???
>115
うん、セイラさんから離れてはダメですよね。
でもアムロの身体も心配です。あとでドッと疲労の波が・・・

117 :通常の名無しさんの3倍:03/01/27 03:07 ID:???
スゲーおもしろいYO!

職なりさん、ガンバってや。

118 :通常の名無しさんの3倍:03/01/27 08:05 ID:???
変態・純情スレ対抗しる!

119 :通常の名無しさんの3倍:03/01/27 09:22 ID:???
宇宙には上がらないのかぁ。では

「アムロ、触診します!(´Д`;)」

120 :職人になりたい:03/01/27 18:47 ID:???
今日は風邪で沈みまつ。ごめんなさい。

121 :通常の名無しさんの3倍:03/01/27 18:59 ID:???
>>120
お大事にして下さい 楽しみに待っています

122 :通常の名無しさんの3倍:03/01/27 23:20 ID:???
>職なりさん
ゆっくり静養なさって下さい。
でも、続きをはやく読みたいな。(w


123 :通常の名無しさんの3倍:03/01/28 01:39 ID:???
職なりさん乙!
インフルエンザの猛威とどまるところを知らず。
列島各地で死者続出!
ガンダムエースではお漏らしセイラさん登場!

124 :通常の名無しさんの3倍:03/01/28 01:52 ID:???
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シャア板が無くなる前にお知らせでした。
詳しくは自治スレで

125 :職人になりたい:03/01/28 14:20 ID:???
「まだまだ、時間が掛かりそうだな」
 ハヤトは、夕闇迫るニューホンコンの街並みを見ながら呟いた。
 ブリッジから眼下に見えるルオ商会の車輌の数は、まだまだ減りそうもない。
「さすが、ルオ商会の力、と言ったところですか?」
 ステファニーはそれには返事をせず、
「市長が今晩12時までに退去要請を出しています。ぎりぎりまで粘りましたが、これが精一杯」
「いや、あなたはよくやって下さっている。感謝します。問題は、全部積み終るかどうか」
「終わらせますとも」
 ステファニーが力強く言うものの、ハヤトは不安になった。
 今日のことで、ニューホンコンはエゥーゴ・カラバ寄りになっているとはいえ、スードリの暴挙を恐れている。何をしでかすか分からないベン・ウッダーに対して、脅えているのだ。
「アムロ!」
 ブリッジのエレベーターから、アムロが出てきた。
 ばつの悪そうに頭を掻いて、アムロは一言、
「病院から叩き出された。健康なら、さっさと戻れって」
「セイラさんは?」
「病室だ。入院するかもしれない、と医者は言っている」
 ふうむとハヤトは腕を組んだ。
「実は、今晩中にニューホンコンを出発しなくてはならないんだ」
「え、それは・・・無理だ」
 セイラのケガは、やっぱり彼女自身が見たてた通り、大したものではなかったが、念のため一晩入院しようということになったのだ。
「ご心配なく。彼女の身柄はルオ商会が保護しますから。連邦政府にも軍隊にも何も言わせません」
 余計なことをステファニーが言う。
「そ、そうですか?」
 アムロは、セイラと離れたくないし、ニューホンコンに置いていくつもりもない。だが、うまくステファニー・ルオを言いくるめる台詞が思いつかなくて、戸惑うだけであった。

126 :職人になりたい:03/01/28 14:25 ID:???
>115
うう、いきなり離れちゃいました。すいません。
>116
もう疲れて大変です。(w
>117
本当にありがとう。
>118
変態・・・ああ、あのスレですね。(w
>119
(w
>121
今、起きました。ありがとうです。
>122
わわ、ありがとうです〜
>123
死ぬのはいや!
え?お漏らし?そんなのありましたか?
>124
なくなるのですか?

トニーさんのセイラさんにも、萌えました。(w

127 :通常の名無しさんの3倍:03/01/28 21:14 ID:???
セイラ本スレを死守します。

128 :通常の名無しさんの3倍:03/01/28 23:25 ID:???
>職なりさん
お早い御帰還、なによりです。

ふたり、イイ感じになってきたのに離れてしまうのか?
アムロ、ダメ押ししとかないと! 

129 :通常の名無しさんの3倍:03/01/28 23:30 ID:???
離れるのか?本当の離れていいのか?アムロ!

130 :通常の名無しさんの3倍:03/01/29 00:49 ID:???
ステファニーもアムロに惚れたかだとすると策略だなと
言ってみる。

131 :通常の名無しさんの3倍:03/01/29 01:12 ID:???
ステファニーがセイラさんに惚れたりして

132 :職人になりたい:03/01/29 17:00 ID:???
「ハヤト、カミーユは?」
「おう、さっき食事を配る手伝いをするって言ってたぞ」
「そうか、様子を見てくる」
 そそくさとその場を逃げ出したアムロに、ハヤトとステファニーは首を捻るだけである。

 下の階に降りたアムロは、ワゴンから食事のパックを取り出して、各部屋に配ろうとするカミーユを見つけた。
 カミーユは、どことなく顔色がすぐれないように見えた。さっきの戦闘の疲労のためか、それとも何か心配事でもあるのか。手に取ったパックを見つめては、ため息を吐いている。
 アムロは明るく、
「カミーユ、遊んでいるとハヤトに叱られるぞ」
「遊んでなんかいませんよ。考えごとをしているだけです」
 機嫌が悪い。
「昼間とか昨日とかに会ったという女の子のことか?」
 カミーユがニューホンコンに到着してから、どこかの女と何回か接触しているらしいということは、周知のことだ。
 もっとも非常事態が続くために、正規軍でもないアウドムラでは、それを注意したり警告する無粋な人間はいない。これがエゥーゴなら、例えばアーガマであれば、ブライト・ノアからの修正が入るかもしれない。
 パックをワゴンに戻したカミーユは、ちらとアムロを見て、
「恋とかっていう感情とは違いますね。何て言うかな、もっと硬質な感じなんです。分かりますか?こういう気分。つまり・・・・経験あるんでしょ?」
 ララァ・スンのこと。今も時々夢を見る、褐色の肌と深い緑した不思議な色の瞳の少女のこと。
 セイラを想う今も、忘れない、いや、忘れ得ない女(ひと)であった。
 瞬間的に引きずり込まれるような錯覚と、遠い記憶の彼方に、アムロは溺れそうになった。しかし首を振って、カミーユの顔を見つめ返した。
「ニュータイプだと言いたいのだろうが、違うな。洞察力の優れた人間なら、初対面の人でも分かり合えるさ」
 アムロとセイラ、ベルトーチカ、そして微妙に絡んでいるらしいクワトロを含めた不思議な四角関係に、時折、傷を舐め合うようなものを感じて不快になることもあったカミーユだったが、今は素直に言葉に耳を傾けた。

133 :職人になりたい:03/01/29 17:03 ID:???
>127
どうもです。
>128
ありがとう。
ダメ押ししないとね、押しが弱いと引いちゃいますよね。(w
>129
フォウがそろそろ出てきます〜
>130
(w
その展開、イイですね。(w
>131
何ですって!!(w

134 :通常の名無しさんの3倍:03/01/29 17:11 ID:???

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135 :通常の名無しさんの3倍:03/01/29 23:58 ID:???
>忘れ得ない女(ひと)かぁ・・・
ここのアムロはララァを異性として愛してたのかな?

136 :通常の名無しさんの3倍:03/01/30 00:45 ID:???
>>135
御大の小説「密会」を読む限り漏れは、両思いと判断しました。

ついにフォウタ登場ですかセイラさんと絡みはあるのでしょうか? 

137 :職人になりたい:03/01/30 19:35 ID:???
今日はダメでした。

138 :通常の名無しさんの3倍:03/01/30 23:51 ID:???
今日はお休みですか、残念。

>136
そうなんですか・・なんだか読みたくなってきたな。
『密会』買ってこよっと。

139 :通常の名無しさんの3倍:03/01/31 00:35 ID:???
http://cgi.2chan.net/l/src/1043933590040.jpg


ハァハァ

140 :通常の名無しさんの3倍:03/01/31 00:59 ID:2zMNS48P
質問ですが、
アムロは1年戦争で敵を何機撃墜したんでしょうか?
TV版の数を知っている人いますか?

141 :通常の名無しさんの3倍:03/01/31 01:27 ID:???
>>140
確か60〜70機ぐらいだったような・・・

142 :通常の名無しさんの3倍:03/01/31 03:03 ID:???
>>140
ガンダムエースSの表の使用して計算すると
MSMAと戦闘機・戦艦全部で合っていれば201です。

職なりさんガンバ

143 :通常の名無しさんの3倍:03/01/31 13:48 ID:???
職なりさん(;´Д`)ハァハァ

あっ!ごめんなさい ハァハァ の使い方を間違えた。

職なりさん頑張ってくださいね。

144 :通常の名無しさんの3倍:03/01/31 14:04 ID:???
>>140
MS48機
旧ザクx1 ザクFx1 ザクJx10 グフx1 ドムx3
ゴッグx3 ズゴックx1 ゾックx1 アッガイx3
リック・ドムx22 ギャンx1 ジオングx1

戦闘機50機
ドップx35 マゼラ・アタックx10 マゼラ・トップx3 ルッグンx1 ドダイYSx1

MA7機
グラブロx1 ビグロx1 ザクレロx1 ビグ・ザムx1 ブラウ・ブロx2 エルメスx1

戦艦(空母)10隻
ガウx2 ギャロップx1 カーゴx1 チベx1 ムサイx5

計115機

145 :職人になりたい:03/01/31 15:22 ID:???
「では、あの引っ張られるような感覚もですか?」
 何かを思い出すような感じになる。サイド6のコテージで、ソロモンの海で、ア・バオア・クーの内で外で、ララァの声に引っ張られたことがあったことが、思い返された。
「引っ張られる?」
「ええ」
 触れ合うだけでなく、互いを引っ張るといった感覚を、フォウと共有したカミーユは、うなづいた。
 そこへ、ベルトーチカが現れた。もう派手なチャイナドレスではなく、普段着である。
「男二人で内緒話?何だか楽しそうね」
 二人は呆気に取られたが、気を取り直したカミーユがいらいらと、
「何か用ですか!」
 話の腰を折られて、不愉快なのである。
「隅に置けないのね、カミーユも」
「そんなんじゃありませんよ!」
 フォウのことを、からかわれているような気がして、カミーユは刺々しくなった。
 ベルトーチカはそれでも動じなかったが、アムロは話を続けて、
「カミーユ、危険だ。その女には近づかない方がいい」
「どうしてですか!」
 思いがけず、アムロから意外な返事を受けたカミーユの声が高くなった。ワゴンを放り出し、詰め寄りかねなかった。
「理由はない」
 カミーユには、自分と同じ悲劇を繰り返し経験させたくないのだ。だがそれを語るには、アムロ自身まだまだ時間が必要なのである。
 それに、セイラのことを考えていたい。ララァのことを説明しながら、自分自身も傷つきたくはない。
「ララァって人のことですか!?」
 背を向けたアムロにカミーユの声が追い被さるが、一瞥だけをくれてその場を去った。
 ベルトーチカが追わなかった理由には、訳がある。彼女はカミーユに近寄って、まくし立てた。
「ララァの話をしてたの?」
「そうですよ!」
 腹立てた者同士の会話は、峻烈だった。

146 :職人になりたい:03/01/31 15:28 ID:???
>135
自分は、前にも書きましたがララァとアムロが愛し合った説を支持しています。(w
>136
密会は読みました。でもそれなら、ファーストをもう一度小説化して欲しかったです。(w
>138
すいませんでした。
密会はあっという間に読めますよ。
>139
これは!!
ガンダムエースのセイラさんだ!!
>142
どうもです。
>143
???
自分にハァハァ?(w
>144
お疲れ様でした。

147 :通常の名無しさんの3倍:03/02/01 01:29 ID:GzbK64xK
丁稚上げ

148 :通常の名無しさんの3倍:03/02/01 07:01 ID:???
雪降ったなー……職なりさん甲!

149 :通常の名無しさんの3倍:03/02/01 07:03 ID:???
小説版でアムロが、生き残っていたらシャアの弟ですな。
アムロは、シャアをお兄さんと呼ぶのか?

150 :通常の名無しさんの3倍:03/02/01 08:25 ID:???
アムロ、ずっとセイラさんの事考えてちょーだいな。(w

151 :通常の名無しさんの3倍:03/02/01 12:26 ID:???
シャアをお兄さんと呼ぶアムロ萌え♪

152 :通常の名無しさんの3倍:03/02/01 15:30 ID:???
  ジャレツクナー!
    r'⌒⌒^'r'⌒⌒`ヽ
   ( rνyy(ミ""メ""ミ )
    ヾ;`Д((▼∀▼ツアムロ、オニイチャンアソビニキチャッタヨ
    U ]¶[ \ ¥  ノ
   /    / ̄ ̄ ̄ ̄/
 __(__ニつ/アムロ専用/
     \/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


153 :通常の名無しさんの3倍:03/02/01 16:15 ID:???
自分が原因で兄弟ゲンカに、なんて・・・
女冥利につきる、のかなセイラたん。

154 :職人になりたい:03/02/01 17:41 ID:???
 カミーユはアムロに逃げられたような気がするし、ベルトーチカは寝言で聞いた他の女の名前に気が気ではないのである。
「何でこう、アムロには女の話ばっかりあるの?セイラとか、ドクターとか、ララァとか、ミライとか」
「知りませんよ、そんなこと!!それにセイラって人は、ドクターのことでしょう?ミライさんは人妻だし」
 漫才の掛け合いのようであるが、二人の声の真剣さに、通りかかって話を聞いていたミライは思わず進み出た。
 ベルトーチカは決心して、ミライに向って、
「お聞きしたいことがあります。ララァって人はアムロの何なんです?」
「私も詳しくは知らないわ。ジオンのパイロットだったということだけ」
「ウソよ!」
 激しい嫉妬心で噛みつくベルトーチカは、さながら火の玉である。しかし、ミライは穏やかな笑顔で、
「そんな風に決めつけられたら、何も話せないでしょう?」
 と返す。
「私はアムロのことを心配しているのよ。アムロのことを知らなければ、気の遣いようがないでしょう?」
「あなたは不用意に他人の心の中に入り込み過ぎます」
 言い方は優しいが、ミライは手厳しかった。少々のことでは引き下がらないベルト−チカも、ややうつむいた。
「私は今、私の心を話したつもりです」
「ララァは死んでしまったのに、アムロを決定的に現実世界から引き離してしまった人」
 穏やかな言い方ではあるものの、中身は重く、悲しい話である。
 アムロが時々見せるもの悲しい雰囲気、ドクターとベルトーチカの間で演じる喜劇、失った七年間、それはすべからく、ララァに起因していたのか、とカミーユは思いを巡らせる。
 逆に、自分とフォウはああなったりはしないと決意するのだが、つい質問をしたくなった。
「愛していたのですか?」
「敵同士ろくに会ってもいなかったのよ。なのに、人生を変えるほど愛し合えることができて?」
「・・・」
「アムロはあなたに何かを言ったの?」
「フォウが・・・ニューホンコンで会った女の人ですけど、俺にとって、その人と同じかもしれないって」

155 :職人になりたい:03/02/01 17:44 ID:???
>147
(w
>148
乙!
>149
お兄様だったら、いやです。(w
>150
心が揺れるのです。(w
>151
同意です。(w
>152
わはは、爆笑です、キチャッタヨに。(w
>153
どっちに味方しますかね?

156 :通常の名無しさんの3倍:03/02/01 18:26 ID:???
種アゲ

157 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 00:30 ID:???
アムロに負けずカミーユがんばって幸せになれ!!!

158 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 02:15 ID:???
>149
また、新婚生活ネタの事思いだしてしまったよ・・・
マジでだれか書いてくれないかな〜


159 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 02:18 ID:v+5eh5BQ
すれ違いで恐縮だが質問
現在ファースト見てるんだがこれ見終わったら次からどういう順番で
みればいいんだ?逆襲のシャア?

160 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 07:31 ID:???
>>159
1st→Z→ZZ→逆襲のシャア

161 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 12:30 ID:???
>>159
1stはTV版と映画版の両方見れよ!

162 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 14:49 ID:???
ZZは飛ばしてもよさげな気も…漏れ最初の数話で脱落した(´Д`;)

163 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 14:52 ID:???
ZZ見ないならZも見ない方がいいと思う
どのみち映像だけみても逆シャと前の2つのつながりは感じられないだろうし

164 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 17:59 ID:???
Z〜ZZと続けて両方見た方がいいとおもうよ。
ZZの事をよく言わない人は>>162の様に見てもいない人ばかりみたいだし…
ていうかスレ違いですね。

165 :職人になりたい:03/02/02 18:49 ID:???
 遠い目をしたカミーユに、ミライとベルトーチカは沈黙した。
 ミライは、アムロとララァの悲劇が、カミーユとフォウという女に再び起きないことを祈りつつ。
 ベルトーチカは、ささくれだった心を必死になだめつつ、アムロのことを考えながら。

 夕日が完全に沈み、夜の帳が訪れてニューホンコンの各地に派手なネオンサインが灯り出す頃、カミーユがアウドムラの外に抜け出していく。
「あいつ、どこかにいくのか?」
 アムロが見ているうちに、カミーユはコンテナの間を潜って、外に置いてあったバイクに跨ってしまった。
 轟音が一回、バイクが走り出す。
「しょうがない奴だ」
 フォウとかいう女に会いにでもいくのだろうということは、理解できる。
 かつて自分も、サイド6でララァのいたコテージの前を通るために、偶然そこにいた父親に会いにいくという名目を利用したことがあるから分かるのだ。
 もちろん、ホワイトベースの誰にも、ガンダムの設計者である父親が、酸素欠乏症のままそこにいたということを言っていない。ただテム・レイに会うのを心の中の口実にして、わざわざ白鳥の湖を通って、ララァの姿を見にいったのだ。
「同じだな。人のことをとやかく言う資格なんて、俺にはありはしない」
 カミーユのことは放っておこうと思う。軽い熱病のように、今は感じているだけなのだ。
 それは自分にも分かる。マチルダのこと、クラウレ・ハモンのこと。ただ、ララァだけが違った。
「セイラさんも、か」
 入院する時、蒼ざめた顔でアムロを見ていたセイラ・マス。
「アウドムラは時間がないはずよ。その時は構わないから、私をここに置いていって」
「バカなことを!セイラさんを残してはいけません」
「今度こそ、先にいきなさい。そうしないと、ハヤトもカミーユ君も・・・」
 医師が付き添い、病院の奥へと運ばれていく。看護婦がアムロに、
「あなたも治療しなくては!血が流れていますよ」
「俺のことはいい!いいんだ、それよりセイラさんのことを!」
「セイラさん?・・・ああ、ドクター・アリシア・スミスですね。さあ、ここからは私達に任せて」

166 :職人になりたい:03/02/02 18:53 ID:???
>157
フォウと幸せにしてあげたいけど・・・ファのこともあるので、どうしましょうか。
ファも好きなんですよ。(w
>158
書いて欲しいですよね。
>161
両方見た方がいいです。
>162
見ましょう!
>163
Z見なかったら、このお話も面白くないかも。(w
>164
宇宙世紀は必須です!(w

167 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 18:54 ID:???
>>159
内容の時代順としては

「ガンダム」(+劇場版T・U・V)
「ガンダム第08MS小隊」(+劇場版ミラーズ・リポート)
「ガンダム0080ポケットの中の戦争」
「ガンダム0083スターダスト・メモリー」(+劇場版ジオンの残光)
「Zガンダム」
「ガンダムZZ」
「ガンダム逆襲のシャア」

の順になるですよ。

168 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 20:44 ID:???
職なりさん いつも楽しく読ませてもらってます。
これからもがんばってくださーい

169 :通常の名無しさんの3倍:03/02/02 23:30 ID:???
>>159
ついでに小説版のガンダムシリーズも読んでおくと良いよ。

職なりさん、そこを何とかフォウタンを助けてください。

170 :通常の名無しさんの3倍:03/02/03 01:02 ID:???
アムロ、カミーユを追わなくていいのか?

171 :通常の名無しさんの3倍:03/02/03 05:34 ID:???
セイラはサービスが足りない

172 :職人になりたい:03/02/03 16:50 ID:???
 アムロは、新人看護婦に消毒され、彼女の下手な手つきで、腕や足を包帯でグルグル巻きにされて、アル中のように鼻の赤い老人医者に形ばかりの診察を受けた。
 結局、問題なしと診断され、さっさと追い出されてしまった。
(もし、セイラさんに何かあったら・・・)
 跳弾とはいえ、銃弾には違いあるまい。傷になったら、いやまともに歩けなくなったら、どうするのだ!
(俺の責任だ)
 アムロは夜空を見た。街の灯は明るく、月明かりでさえもかすんでしまいそうだった。
(セイラさんに会いたい)
 想いは募る、募っていく。今こそカミーユの行動力を見習うところだ。
(ようし、いけ、アムロ!)
 放たれた情熱に促されて、アムロは走り出した。不思議とクタクタだった身体に疲れはなかった。
 アドレナリンは全開である。

 病院に集う、いつ診てもらえるか分からない老人達のお喋りに耳を傾ける。リーさんとこは、ワンさんとこは、と、いつ果てるともなく会話は続いていた。
 迂闊なことに、セイラの病室を知らないのである。
「俺は何やってるんだ」
 待合室のソファに座って、アムロは頭を抱えた。そこへ偶然、昼間セイラを運んだ看護婦が通りかかり、
「あのう!」
「あら、あなたは・・・昼間運ばれたお嬢さんの」
 こうなれば話は早い。くどくど説明する手間を省いて、部屋番号を尋ねた。
 初老の看護婦は笑って、
「あなた達がエゥーゴだって知ってるわ。ティターンズの連中といったら、横暴だもの。腹が立つっていったらありはしない。いいわ、お嬢さんの部屋は・・・」
 と快く教えてくれた。
「でも、もう面会謝絶の時間だから」
「分かっています。あなたにはご迷惑はお掛けしません」
 アムロは礼を言って部屋に向った。

173 :職人になりたい:03/02/03 16:54 ID:???
>167
これだけあったら、お金が幾らあってもきついです。(w
>168
ありがとうございます。応援が励みになります。
>169
小説は・・・「錦の御旗」とか言われましたね。(w
フォウの件は善処しますですけど、自分はファ派ですので。(w
>170
追いかけますよ〜
>171
サービス?

174 :通常の名無しさんの3倍:03/02/03 20:12 ID:???
セイラさんの部屋は個室かな?
個室に2人きり…(;´Д`)ハァハァ

175 :通常の名無しさんの3倍:03/02/04 00:20 ID:???
いけ、いけ、アムロ!!
続きを妄想してして萌えますた。

176 :通常の名無しさんの3倍:03/02/04 01:40 ID:???
セイラの寝顔を見つめるアムロに萌え

177 :通常の名無しさんの3倍:03/02/04 18:43 ID:cbxAxSys
あげとく

178 :職人になりたい:03/02/04 20:43 ID:???
体調が悪くて・・・すいません。

179 :通常の名無しさんの3倍:03/02/04 21:35 ID:???
>>178
お大事に

180 :通常の名無しさんの3倍:03/02/04 23:55 ID:???
>職なりさん
ゆっくり養生して100%充電してくださいね。

181 :通常の名無しさんの3倍:03/02/05 00:29 ID:???
>>178 無理しないでください

182 :通常の名無しさんの3倍:03/02/05 02:55 ID:???
職なりさん
シッカリと体調整えてからで良いです。

183 :通常の名無しさんの3倍:03/02/05 04:28 ID:???
職なりさん、お大事に
本復されてからガンガッってください
とりあえず保守

184 :職人になりたい:03/02/05 17:27 ID:???

 薄暗い部屋の中に、セイラが寝ていた。規則正しい、穏やかな寝息だった。白い顔に、時折、赤や青といった街並みのネオンサインが映えては消えていく。
(セイラさん)
 危うく声が出そうになった。
 起こす訳にもいかず、側にあったイスに座ると、徐々に昼間の疲れが出てきそうになる。
(セイラさん)
 ジオン・ダイクンの娘として生まれ、一年戦争の時にはサイド7の現地調達クルーとして、皮肉にも兄の「赤い彗星」に追われた人。
 戦後は、エゥーゴに身を投じ、今度は兄と協力して、アムロを助け出した。
(あなたは、今でもお兄さんのことを心配して泣くのですか?)
 そこに嫉妬心がないといえばウソになる。
 シャアはエゥーゴの中核として活躍し、セイラはそれをサポートし戦っていた。当たり前だが、自分の知らないところで、兄妹の絆は深く繋がっているようだった。
 今ではクワトロと名乗るシャアと孤高の姫君のセイラは、自分を籠の中の鳥と呼んだ。
(でもシャア、貴様は、妹のセイラさんを泣かしてばかりいるじゃないか!)
 この反発する心を否定できないのだ。
「兄さん、いかないで」
 アムロはセイラを起こしたかと心配になる。しかし、寝返りを打つサラサラの金髪が乱れるだけだった。
 兄を寝言で呼ぶセイラ。そこには入る隙間はないのかと、アムロは悲しくなった。
 肩まで落ちた毛布を戻してやると、セイラが顔をこちらに向けた。形のいい唇がかすかに開き、
「アムロ」
 とはっきり言った。
(セイラさん、好きだ)
 脈打つ心臓の高鳴りを聞かれたくなく、アムロは胸を手で押さえた。そして衝動に駆られて、眠るセイラに顔を近づけていく。
(俺が守る)
 心の呟きよ、届けとばかりに、アムロは唇を重ねた。船上での一瞬とは違い、数を数えながら、ゆっくりとくちづけを交した。
 芳しい吐息を吸うアムロ。夢中になって唇を吸い続けた。
 ニューホンコンの色とりどりのネオンが照らし出す二人を、明るい夜空が見ていた。

185 :職人になりたい:03/02/05 17:31 ID:???
>174
個室ですよ。自分もハァハァ(w
>175
いくのです、アムロはいくのです。
>176
さ、先読みされました。
>177
どうも。
>179,180,181,182,183
ご心配お掛けしてすいません。
死ぬほど寝たらよくなりました。
ありがとうございます。

186 :通常の名無しさんの3倍:03/02/05 19:03 ID:???
>「兄さん、いかないで」
> アムロはセイラを起こしたかと心配になる。しかし、寝返りを打つサラサラの金髪が乱れるだけだった。
> 兄を寝言で呼ぶセイラ。そこには入る隙間はないのかと、アムロは悲しくなった。
> 肩まで落ちた毛布を戻してやると、セイラが顔をこちらに向けた。形のいい唇がかすかに開き、

  切なくもホロリとしますた。ただこのあと・・・・
  「アムロ(がしつこいの。殺ってくれて?)」
  なんて事を想像して(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

187 :通常の名無しさんの3倍:03/02/05 19:49 ID:???
アムロ、やるじゃない。ハゲしくハァハァしますた。

にーさんの夢をみているセイラさん萌え!!
 

188 :通常の名無しさんの3倍:03/02/05 20:55 ID:???
その兄は寝言で恥をかいてるけど、
寝言は兄弟そろって持つような癖なのだろうか。そういう体質とかはあるのかも。

職なりさんの作品では、アムロも寝言のせいでベルトーチカと別れましたね。

189 :通常の名無しさんの3倍:03/02/05 21:19 ID:???
寝言・・・あなどれんな。

190 :通常の名無しさんの3倍:03/02/05 21:42 ID:???
アムロ!
むちゃくちゃ羨ましいシチュエーションじゃないか!

191 :通常の名無しさんの3倍:03/02/06 00:05 ID:???
職なりさん、そうですか体調には気よつけましょうお互い・・・
実は、起きていてアムロが病室から出ていったら
赤面してシーツを被るセイラさん萌え

192 :通常の名無しさんの3倍:03/02/06 01:40 ID:???
夢中になってそして…!


夜はこれからだ(;゚∀゚)=3ムッハー

193 :通常の名無しさんの3倍:03/02/06 16:04 ID:???
      r'⌒⌒^'、
      ( rνyy'ソ
      ヾ*゚∀゚ノ=3ムッハー
     く/  く_く
     (((((( ,/)
       しし'

アムロがパンツを下ろす用意をしています。

194 :通常の名無しさんの3倍:03/02/06 19:23 ID:???
セイラさんの寝顔萌え!ハアハア

195 :職人になりたい:03/02/06 21:08 ID:???
「いつもドサクサに紛れてキスするのね」
 唇を離した後、金髪さんが目を開いて言った。
「あ、あ、お、起きてましたか!」
 今度の心臓の高鳴りはときめきではなく、動揺そのものだ。恥ずかしくなったアムロは、頭を掻いて真っ赤になった。
「起きちゃったわよ、あんなに熱烈なキスされたら」
 微笑むセイラは儚かった。力のなさにケガの具合が分かるような気がした。
「ケ、ケ、ケガはどうですか?」
「麻酔打たれたからよく分からないけど、ここのお医者は優秀ね。跡が残らないようにしてくれたみたい」
「そうですか、よかった」
 胸を撫で下ろすアムロであったが、アウドムラ出発まで時間がないことを思い出して暗くなった。
 正直、セイラが快方に向かっていることは嬉しい。しかし、ここに置いていくのは辛いし、別れたくない。別れてしまったら、この先会える保証もない。
 沈黙が続いた。
「ここでゆっくり、のんびりさせてもらって、治すことにするわ」
 そう言うものの、まだ体力が完全に回復しているのではないのだろう。セイラは辛そうだった。
 再度の沈黙。
 アムロが切り出そうとした時、遠くの空に赤い光りが見えた。
「スードリ?!」
 空にアウドムラと同型のガルダ級輸送機が飛んでいる。腹のハッチが開き、バラバラと何かを落としていた。
「む、無差別爆撃か!」
 絶句するアムロに、セイラは静かに言った。
「連中は、ニューホンコンに報復するつもりよ」
 辺りが騒がしくなる。スードリの爆撃を知って、人々が避難を始めたのだ。セイラの病棟にも、看護婦達が集まってきて、患者を誘導しようとしていた。
「いきなさい」
「で、でもセイラさんを置いていけません!」
「いきなさい。ニューホンコンを守ってちょうだい」
「・・・はい。すぐに戻ってきます」
「あなたならできるわ」
 ああ、この言葉はホワイトベースで何回聞いたことだろう。魔法の言葉。死なないための呪文。

196 :職人になりたい:03/02/06 21:13 ID:???
>186
それは怖い・・・(w
>187
自分も萌えてます。
>188
寝言兄妹(w
いろんな女性が聞いているってギュネイ談。(w
そうです。前にベルの件で使いましたね。
>189
うっかり違う人の名を・・・怖いです。(w
>190
そうは問屋がおろしませんよ。(w
>191
はい、体調には気をつけます。
そ、それ萌えますね!
>192
夜はスードリの暴れん坊達が・・・(w
>193
か、可愛いです。
>194
自分も見たい・・・(w

197 :通常の名無しさんの3倍:03/02/07 02:10 ID:???
やっぱり起きてたぁ〜焦るアムロいいな
でもセイラの髪と頬に優しく触れてからキスして欲しかったぁ

198 :性羅・増:03/02/07 02:56 ID:ojOt67CS
大佐!ここに逝ってきました!
大佐のおっしゃる通りの面白いサイトでした!
まさか連邦が極秘でこんな面白いサイトを運営しているとは・・・
このままではジオンは壊滅ですっ!
連邦はあのようなサイトをどのように開発したのでしょうか?
よほどの技術力を持った開発者がいるとしか思えません。
大佐!我々はコッソリと遊ぶしか無いのでしょうか?
http://www.interq.or.jp/japan/tds/snj-tv/


199 :通常の名無しさんの3倍:03/02/07 12:30 ID:???
キスされたのを嫌がって無いね。セイラさん。


200 :通常の名無しさんの3倍:03/02/07 12:52 ID:???
   r'⌒⌒^'、
  (  rνyソ
   ヾ,ヾiiii ノ デモ オアズケショボーン
  /,/___(ヾ
  (((((((_」つ

201 :職人になりたい:03/02/07 15:40 ID:???
 セイラに近づき、額に唇をそっと押し当てた。
「いってきます」

 素早くリック・ディアスに搭乗したアムロを、ステファニーが叱った。
「あなたといい、カミーユ・ビダンといい、何をやってるんです、この非常事態に!!」
「申し訳ない、アムロ、リック・ディアス出るぞ」
「本当に、まったく」
 ステファニーがぶつぶつ言っているところに、
「ステファニーさん」
「何です?」
 ためらったが、アムロは決心して言った。
「ドクター・スミスをよろしくお願いします」
「こんな時に何を」
「お願いします!」
 アムロの勢いに圧倒されて、モニターの向こうのステファニーはうなづいた。
 発進したアムロは爆撃をおこなうスードリの手前に、巨人の影を発見した。
「かなりでかいな・・・スードリを構ってはいられないか」
 ガンダムを倍にした大きさである。その巨体は意外に俊敏で、リック・ディアスの攻撃を避けてみせた。
 そしていきなり、腹部からビーム発射口が開き、光の束がシャワーのように拡散する。
「拡散ビーム砲を使う」
 何とか避けたアムロは、相手の巨体が変形するのを確認し、驚いた。
 巨大ガンダム・・・サイコガンダムは、ほぼ直方体に近いモビルアーマー形態に変わり、空を飛ぶのだ。飛ぶというよりも、滑空するという感じか。
「浮力があるだと?」
 しかし巨大なガンダムは、すでにビームか爆撃の余波を食らって半壊したビルに衝突して動きを止めた。そのまま、また人型に変形しようとする。
 そこが狙い目なのだが、ビームを攪乱するようなコーティングをされているボディには、リック・ディアスの武器は通用しない。
 それにここで倒したとしても、街の被害が甚大なものになってしまう。

202 :職人になりたい:03/02/07 15:46 ID:???
>197
起きてたのではなく、途中で起きたのです。
あ、そうしますね。ホームページでは直しておきます。
>198
宣伝がくるようになったのですか・・・
>199
!!
そうなんですよ。(w
>200
怪我人相手にはどうもね。

203 :通常の名無しさんの3倍:03/02/08 00:35 ID:???
アムロはよく我慢したなあ。

204 :通常の名無しさんの3倍:03/02/08 00:41 ID:???
アムロ、行くのか?
セイラさんをおいて行くのか?
あぅ、セイラさん・・・。

205 :通常の名無しさんの3倍:03/02/08 00:52 ID:???
いや、アムロは必ず戻るよ!!
つーか、戻れ!(w

206 :通常の名無しさんの3倍:03/02/08 01:00 ID:???
新婚さんな二人に萌え

207 :通常の名無しさんの3倍:03/02/08 16:05 ID:i4v7b8aZ
浮上しまつ。

208 :職人になりたい:03/02/08 20:02 ID:???
「ダメだ、ここでは落とせない」
 幸いにも、セイラのいる病院とは距離があるのが救いだ。それでもこのクラスの機体の爆発は、ニューホンコンを壊滅させることになるだろう。
 旋回するリック・ディアスは、サイコガンダムの攻撃を避ける。攻撃方法を思案するアムロの視界に、明滅する光が入った。
「あの光、カミーユか?」
 何でそう思ったのかは、分からない。とにかく、その気配を感じてアムロは近づいていく。
 海際の埠頭でバイクのライトを光らせていたのは、やはりカミーユであった。

 フォウ!フォウ、君はどうしちまったんだ、フォウ!!
 リック・ディアスの中に乗り移る間、カミーユは心の中で叫んだ。

 あそこに、あそこに私の記憶があるの。あの飛行機が私に記憶を持ってきてくれる!
 孤独はいや!紛らわしたくても、紛らわす思い出もないのよ!
 分かる?私が誰だか、わかる?

 美しい少女の悲しい涙と絶叫と、交したキスの思い出。

 カミーユは焦る。
「どうしてあんなところにいたんだ?」
 答えずにカミーユは、フォウのことだけを思う。
「答えられないのか、カミーユ!」
 アムロが鬱陶しくてつい、
「大尉が、ニュータイプのことをちゃんと教えて下さらなければ、自分で確かめるしかないでしょう!」
 言い返す言葉を失って、アムロは、カミーユをアウドムラに降ろすことしかできない。ただ、自分とカミーユの境遇が似つつある。それが胸を重くさせるのだった。
「直ちにMK2で迎撃に出ろ!」
 今はカミーユとの議論の時ではない。ようやくアウドムラの反撃態勢も整ったようではあるが、ここでの戦闘は望ましくない。
 だから、
「ネモ隊はアウドムラを守れ!MK2、遅れるな!」
 サイコガンダムを倒せるのは、自分かカミーユしかいないという判断であった。
 それにしても、いい加減身体がくたびれている。照準がなかなか定まらず、回避行動が遅れがちという己の不甲斐のなさに歯噛みするしかない。

209 :職人になりたい:03/02/08 20:04 ID:???
>203
戦場ということで。
>204
!!どうしましょう!
>205
戻らせたい。(w
>206
萌えましょう!
>207
どうもです。(w

210 :通常の名無しさんの3倍:03/02/08 20:12 ID:???
ttp://moe.homelinux.net/src/200302/1044593223171.jpg

ハァハァ

211 :通常の名無しさんの3倍:03/02/09 02:13 ID:???
アムロ、何とか出来るだろセイラさんを助けカミーユとフォウを
助けてやれる筈だ。

212 :通常の名無しさんの3倍:03/02/09 05:39 ID:???
何げにフォウたんファンがいるんだね。

213 :職人になりたい:03/02/09 18:30 ID:???

 ステファニーの平手打ちを食らった痛みに反抗する間もなく、カミーユは出撃した。
 フォウ、フォウ、と叫びながら出撃するしかない。まさか、彼女がティターンズ、と思いながら先行するリック・ディアスの姿を捕え、
「俺だって色ボケしてるかもな。大尉の悪口、言えないや」
 うずくまったままの巨大なガンダムが目に入った。
「あれか、でかいな!」
 胸の拡散ビームの発射口が開いた。まずい、と思う瞬間、発達した神経が、カミーユの意思より早く避けさせる。
「やめろ!!」
 ドダイ改に乗って、上空から鷲のように襲いかかろうとした瞬間、
(お前は、私を苦しめるために作られたのか!)
 まぎれもなくフォウの声が聞こえ、カミーユは戦慄した。

 支援に出てきたスードリのハイザックの両足を切断して動けなくするという余裕は、今のアムロにもあったが、サイコガンダムを倒す方法が見つからない。
 が、辺りを見回して、MK2が巨体の背中にしがみついているのが見えて、アムロの血は逆流した。
「何をやってる!そんなことでは、お前が殺されるぞ!」
 猿の子が、親猿におんぶしてもらっているようなものだ。
 疲れでかすむ目をこらして照準を向けるが、背中のMK2が邪魔で射撃は不可能だ。
「大尉、やめて下さい!」
 カミーユの声が聞こえた。続いて、
「フォウ!分かるか、俺はカミーユだ!!」
 必死に敵のパイロットを説得しているのである。
「攻撃をやめろと言うのか?カミーユ」
 それは、半ば絶望にも近い呟きである。
 エルメスのララァ。
(大佐をいじめる悪い人!)
(あなたには守るべきものがないのに何故戦えるの?)
(あなたの中には、家族も故郷もないのに!!)
「ララァと同じなのか・・・」

214 :職人になりたい:03/02/09 18:32 ID:???
>210
うわあ、いいものだ。(w
>211
両方助けるのですか!!(w
>212
フォウはZイチの人気キャラでしょうか?

215 :通常の名無しさんの3倍:03/02/10 14:07 ID:???
アムロがんばれぇ〜

216 :職人になりたい:03/02/10 14:59 ID:???
 苦い唾を呑み込んで、アムロは言う。カミーユには決して経験せたくなかった思いである。
 しかし、凶悪なプレッシャーが、中のパイロットの、恐らくはフォウという名の少女よりも、巨大なガンダムから発していると思った。
 ソロモンで出会ったMAのビグザムとは違う。マシーンそのものからも、獰猛なプレッシャーが感じられるのだ。
「戦闘システムが、パイロットに戦いを強制しているんだ」
 パイロットの悲鳴が聞こえる訳ではないが、哀しい波動が感じられる。
 アムロは集中して、敵のマシーンを見つめた。どこかに、どこかにサイコガンダムを止めるポイントが。
「フォウ!!でもパイロットはフォウなんですっ!!」
 離れまいとするMK2の絶叫が、アムロの集中力と敵を読む力を鈍らせようとする。
「どこだ。どこがシステムの中心だ。どこがシステムの!」
 かすかに巨大なガンダムの中心に、うっすらと円が浮かび上がったように見えた。
 目を閉じてまた開く。消えない。円の中心に目が吸い寄せられ、アムロは引き金を引いた。

 海中に半身を沈めたMK2で、カミーユがうなだれている。
「カミーユ、大丈夫か?」
「ええ、何とか」
 サイコガンダムは、アムロの放った一撃で攻撃ができなくなり、MA形態になって退却していった。
 むしろ、ここで破壊しない方がよかったのかもしれない。爆発すれば、ニューホンコンはただでは済まなかっただろう。
 アムロはそう考えて自分を慰めた。
「戻りましょう、アウドムラへ」
「うん・・・あ、ああ」
 アウドムラからも戻れと連絡がきているが、素直に返事できない理由がアムロにはあった。
「12時か」
 ニューホンコン市当局との約束の時間である。
「戻りますよ」
「ああ」
 カミーユにとって、フォウはシンデレラであった。ニューホンコンでのわずかな間に、ときめいた少女なのだ。
 惹かれあって、お互いに心を許して、キスをした相手であるが、厄介なことに、敵なのである。
 そしてもう一人、セイラがアムロにとってのシンデレラであった。
(セイラさん、あなたを置いていくのか)

217 :職人になりたい:03/02/10 15:00 ID:???
>215
ありがとう。

218 :通常の名無しさんの3倍:03/02/10 15:08 ID:???
どーも

219 :通常の名無しさんの3倍:03/02/10 18:35 ID:???
シンデレラかあ・・・桃色だ・・・

220 :通常の名無しさんの3倍:03/02/10 23:37 ID:???
セイラさんを置いていくのか?
置いていくのかーーーーーーーっ!

しかし…、職なりさんペースはやっ!
し、新型か?

221 :通常の名無しさんの3倍:03/02/11 01:09 ID:???
職なりさんもがんばってくだされ
本来ならここらでカミーユは、フォウによって宇宙に還る
わけですが・・・どうなる?

222 :通常の名無しさんの3倍:03/02/11 14:10 ID:ktPT7I67
下がり杉

223 :職人になりたい:03/02/11 17:49 ID:???
今日は休みます。

224 :通常の名無しさんの3倍:03/02/11 22:39 ID:???
お疲れ様
ゆっくりオヤシミ下さい

225 :通常の名無しさんの3倍:03/02/12 14:15 ID:???
上り松

226 :職人になりたい:03/02/12 19:23 ID:???
 やり場のない怒りに身を震わせる。
 アウドムラは、無情にもアムロの思いなど分かってはくれずに、沖に向って水上滑走していた。
 MK2とリック・ディアスが夜の闇の中を飛翔した。カミーユの気持ちが痛いほど分かるから、アムロは無言だった。
 そして、着艦したアムロを待っていたのが、ミライ親子である。
 ハヤトがミライの手を握って、
「ではここでお別れします」
「ええ、ああ、アムロ、お疲れ様」
「ミライさんはやはり乗らないそうだ」
 セイラのことで頭が一杯だったが、ミライはアムロにとっても大切であり、無下にはできなかった。
「どうするのです?」
「コーラル・オリエンタル号でインドへでもいくわ。ブライトの邪魔だけはしたくないもの」
 ミライの微笑にアムロ達は癒される。これがホワイトベースのお袋さんの魅力なのだろう。 
「それにステファニーさんがいるから、いろいろお世話になるの」
 アウドムラの機体が沖合いに到着し、そろそろ本格的に飛行しようとする。バラバラとヘリコプターの羽根の音が聞こえ、一同は夜空を見上げた。
「あれに乗って、ホンコンに戻るの」
「そうですか」
 ミライは辺りを探すような素振りをして、
「最後に話がしたかったんだけど、頼むわね。カミーユのこと」
 と言う。
 MK2から降りて、さっさとカミーユはどこかへいっていた。今はむしろ、その方が彼にとっていいのだ。
「宇宙へ送ると約束しました。必ず果たしますよ」
 フォウのこと、その他いろいろな面で、アムロは助けてやるべきなのである。
「でも、無茶は駄目よ」
 ウィンクするミライにアムロは、
「無駄死にはしません」
「絶対よ、誓ってね」
「は、はい」
 ヘリコプターが強い風を伴って着艦する。ステファニーが中から現れて、ミライに合図をした。
 それを見たミライがもう一度、アムロの耳元で、
「セイラのこと頼んだわよ」

227 :職人になりたい:03/02/12 19:25 ID:???
>218
はい。
>219
桃色?
>220
きっとあなたの思いは届きます。(w
>221
がんばります!
>222

>224
寝不足が続きます。(w
>225


228 :通常の名無しさんの3倍:03/02/12 21:06 ID:???
そうだ!
セイラさんのこと頼んだぞ、アムロ!

229 :通常の名無しさんの3倍:03/02/12 22:55 ID:???
職人になりたいさんお疲れさんです。
今、改めてZ見てますがやっぱり18話はミライよりセーラたんが出るほうが
いいですね。
あなたの小説よんで脳内補完していきたいと思います。
応援してます、頑張ってください。

230 :通常の名無しさんの3倍:03/02/13 06:34 ID:???
職なりさん、お疲れさまです。
次回あたりは、フォウが撃たれてしまうですか?
その時アムロは、フォウを助けてセイラとの関係複雑化ですか

231 :職人になりたい :03/02/13 16:12 ID:???
 目を真ん丸に開いて、アムロは驚いた。
「セイラさんは・・・病院ですよ」
「・・・いいから、頼んだわよ」
「は、はあ」
 そしてハヤトにもう一言掛け、つまらなそうに見ていたベルトーチカに何かを言った。
 ヘリコプターの音でさっぱり会話の内容は聞こえないが、顔色を変えたベルトーチカが泣き出しそうな顔で走り去っていく。
「ベ、ベル?」
 追い掛けようとしたアムロに、ハヤトが、黙って指をヘリコプターの方に指した。
 何事かと思って振り向いたアムロが見たものは、笑顔のステファニーが車椅子を押す姿だ。そして椅子に座っているのは、居心地の悪そうな顔のセイラだった。
「セイラさん!!」
 困ったような顔のセイラが口を開いたが、音に消されて分からない。ヘリコプターに乗り込むミライ親子と声をかわしている間、ステファニーがアムロを呼んだ。
「私はホンコンに戻ります。アムロ大尉、後はよろしく」
「い、いつのまに?」
「ドクターを頼むと、私に言ったのはあなたですよ、大尉?」
「そりゃ、そうですが・・・」
「いやなら病院へ戻しますが」
 ステファニーの冗談とも真剣とつかない言葉に、アムロは慌てて首を振る。
「いいえ、俺に任せて下さい」
「じゃ、後はよろしく」
 言うなりステファニーは、車椅子の取っ手を預け、ミライと共に機上の人となる。爆音が高くなり、ヘリコプターは飛んでいった。
「ミライともお別れね」

232 :職人になりたい:03/02/13 16:13 ID:???
「そうですね」
「何だか人と別れてばっかり。フラウに、カツに、兄さんに、ミライ・・・」
「・・・やっぱり兄さんですか?」
「何言ってるの」
 二人は、ケンカをしたことも忘れて、元通りだ。
「そろそろアウドムラも飛びますから、中に入って下さい」
 ハヤトに急かされ、アムロはセイラの車椅子を押した。その道すがら、
「足は痛みますか?」
「後二三日くらいは、車椅子のお世話になりそうよ」
「セイラさん?」
「何?」
「戻ってくれて嬉しいです」
 車椅子の後ろから、屈んだアムロはセイラを抱きしめる。
「・・・」
 沈黙したセイラは、アムロの手に触れた。言葉を交す必要はなく、何もいらない。触れた体温の温もりに、ただ浸っていたい。
 しばらく立ってから、セイラが呟くように言う。
「12時過ぎた、シンデレラってところかしら?」
 アムロが何かを言おうとした瞬間、
「早く中に入って下さいよお!!」
 二人はハヤトに叱られた。
 それでも車椅子を押してもらいながら、セイラは名残惜しげに街並みを振り返る。
「100万ドルの夜景ね。もっとゆっくり見たかったわ」
 ため息混じりに言った。そんなセイラの耳元で、アムロは囁いた。
「そのうちゆっくり見れますよ。セイラさんさえ望むなら」

233 :職人になりたい:03/02/13 16:17 ID:???
>228
お任せ下さいとアムロの代わりに言っておきます。
>229
ありがとうございます。
もっともセイラ@Zの一作目があったからこそ、です。感謝。
>230
フォウの扱いが難しいですね・・・
関係複雑化?・・・それはないです。(w

ふう、これでカミーユ帰還に続きます。

234 :山崎渉:03/02/13 21:53 ID:???

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                                      山発第250号
                                   平成15年2月13日
 2ちゃんねる
 関係者各位
                               山崎渉実行委員会
                                 実行委員長 山崎渉

             【(^^)山崎渉再開のお知らせ(^^)】

  拝啓 余寒の候、毎々格別のご厚情を賜り、まことに有り難うございます。
平素は山崎渉をひとかたならぬご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
  さて、早速ではございますが、先日サービスを終了させていただきました
山崎渉を皆様からのご声援とご要望にお応えして、再びサービスを再開する
運びとなりましたのでお知らせいたします。
  つきましては、関係者の皆様には既に山崎渉の使用をお止めになった
方もいらっしゃると思いますので、この機会に再度ご使用いただけますよう
お願い申し上げます。

  これからも何卒変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。(^^)

                                           敬具
----------------------------------------------------------------

235 :通常の名無しさんの3倍:03/02/13 23:16 ID:???
ふたり、イイ感じだ〜
とりあえず離ればなれにならずに済んでよかったな・・・
でも、このまますんなりと事は運ばないんでしょうね。


236 :通常の名無しさんの3倍:03/02/14 01:19 ID:???
ステファニーさんグッジョブ!
いい雰囲気になってますますセイラさんに萌えるぜ。

237 :職人になりたい:03/02/14 14:19 ID:???
 ぐっすり眠って、気持ちよく起床したアムロは、鏡を見た。
 ニューホンコンでさんざん殴られた目の下は、少し腫れているだけである。
「もう大丈夫かな」
 独り言を言って、着替えて部屋の外に出た。足は自然とセイラの部屋に向かうが、ドアのところで躊躇する。
(まだ寝てるだろうな)
 傷は癒えたか、苦しんではいないか、アムロは心配するが、結局ドアをノックせずに歩き出した。
 ブリッジに向かうエレベーター近くのカミーユの部屋に気づき、今度は迷うことなく叩いてみた。
「よかったら話がしたい、カミーユ!」
 昨夜のフォウという少女について、話をしておきたかったのだ。だがノックしてから、アムロは何について話をしたかったのか、分からないことに気づいた。
 幸いというのか、カミーユは返事をしない。
 実は、疲れきって深い眠りについているのだが、アムロはそれを居留守というカミーユの拒絶と受け取って諦めた。枕をフォウと思って抱きしめて眠っているとは露知らず、後ろを振り向くと、そこにはベルトーチカがいた。
「私の部屋にこない。温かいコーヒーがあるわ」
 最近ベルに冷たく接してしまっていると後悔したが、口から出た言葉は、
「悪いけど、ベルトーチカ」
 だった。
 もう、セイラを裏切り、悲しませることはできないのだ。
「ごめん」
 とだけ言って、エレベーターに乗ろうとすると、ベルトーチカが、
「あなたはクワトロ大尉とは違うのよ。そんな風に戦いにのめり込む人じゃないはずよ!」
 荒々しい口調にボタンを押す手が止まった。

238 :職人になりたい:03/02/14 14:20 ID:???
>235
ええ、すんなりをご希望でない!!(w
>236
ステファニー様々、です。

239 :通常の名無しさんの3倍:03/02/14 22:29 ID:???
ベル〜、まだいたのかぁ(w

240 :通常の名無しさんの3倍:03/02/15 00:27 ID:???
保守

241 :通常の名無しさんの3倍:03/02/15 08:39 ID:???
カミーユ寝てるなよ。

242 :職人になりたい:03/02/15 16:01 ID:???
今日は休みます。

243 :通常の名無しさんの3倍:03/02/16 00:13 ID:???
あげますよん。

244 :通常の名無しさんの3倍 :03/02/16 08:37 ID:+2woysHM
あげますよん。

245 :職人になりたい :03/02/16 17:38 ID:???
「え?現実的に戦いを認めて、受け入れ始めている君がそんなことを言うのかい?」
 クワトロ大尉ことシャアに怖いものを感じていたはずのベルトーチカである。アムロの凝視にも怯まず、彼女は続けた。
「あなた、宇宙に戻りたいんでしょう!?」
 自分が宇宙に、と思う。
 何回か経験した戦闘ではあったが、いずれも大気圏内であった。考えてみれば、無重力下の世界はまだまだ怖い。
 だから、
「宇宙空間は、カミーユの可能性を無限に伸ばしてくれる。その結果として、僕によい影響をもたらすとしたら、それをしなければ」
 などと自分に言い聞かす言葉になるのだった。
「利用する訳ね、カミーユを!」
 もうそれには答えない。
 悲しそうに悔しそうに唇を噛むベルトーチカを見ながら、アムロはエレベーターに乗った。

 ブリーフィングルームでハヤトが地図を広げた。ニューホンコンから電送されたもので、衛星から撮影した写真である。
「ルオ商会が手に入れたニューギニアのティターンズの配置図だ」
 見ただけでアムロは、
「まだ建設中だな」
 と言った。
 まだ建物が少なく、剥き出しの状態である。
 ティターンズは、戦力をジャブローから疎開させたはいいが、移転を完了させていないのだろう。もっとも、むしろ宇宙の方に力を入れているという情報があった。
「これなら、我々の戦力だけで充分に叩ける!」
 逸るハヤトに、
「アウドムラで突撃するかい?」
 とジョークを入れる。そこへ、
「遅くなりました」
 車椅子のセイラが入ってきた。

246 :職人になりたい:03/02/16 17:41 ID:???
>239
ベルを邪険にしないで下さいよ〜(w
>241
カミーユはくたくたなのです。(w
で、夢の中でフォウと・・・(w

247 :職人になりたい:03/02/17 16:45 ID:???
 アムロが動くより早く、ハヤトが後ろに回り車椅子を押す。
「ありがとう」
「大丈夫ですか、痛くありませんか?」
「ええ、もう大丈夫よ。ハヤト、話を遮って済まないわね」
 クワトロ大尉が抜けた後、アウドムラを指揮するハヤトにとって、アムロとセイラが参謀役なのである。アウドムラには、他に人材がいないのだ。
 補佐をしてもらうにはカミーユは若過ぎ、ベルトーチカにはもっと鍛錬が必要である。アムロとセイラばかりに頼るのも無理はなかった。
「本当に平気なのですか、無理をしないで下さい」
「アムロ、ありがとう」
 視線が絡み、ハヤトはそこに妙に濃密な空気を感じ取った。
 もう少年の頃の、アムロに嫉妬していた自分ではない。一気に三人、まもなく四人に増える子供と家庭をすでに持っているのだ。
 二人きりにしてあげたかったが、事情がそれを許さない。
「で、セイラさん、ニューギニアの基地を叩きます」
「そう」
 言葉少なげな青い瞳が、アムロから地図に移った。黙ってセイラの双眸の動きに見とれていたアムロだったが、やがて図面に集中する。
「私達がニューホンコンから出た話は伝わっているはずよ。手をこまねいて、待っているだけとは考えにくいわ」
「それは・・・そうですが」
 熱い気持ちになっていたのを見透かされたような気がして、ハヤトは言葉に詰まった。
「スードリの追尾は相変らずなんだろ?挟み撃ちに遇う危険は?」
「奴らも充分な補給を受けたとは考えにくい。もう大した戦力はないはずだ」
 アムロとハヤトが議論をする。ふと目を向けると、セイラが自分を凝視していることに気づいた。

248 :新ストーリー書き:03/02/17 18:13 ID:???
>職なりさん
乙です!
ここのアムロ、少年と青年が入り混じっているように感じます。
甘酸っぱいぃ〜。

249 :通常の名無しさんの3倍:03/02/17 20:40 ID:???
作戦会議中のキリッとしたセイラさんに萌え〜

250 :通常の名無しさんの3倍:03/02/17 21:11 ID:7b15SQmA
age

251 :通常の名無しさんの3倍:03/02/17 23:32 ID:???
リアルで1st見てた頃はハヤト、ウゼ〜と思ってたけど
今ではハヤトの気持ちも分かるな。
それに三人の子供を引き取るなんて自分にゃ真似できません。

252 :通常の名無しさんの3倍:03/02/18 08:28 ID:???
選択肢ですね。
1、アムロは、朴念仁ぶりを発揮「何ですか?」と答えてセイラの顔が真っ赤
  になりセイラは慌てて視線を逸らす。
2、アムロは、純情ぶり発揮「なな・・・何ですか?」と答えてアムロの顔が
  真っ赤になり視線を逸らしてセイラが微笑む。

253 :職人になりたい:03/02/18 15:12 ID:???
「カミーユのおかげだな。すごい奴だよ、な、アムロ、そう思うだろう」
「あ・・・ああ、まったくだ」
 ちらと視線を戻してみると、セイラは慌ててハヤトの方を向いた。それが気になって仕方がないのだが、アムロは懸念していたことを切り出した。
「黒くてでかいの・・・あれが出てくるぞ」
「やっぱり、そう思うか?」
 ニューホンコンを紅蓮の炎に包んだ、巨大なガンダム。こちらのビームを弾き、空を滑空する変形モビルスーツがまだスードリに残っており、アウドムラを襲ってくるだろう。
 恐らくパイロットは、カミーユの言っていた少女である。
「厄介ね」
 ブリーフィングルームの電話機が鳴った。
 ハヤトは電話機を取ろうとするセイラを制し、
「ハヤト・コバヤシだ」
 アムロはセイラに視線を送った。
 地図を見ていたセイラが顔を上げ、視線に気づいてやがてにこりと笑った。弾みでアムロも微笑を送る。
 だが言葉が見つからない。何を語り掛けていいのか分からなかった。
「何、アーガマが!分かった」
 叩きつけるように切ったハヤトが、ブリッジからの連絡を伝達する。
「今、ブリッジにルオ商会から通信が入った。アーガマが、この一両日中、衛星軌道上に待機してくれるそうだ」
「アーガマが・・・くるっ」
 ということは、カミーユを打ち上げねばならない、ということだ。
 時計を見たハヤトが、忌々しげに呟いた。
「早すぎるな。我々がニューギニアにつくのは、早くても明日の朝だ」
 そしてティターンズの基地を叩かなければならないのだ。
「間に合わせるんだ。そう何回もチャンスは巡ってこない」
 アムロの強い口調は、ハヤトの不安を吹き飛ばす。それでも慎重派の彼は、思慮深く考えて、アウドムラを最大戦速へと指示を出そうとした時、アナウンスが流れた。
「敵機発見!!モビルスーツ部隊、戦闘配置につけ」
 先にハヤトがブリッジを目指し、きたか、の感慨を込めてアムロは立ち上がる。残されたセイラの方を向いた。
「今度は敵も必死です」
「気をつけてね、アムロ。あなたなら」
「できるわ、ですね」
 微笑みを返し、アムロは車椅子に近づいて屈んだ。唇に触れたいのを堪えつつ、セイラの頬にキスをして、
「アムロ、いきます」
 と言って部屋を出た。頬に指をやるセイラを残して。

254 :職人になりたい:03/02/18 15:17 ID:???
>248
お疲れです。わざわざどうもありがとうございます。
そちらのハマーン様×ジュドーも甘酸っぱいですよ。
>249
そうでしょ、冷静さと恋の情熱の中で・・・ハァハァ(w
>251
年齢を経るとハヤトの気持ちが分かるような気がします。
ファーストはそうだったかもしれないですけど、Z、ZZではしっかりとしたリーダーになってましたし。
>252
面白い選択ですね。
予想は当たりましたか?

255 :通常の名無しさんの3倍:03/02/18 23:08 ID:jJFsGdxt
「アムロ、いきます。」
セイラの耳元で静かに告げ、部屋を出て行くアムロ・・・。

流れた時間を感じさせて、格好いいですね。

256 :通常の名無しさんの3倍:03/02/18 23:16 ID:???
セイラさんとアムロ、いい雰囲気だー。
このまま順調にいくのかな…ドキドキ

257 :通常の名無しさんの3倍:03/02/19 01:37 ID:???
選択肢はずしたぁぁぁ残念

258 :通常の名無しさんの3倍:03/02/19 08:12 ID:???
頑張れアムロage

259 :職人になりたい:03/02/19 18:19 ID:???
今日は休みです。

260 :通常の名無しさんの3倍:03/02/20 00:58 ID:???
この設定で逆シャアをやるとアムロ浮気してんのか?ふと思ってしました。

261 :通常の名無しさんの3倍:03/02/20 07:01 ID:2d1fyd9n
あげ

262 :職人になりたい:03/02/20 16:37 ID:???
休みます。ごめんなさい。

263 :通常の名無しさんの3倍:03/02/20 23:26 ID:9ApRJ4QE
a

264 :通常の名無しさんの3倍:03/02/20 23:27 ID:u8IBiibm
まさかこうなってしまうとは・・・。^^;
でもなんとかとはさみは使いようで特に3つ目あたりの情報は役に立った。

http://it.sakura.ne.jp/~www/www/ranklink.cgi?id=fdeai

265 :通常の名無しさんの3倍:03/02/21 02:44 ID:???
職なりさん、ゆっくりと構想を練ってください。

266 :職人になりたい :03/02/21 15:23 ID:???
 アムロのリック・ディアスが、ドダイ改の上に乗って出撃準備が整った頃、珍しくハヤトが出撃管制の連絡をおこなった。
「敵は例の黒いモビルスーツ。ハイザックも五機ほどいるぞ」
「了解した。後続を頼む」
 カミーユがどうなったか、気に掛かるアムロである。
「アムロ、ニューギニアが控えているんだ。無茶はするなよ」
 それにしても黒くて巨大なモビルスーツ。あれが要注意だろうと思う。
「分かっている。アムロ、リックディアス出る」
 ドダイ改は、蒼穹に白い尾を引いて出撃した。すぐにハイザックの編隊を視認し、戦闘態勢に入った。
「これ以上、追撃させるものか」
 北米での追跡行に始まって、西海岸地域はおろか、遠く極東のニューホンコン、更には赤道真近の太平洋に至るまで、スードリは執拗であった。
 補給を受けた可能性はあるが、クワトロ、アムロ、カミーユの三人が大打撃を与えたことによって、大した戦力はないはずである。
 黒い巨大なガンダムを除いて、ではあるが。
(セイラさんのいるアウドムラにいかせはしない!)
 決意の射撃はまず一機目のハイザックに命中し、海面へ落下させる。不意打ちにも等しい攻撃を受けたスードリのモビルスーツは、隊列を乱していった。
 練度が低いのだ。だから、いきなりのアムロの攻撃に慌てるのである。
 その中で一際大きいサイコガンダムだけは、違う動きを見せた。行く手を遮るリック・ディアスに動じることなく、まるで無視するように、アムロを突破しようと試みた。
「アウドムラに取りつこうというのか!?・・・うわ!!」
 サイコガンダムを追撃しようとするアムロを、ハイザックの至近弾の爆発の衝撃が襲う。カミーユに後ろにも目をつけろ、と注意したのにこれである。
 それでも姿勢を崩しながら、アムロの常人離れした能力は、アウドムラに一直線に向うサイコガンダムの背後にビームを浴びせることとなった。
 瞬間、人型に変形したサイコガンダムの放つビームが、アウドムラの機体をかすめた。
「は、外れてくれた・・・」
 安堵する間もなく、今度はハイザックの攻撃を避けねばならない。それが油断となった。
 ガン、という激しいショックに、アムロは身体を揺らした。
 攻撃を邪魔されたことに怒ったサイコガンダムが急遽反転し、後ろからリック・ディアスを両手で掴んだのである。

267 :職人になりたい:03/02/21 15:26 ID:???
>255
でもセイラさんの前では、まだ少年なのです。(w
>256
自分も展開が分かりません。ドキドキ
>257
残念でした。
>258
頑張りましょう!
>260
そこまでは思いもつきません。(w
>261
ありがとうです。
>265
すいません。
体調悪かったんじゃなくて、お出かけしたからです。

268 :通常の名無しさんの3倍:03/02/22 00:35 ID:???
カミーユは、どうした?

269 :通常の名無しさんの3倍:03/02/22 09:50 ID:F1ptrS6t
age

270 :職人になりたい:03/02/22 18:11 ID:???
「う!」
 最大出力でサイコガンダムを振り放そうとするが、無駄であった。力も大きさも違いすぎた。背後からビームを撃たないのが不思議だったが、アムロは潰されるかもしれないという別の恐怖と戦わねばならなかった。
「ええい、ダメか!」
 バーニアの噴出も効かず、ミシミシと機体が悲鳴を上げた。サイコガンダムは、あくまでリック・ディアスを捻り潰すつもりなのだ。
「くそ、くそっ、あ、カミーユ!」
 視界に迫るMK2の機影が近づいた途端、後ろのサイコガンダムの縛めが外れた。
 その時、アムロの意識に、
(痛い、頭が・・・痛い!!)
 女の声の幻聴が聞こえたような気がした。それは嘆きと絶望の悲鳴にも思えた。
「何だ、この感覚は!?」
 リック・ディアスを離したサイコガンダムは硬直したかと思うと、急に落下を始めた。
「急にどうしたというんだ!?」
 目前のMK2も落下を開始する。サイコガンダムを追い掛けていく姿から、アムロの脳裏にフォウという少女の名前が浮かんだ。
「フォウという少女なのか?カミーユ・・・ええい、アウドムラは?」
 アムロは、あっという間にハイザックの残りを片づけていった。もはや、スードリのモビルスーツ隊は敵ではなく、乗っていたベースジャバーから次々と叩き落されていった。
 海面に落ちてしまえば、水中用ではないハイザックは無力化する。無駄な殺戮を嫌った結果ではあるが、効果的である。
「アムロ、アーガマがくる!」
 ハヤトからの連絡が入ると、
「アーガマがきてもシャトルがない!」
 唇を噛んだアムロは、大声で叫んでいた。
 ニューギニアに到着してもいないのに、今のタイミングは悪すぎた。カミーユを送り出す手立てがないのだ。
「もう少し待ってもらうか?」
 気の毒そうな声のハヤトだったが、できる保証はない。
 アーガマは、恐らく単独で周回軌道に入っているはずなのだ。宇宙から襲われたら、ひとたまりもなく、それこそティターンズの思う壺である。
 エゥーゴの旗艦としての象徴でもあるアーガマを、そうそう危険の中に置いておくことはできなかった。

271 :職人になりたい:03/02/22 18:13 ID:???
>268
やっときました。
>269
どうも。

272 :通常の名無しさんの3倍:03/02/22 22:51 ID:???
このシーンの頃のアムロの復活していく過程って
みていてなんだかワクワクしたよね。
きっとセイラさんも惚れ直すだろう・・・。

273 :通常の名無しさんの3倍:03/02/23 00:35 ID:???
アムロ何とかしろぉ〜ついでにフォウを助けてぇ〜

274 :通常の名無しさんの3倍:03/02/23 01:38 ID:qyxL/bso
age


275 :通常の名無しさんの3倍:03/02/23 03:11 ID:???
アムロのティムポって臭そうだし、セイラのマンコも臭そう。

276 :通常の名無しさんの3倍:03/02/23 11:17 ID:???
>>275
そんな時間にあちこちのスレで・・・ご苦労様。

277 :職人になりたい:03/02/23 19:01 ID:???
「こんなチャンス、みすみす!」
 シャトルさえあれば、カミーユを送り出すことができるのに、ニューギニアはまだ遠かった。
「アムロ大尉!」
 急浮上したMK2が接近してきた。
「あの黒いの、どうしたんだ?」
「分かりません・・・でもパイロットは・・・」
 歯切れの悪さがすべてを物語っている。
 アムロも胸が痛くなる思いを感じながら、
「フォウという娘か?」
 返事はなく、ただカミーユのため息が聞こえた。無言の肯定であった。
 見渡せばハイザックの編隊は壊滅していた。ほとんどアムロとカミーユによるもので、アウドムラに近づけた敵はない。
「ん・・・?」
 スードリの深緑の機体がまっすぐ飛んでいる。サイコガンダム以外のモビルスーツ部隊を喪失してしまい、もう戦力はないというのに、あの突出は何だ?
 サイコガンダムのことを忘れたアムロは、嫌な予感に襲われた。
「スードリが直進する・・・何をするつもりだ?ま、まさか!」
「大尉!!」
「カミーユ、議論は後、後だ、あいつは特攻するつもりだ!」
 アムロの考えは正しかった。
 ほとんどのクルーを退避させたベン・ウッダーは、自分に従うという部下とともに、感涙に打ち震える間もなく、アウドムラへの体当たりを敢行しようとしていた。
 搭載していたモビルスーツを失い、クルーを逃がしたスードリは、巨体に似合わず身軽になっている。
 反対にニューホンコンで充分な補給を受けたアウドムラは、足が鈍重になっていた。ハヤトも敵の意図に気づいて、回避運動を図るものの、どうにも遅かった。
「全砲門、ネモ隊!!スードリを撃て!!・・・もっと早く動けないのか!」
 キャプテンシートのハヤトが怒鳴る。
「あ、セイラさん、下がっていて」
 視界に入ったセイラが車椅子で前に進む。
 青い瞳が、懸命にリック・ディアスを見つけようとしているのが分かっていたから、ハヤトは車椅子の車輪を床に固定してやった。

278 :職人になりたい:03/02/23 19:04 ID:???
>272
そうですね。
逆にアムロが冷静すぎて、悲しかった。(w
もっと子供っぽいところが欲しかったです。
>273
今、頭の中でフォウをどうするか、ブンブン考えてます。(w
>275
・・・きっといい匂いがしますよ。(w
>276
いい人なんでしょうね、深夜からずっと。

279 :通常の名無しさんの3倍:03/02/23 23:44 ID:???
セイラさんが、必死に探している、アムロの幸せ者ぉ〜

280 :通常の名無しさんの3倍:03/02/23 23:44 ID:VVT9jtKE
保守

281 :通常の名無しさんの3倍:03/02/24 01:21 ID:???
宇宙に上がれるのかぁ

282 :職人になりたい:03/02/24 15:32 ID:???
「ありがとう、ハヤト・・・大丈夫なの?」
「今、必死に戦ってるところです・・・撃て、スードリを寄せつけるなっ!!」
 気合の裂帛でクルーを叱咤するものの、間合いは近くなるばかりだった。
 不思議とセイラは恐れは感じなかった。
 それどころか、凶々しくも黒い、巨大なガンダムに押され気味だったアムロが心配で仕方がない。しかし、フォウの駆るサイコガンダムからは、もはや悪しき波動などは感じられなかった。
 カミーユ達が無力化させたのかもしれないが、それよりリック・ディアスの安否の方が気になるのだった。
 アウドムラの砲撃、守るネモ隊の攻撃、それぞれが、一斉に突き刺さるものの、巨鯨のようなスードリは依然としてコースを変えない。
 前よりもスピードを上げて向ってる姿に、セイラはふと「死」を感じてさえいた。ただ、絶望が比較的非現実的であったのは、どこかにアムロの活躍と無事を望んでいたからである。
 と、雲の中から、例の黒いガンダムの巨体が現れた。
 撃ちまくってスードリの軌道修正を図っていたアムロは、目を丸くさせた。サイコガンダムの登場は予想外であった。
 このままアウドムラの破壊に荷担するかと思いきや、サイコガンダムは更に思わぬ行動を取った。突然変形し直方体のモビルアーマー形態になって、真横からスードリに突っ込んだのである。つまり、突き刺さった形で着艦したのだ。
 当然、スードリは速度を落とすことになった。
 黒いガンダムの意図を測りかねて、リック・ディアスとMK2は、スードリに近づいた。その時、アムロの脳裏に、稲妻が走った。
 稲妻は、かつて宇宙でララァと交したものと似ていた。
「何だ?カミーユ、聞いたか?」
 カミーユからは返事がない。しかし、稲妻は依然としてアムロに届くのだった。
「スードリのブースターで宇宙へ帰れ、そう言っている」
 幻聴ではない。空耳ではないのだ。
 同様に、アウドムラのブリッジにいるセイラにも、そのメッセージは聞こえていた。

283 :職人になりたい:03/02/24 15:33 ID:???
>279
アムロに嫉妬したりして。(w
>280
どうも。
>281
ど、どうなんでしょう!

284 :通常の名無しさんの3倍:03/02/24 19:25 ID:???
NTなセイラさん萌え!


285 :通常の名無しさんの3倍:03/02/24 21:00 ID:k60kGeCG
あげるよ


286 :通常の名無しさんの3倍:03/02/24 21:11 ID:???
私もひっそりSS書いていますが、ここの職なりさんは、ほぼ毎日書いていて本当に凄いと思います。
並大抵の苦労じゃない、と思います。無理せずに頑張ってください。
アムロとセイラ・・どうなるのか楽しみにしています。それでは・・

287 :通常の名無しさんの3倍:03/02/25 01:03 ID:???
近藤さんが描いていた「アウトサイドストーリーZ」だったか
あれは、アムロとシャアがセイラさんを助ける話はどうなったのかなと
思い出しました。

288 :通常の名無しさんの3倍:03/02/25 03:05 ID:???
職なりさんも一日に5、6回はオシッコをする。

289 :通常の名無しさんの3倍:03/02/25 03:06 ID:???
セイラさん=金髪スカトロ木馬アイドル

290 :職人になりたい:03/02/25 14:35 ID:???
「宇宙へ帰れ?・・・あの黒いガンダムから?」
「え、セイラさん、今なんて?」
 指揮を取っていたハヤトは、呟くセイラに問う。彼には聞こえないのだ。
「聞こえないの、ハヤト?今の声が?」
「声?・・・いえ、聞こえません・・・弾幕張れよ!」
 セイラはハヤトにやっていた視線を戻した。
 胸が痛い。気分が悪い。回避運動に酔っているのではない。フォウの発するメッセージが、セイラにも響き、その訴えは頭痛をも起こすのだ。
 一方、アムロは更にフォウからの「声」を聞いていた。
「カミーユ、スードリのブースターを利用して宇宙へ脱出しろ!援護するっ」
「フォウ?・・・大尉には分かるのか?」
 半信半疑のカミーユの操縦桿を握る手が白くなった。
 フォウの声が、アムロに聞こえ、自分には満足に聞こえないということに疑問を持っている。
「今の声が、カミーユの言っていた敵の声ならば、彼女は命をかけて、カミーユを脱出させようとしている!!」
「フォウ・・・」
「・・・人の善意を無視するヤツは、一生苦しむぞ、カミーユ!」
 アムロの叱咤、それは過去の傷から得た教訓であり、カミーユはようやくその気になった。
「はい、大尉」
 スードリの翼の部分に、大気圏突破も可能なブースターが装着してあった。ドダイ改を捨てて、MK2は移動していく。
「ハヤト!!カミーユが出る!!アーガマに連絡を!!」
 聞こえてきたアムロの声に、ブリッジのハヤトは安堵し、クルーに指示を出した。
「よし、アーガマに連絡急げ!!」
 安心するものの、セイラは胃が痛くなった。
 悲痛なフォウの叫び、カミーユを無事送り出してあげたいという思い、そしてアムロに・・・
 そのアムロ自身は、スードリの至近距離からの砲撃を食らっていた。
「うおっ!?」
 死ぬ気のベン・ウッダーの攻撃は強烈で、リック・ディアスのメインカメラが吹き飛ばされたが、構わず、ライフルの銃床をスードリのブリッジに叩き込んだ。
「邪魔はさせない、出ろ、カミーユ!!」
 ブリッジを潰されたスードリの攻撃は止んだ。

291 :職人になりたい:03/02/25 14:40 ID:???
>284
ニュータイプのなりそこないは本人談ですが。(w
>285
どうも。
>286
自分もひっそりと書いてます。(w
ありがとうございます。毎日はとても無理で、お休み頂きながら、です。
>287
わあ、読んだことないです。
セイラさんを救出?今でも読めますか?
>288
人並みにはしますよ。
>289
金髪木馬アイドルにだけ同意します。(w

292 :通常の名無しさんの3倍:03/02/25 22:05 ID:TItTKWn8
カミーユが宇宙に上がった後の話も期待してます。
ニューギニア攻略か??

293 :通常の名無しさんの3倍:03/02/26 01:37 ID:???
職なりさん
電撃コミックから出ています。後題名間違えましたスマソです。
「サイドストーリーオブガンダムZ」でした近藤和久著です。
未完なんですよねこれ描いてくれと嬉しいですが・・・

処でリックディアスってコックピット頭部じゃなかったですか?
メインカメラ損傷ってアムロ大丈夫か?

294 :通常の名無しさんの3倍:03/02/26 04:05 ID:???
乙!ガンダムエースの販売部数が30万分を突破!

295 :職人になりたい:03/02/26 18:17 ID:???
 翼のブースターにしがみつくMK2を見て、
「発進できるな?アーガマが拾ってくれると信じるんだ!!」
 発進制御は、フォウという少女がやってくれてると、何故か分かっていた。最後の力で、やってくれるに違いないと。
 ブースターが点火した。
 スードリが失速しようとする中、アムロは絶叫した。
「カミーユ!!カミーユ、いけえ!!」
 シャアの顔がよぎった。彼は、青い冷ややかな瞳でアムロを見ていた。
(アムロ、君には失望した。カミーユも送り出すこともできないのか?それでは、妹を任すことはできんな)
「いくんだ、いって、くれっ!!」
 突然、ブースターが切り離され、点火したかと思うと、すぐに矢のように飛び出した。ぐんぐん速度が上がり、蒼天を切り裂いていく。
「いってくれたか・・・おっと」
 スードリが高度を下げ海面に向かっていくのを機に、アムロは脱出した。カミーユが空に上がっていくのが見えた。
 アムロは、中のカミーユが泣いているのを知らない。号泣しているのを知らない。

 炎の玉と化したスードリが着水する頃、アムロはアウドムラに戻っていた。
 出迎えのハヤトが、
「アーガマが無事カミーユを拾ったそうだ」
「そうか」
「リック・ディアス・・・やられたな」
「ああ、クワトロ大尉に合わす顔がないよ」
 カメラを破壊されたアムロは、ため息を吐く。ニューギニア攻略には間に合うだろうか。
「メカニックにやらせるよ、突貫作業でな。アムロは、少し休んだ方がいい。ネモもあることだし、安心して」
 ネモでは安心できないとは言わず、アムロはうなづいた。
 部屋の前で待っていたベルトーチカが、無言でフルーツのバスケットを差し出した。オレンジを取ったアムロは、一口かじり、
「休ませてもらうよ」
 ベルトーチカは笑った。悲しい笑いだと思った瞬間、彼女はアムロの頬にキスをした。
 思わず頬に手をやると、またベルトーチカは笑って走り出していった。
「ベル・・・」
 伸ばした手に気づいて、首を振る。今更、ベルトーチカに情けを掛けて、どうしようというのだ。
 想いは、セイラに捧げたのではなかったのか。

296 :職人になりたい:03/02/26 18:21 ID:???
>292
一応、ダカールまでは構想があります。長いね、こりゃ。(w
>293
あ、そうですか。探して読んできますけど・・・あの人のセイラさん?
不安です。(w
リック・ディアスの頭でしたね。失敗。(w
>294
30万部突破ですか〜すごいな。新たなファンも増えそうですね。

297 :通常の名無しさんの3倍:03/02/26 21:31 ID:???
age

298 :通常の名無しさんの3倍:03/02/27 01:29 ID:???
ベルがかわいそうでつ。

299 :通常の名無しさんの3倍:03/02/27 01:38 ID:???
ベルなんてサッサと振られろよ。

300 :通常の名無しさんの3倍:03/02/27 06:19 ID:???
 
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1046278589/
  

301 :通常の名無しさんの3倍:03/02/27 20:16 ID:???
職なりさんは休みですか?

302 :通常の名無しさんの3倍:03/02/27 20:26 ID:???
職なりさんって、いろんなスレに顔だしてんのね・・・・。









・・・・・・フゥ(ため息

303 :通常の名無しさんの3倍:03/02/27 23:08 ID:???
今日は、ガス抜きですか?

304 :通常の名無しさんの3倍:03/02/28 00:35 ID:???
職なりさんのHPみてきた。
規制に引っ掛かってカキコできないらしい。
休みの告知もできないと嘆いておいでだ。


305 :通常の名無しさんの3倍:03/02/28 02:46 ID:???
27日からZガンダムアニマックスで放送開始です。

306 :職人になりたい:03/02/28 19:58 ID:???
 今ここで優しい言葉を口にしても、それは嘘になってしまうだけだ。
「ベル・・・済まない」
 捨て切れないアムロの優しさである。

「アムロ、寝たの?」
 セイラの心細げな声に目覚めたアムロは、がばっと跳ね起きた。
 急いで髪を直し、ドアの外に向って、
「あ、はい。いえ、起きてます」
「カミーユは無事いけたのね」
 ドアを開けると、車椅子のセイラが、アムロを見上げていた。
 どうして、そんなに切ない眼差しなのかと問いたくなったが、アムロは明るく、
「ええ。アーガマに・・・ブライト艦長のところへいけたようですよ」
「そう」
「後は、ニューギニアを落とすことを考えなくては」
 カミーユを欠いたアウドムラを引っ張っていかなくてはならない、と思う。
「そうね・・・疲れたでしょう?」
 セイラの顔が優しくなった。抱きしめたくなる衝動を堪えて、アムロは首を振った。
「いいえ、大丈夫です。ハヤトや、宇宙にいるクワトロ大尉やカツに、もう笑われたくありませんから」
 クワトロ大尉の名前のところでセイラは曇った顔になったものの、すぐに元に戻った。
「紅茶でもいれましょうか?」
「え?ケガしてるのに、いいです」
「いいの。動かさないと、身体に悪いから」
「あ、すいません」
 お湯を沸かす間、アムロはじっとセイラの後姿を見ていた。
 切り揃えられた髪から見え隠れする白い項。少し痩せた感じがする背中。部屋にかすかに漂う淡い匂い。車椅子さえなければ、今にも駆け寄って抱きしめたくなるなるくらいだ。
「どうぞ。インスタントで悪いわね」
「おいしいですよ」
 セイラさんがいれてくれたものなら、という調子のいい言葉は続かない。居心地のいいような、それでいてどこかくすぐったい、やっぱり居心地が悪いような雰囲気に、アムロは沈黙した。
 何を話していいか分からなくて、組んでいた指から視線を外して、アムロはセイラを見た。同時に縁の欠けたティーカップから目を上げたテーブルの向こうの彼女と、視線が合った。
 セイラが笑った。穏やかな微笑につられて、アムロも笑った。
(何かいいな、この雰囲気)

307 :職人になりたい:03/02/28 20:02 ID:???
>297
どうも。
>298
すいません。
>299
ええ、そ、そんなっ!(w
>301
昨日は書けませんでした。
>302
何か気を悪くさせるようなことを書きましたでしょうか?
>303
(w
>304
ご迷惑をお掛けしました。
>305
いいなあ、アニマックス。

308 :通常の名無しさんの3倍:03/02/28 22:30 ID:???
age

309 :通常の名無しさんの3倍:03/03/01 00:40 ID:???
職なりさん、乙です。
何かいいな、この雰囲気・・・
羨ましいぞアムロ!

310 :通常の名無しさんの3倍:03/03/01 01:22 ID:???
そこだ押し倒せアムロいや抱きしめろぉ〜

311 :通常の名無しさんの3倍:03/03/01 04:42 ID:???
ガンダムが最初に放送された局は、
なんと日本の僻地、東海地方の名古屋テレビ!

戦国時代の天下人も全員名古屋人!

みんな名古屋人に感謝するガヤ!

312 :職人になりたい:03/03/01 16:38 ID:???
 戦いの中ではあったが、こんな小さな安らぎが、気の張っていたアムロを癒していく。
「カミーユ君は」
「はい?」
「カミーユ君は、フォウって娘を吹っ切れたのかしら?」
 アムロはセイラを見つめ、首を振った。
「それは無理です。カミーユにも時間が必要です」
「アムロみたいに?」
 小首を傾げるセイラに、アムロは苦い笑いをする他ない。
「俺よりは立ち直るのが早いでしょう、きっと。彼はそういう男だし」
 それは、痛みを経験したアムロ自身がよく知っていることだ。
 ララァのことは忘れたい、しかし忘れられない。本当は忘れたくないのかもしれない。そして一生、この痛みと戦っていかなくてはならないのだ。
 カミーユは自分と同じだろうか、いや違うと信じたい。しかし、フォウのことを忘れることは、できはしまい。
 アムロにとってのララァのように、フォウは、カミーユの胸の奥に生きていくのだろう。ならば、アーガマにいるというガールフレンドが、彼を癒してくれると思いたい。
 男のエゴと思われても仕方がないけれども。
 そして今、自分には、セイラ・マスがいる。
「フラウがね」
「え?」
「ほら忘れたの?ヘリで出発する時、フラウが私に言ったこと」
「あ!」
 そうだ、その時、聞けなかったフラウがセイラに告げた言葉。格納庫で追いつめたものの、ベルトーチカが出てきて聞けなかった言葉。
「思い出した?」
「ええ」
 と言うものの、セイラが今明かしてくれるのだろうか。
「あの時ね、フラウはね」
「はい」
 紅茶を飲んでから、セイラはまた笑った。
「やめたわ。やっぱり言わない」
「え〜そんなぁ」

313 :職人になりたい:03/03/01 16:40 ID:???
>308
どうも。
>309
いいですよね、こんな感じの二人。(w
>310
!!
ニュータイプ登場!
>311
へえへえ、いつも感謝してみえます。
シードも名古屋テレビだったらよかったのに。(w

314 :通常の名無しさんの3倍:03/03/01 21:19 ID:???
名古屋挙げ

315 :通常の名無しさんの3倍:03/03/02 08:29 ID:???
名古屋撃ち、50円ゲーム喫茶、スタクラ、ポッピング、ドンジャラ、
ビーズ、おはじき、ゴールドライタン、16連射、ジム最強、迷宮組曲

それでもオカマかーーーー!!!!
この軟弱者っ!

316 :通常の名無しさんの3倍:03/03/02 10:18 ID:???
ラブラブな二人に萌え

317 :職人になりたい:03/03/02 16:57 ID:???
 アムロの抗議にセイラは微笑むばかりだったが、やがてティーカップを置いて真剣な顔になった。
「冗談よ。フラウはね」
 緊張するアムロは胃が痛くなった。まだリック・ディアスに乗っている方がましである。
 更にしばらくの沈黙の後、
「アムロのことをお願いしますって。私のアムロを、セイラさん、よろしくって」
「・・・フラウがそんなことを」
「ええ。お腹が大きいのにそんなことを言うのよ、あの娘ったら」
「・・・」
 気になるのはセイラの気持ちだった。
 言葉を切り出せないアムロは、セイラをただ見つめるだけだった。
「・・・私ね」
 セイラは慎重に言葉を選ぼうとしていた。
「最初、アムロに言われた時、戸惑ってしまったの。困ったでしょ」
「そんなことは・・・ないです。俺の方が突然すぎたかもしれませんし」
「今はね、はっきり言える」
「セイラさん?」
「小さい時、私は兄の背中ばかり追い掛けてきたわ。それで行方不明になった兄を探すために、サイド7へいったら、ホワイトベースに乗ることになって・・・」
 そこから先のことは、アムロも共有することになる。
「探している兄はずっと私の前にいて、ホワイトベースとガンダムを追跡するなんて不思議な運命というか」
「・・・そうですね」
 あの時の必死な思い出は、忘れることができようもない。
「サイド7で、ジャブローで、テキサスで兄とは会って、ア・バオア・クーで・・・兄さんは最後に私にこう言ったのよ・・・いい女になれって・・・アムロが待っているって」
 言葉が途切れるのと同時に、美しい頬を涙が濡らしていく。
「ケネディで七年振りに会った兄さんは、相変らず私を子供扱いしてね、おかしいのよ」
 笑ったつもりのセイラだったが、涙があふれるばかりである。
「ブラザーコンプレックスから、いい加減卒業しないといけないわね」

318 :職人になりたい:03/03/02 16:58 ID:???
>314
どうも。
>315
???
>316
さあ、とうとうきましたよ、次回にご期待です。(w

319 :通常の名無しさんの3倍:03/03/02 17:27 ID:???
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

アムロ、心臓バクバクしているんだろうな。
セイラさんも頑張れー!

320 :通常の名無しさんの3倍:03/03/03 00:05 ID:???
age

321 :通常の名無しさんの3倍:03/03/03 01:14 ID:???
マジでこの設定でZガンダムリニューアルしてくなないかな。
職なりさん
二人ラブラブに熱っですよ。


322 :通常の名無しさんの3倍:03/03/03 09:29 ID:???
セイラ役の声優さん、2月28日に死亡してたらしい…
何気にショック

323 :通常の名無しさんの3倍:03/03/03 13:29 ID:???
井上さんの声が好きでした
ご冥福をお祈りします

324 :通常の名無しさんの3倍:03/03/03 14:18 ID:???
どうもガセ情報だったみたいです

325 :職人に・・・うう!!グスッ!・・・なりたい:03/03/03 14:47 ID:???
 アムロは無言で立ち上がり、車椅子の近くに寄った。美しい人の手を取ると、セイラは顔を彼の手に預けて、
「アムロ、あなたが好きよ」
「セイラさん・・・」
「うまく言えないわ、これ以上」
「いいんです、いいんです」
 屈んで身体を抱きしめると、濡れた頬を涙が流れていった。その涙が、セイラの想いを伝えていると思った。だから髪を撫で、頬にくちづけし、愛しい人を守りたいと強く願う。
「私、いやな女よ。それでもいいの?」
「俺が好きなのはセイラさん全部です」
 それを聞いたセイラが目を閉じた。
「死なないで、アムロ」
 もう二度と悲しい思いはさせないとアムロは強く心の中で誓い、唇を重ねた。二人の激しいキスは、車椅子からセイラを離れさせていく。
 床での抱擁、接吻、また抱擁。
 キスは長く続き、二人ともそれに夢中になっていた。
 ようやくアムロが口を離すと、頬を赤く染めたセイラが一言、こう言った。
「お願いだから、明かりを消して」
 と。
 アムロは震える手でスイッチを消した。後は炎のような吐息を漏らす、華奢な身体を抱きしめるだけである。

326 :職人に・・・うう!!グスッ!・・・なりたい:03/03/03 14:49 ID:???
今、涙目になってます。
ウソだろうか。ウソだとしても、余りにもたちが悪いジョークです。
本当だったら・・・今日はここまでです。すいません。

327 :職人に・・・うう!!グスッ!・・・なりたい:03/03/03 15:22 ID:???
ttp://www18.tok2.com/home/mouse9/diary/030302.htm

本当かな・・・ウソだよね、ウソって言って下さいよ。
もう今日はダメです。壊れてしまいそうです・・・

328 :職人に・・・うう!!グスッ!・・・なりたい:03/03/03 15:36 ID:???
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~ponta/di.htm

>鈴置さんもおとといの夜、戸田恵子さんから電話があって知ったそうです。
>ガンだったらしいですが、残念なことです

もう目の前が・・・涙で曇っております・・・

329 :通常の名無しさんの3倍:03/03/03 16:10 ID:???
今知りました。セイラさ〜ん。・゚・(ノД`)・゚・。

330 :通常の名無しさんの3倍:03/03/03 16:16 ID:???
本当なのか・・・。
ほかの板も見てきたけど。

「それでも男ですか!軟弱もの!!」

うそだといってくれぇぇぇ
うぅ・・・。。


331 :通常の名無しさんの3倍:03/03/03 16:55 ID:???
431 名前:Z武シリーズ大好き[] 投稿日:03/03/03 16:49 ID:ZbamLDlO
確認取りました。事実でした。
鈴置さんの事務所に電話をして事実かどうか確認したところ
「マスコミ発表はされておりませんし、ご家族のこともありますので
これ以上のことは申し上げられませんが、当社には訃報が入って
きております」
との事です。
電話に出て、丁寧に応対していただいた女性の方、ご迷惑を
おかけいたしました。すいませんでした。

    。。  
   。     。 +   ヽヽ
゜ 。・ 。 +゜  。・゚ (;゚`Дフ。ウワァァァン
            ノ( /
              / >

本当かよ・・・

332 :通常の名無しさんの3倍:03/03/03 19:31 ID:???
ガセでしょそうでしょう

333 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 00:20 ID:???
せっかくアムロ×セイラのとてもいいラブシーンですが
なんだか井上遙さんの事で・・・・・ハァ〜深いため息だけです。


334 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 00:36 ID:???
涙のセイラたんアゲ

335 :通常の悲しみの3倍:03/03/04 00:42 ID:???
悲しいのでAge

336 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 00:44 ID:???
「アムロ!良い!」
「はい!」
「どう!調子は!」
「良好ですけど、動きが速くなった分はメカに負担が掛かります。その辺のバ
 ランスの取り方が難しいですね」
「大丈夫よ!アムロなら、その辺は自信を持って!」
「そうですか?」
「そうよ!アムロはニュータイプですもの!」
「あはっ!タイプからいったら古いタイプの人間らしいけど」
「うっふ!そうね、おセンチでちっともトンで無いものね!アムロって!」
「あっ!そう正面きって言われると、良い気分のものじゃありませんね」

337 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 00:47 ID:???
1st最終回の、セイラさんの全セリフ

・「皆は、はっ!兄さん」
Gファイターで不時着時に、兄であるシャアの存在を精神感応して。
・「あの向こう」
アムロとシャアの決闘の現場に向いながら。

・「止めなさいアムロ!止めなさい兄さん!」
・「二人が戦う事なんて無いのよ!戦争だからって二人が戦う事は」
アムロとシャアの決闘を、必死になって止めようとして。

・「はっ!あれ」
アムロとシャアの、ララァに対する精神感応に反応して。
・「やめて!二人が」
なおも決闘を続けるアムロとシャアに対して。

338 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 00:47 ID:UWKmiIwy
・「アムロ!大丈夫」
爆風で飛ばされたアムロを気遣って。
・「兄さん止めて下さい。アムロに恨みがある訳では無いでしょう」
・「兄さんの敵は、ザビ家では無かったの」
なおもアムロを殺そうとするシャアに対して。

・「兄さん!なんて事を」
アムロに対して「同志」になれと言ったシャアに対して。
・「兄さん!額の傷は?」
シャアの傷を気遣って。

339 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 00:49 ID:UWKmiIwy
・「兄さんはどうするのです。兄さん」
シャアに、ここから脱出する様に言われて。
・「アムロが?」
シャアに「アムロ君が呼んでいる」と言われて。

・「皆の所へなんて行けない。行ったって、生き延びたって兄さんが」
兄との離別のショックから、生きる意思を失って、死さえも望む状態に。
・「アムロ!アムロなの!でも、ここがどこだか分らないのよ」
アムロとの精神感応によって、再び生きる意思を取り戻した状態に。

・「ここは、真っ直ぐ。500メートル行って」
アムロとの精神感応を復唱して。
・「あっ、ホワイトベース。カイ!」
ホワイトベースの脱出用ランチに、カイによってひっぱり上げられて。

340 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 00:50 ID:???
・「じゃあ、このランチにアムロは居ないの?ブライト!」
ブライトに、アムロの不在を聞かされて。
・「でもどうやって、分らないわ?」
ブライトに、アムロの事を捜すように言われて。

・「私がホワイトベースに辿り着くまではあれ程、アムロ!」
アムロとの精神感応によって、脱出用ランチに辿り着けた事を思い。また
アムロの事を心配して眼を潤ませながら。
・「人が、そんなに便利になれる訳ない」
アムロの事を心配して涙を流しながら。

・「アムロ!」
カツ・レツ・キッカの反応を見てアムロの名を。
・「あっ!あっ!あ〜」
アムロの乗るコアファイターの姿を確認して、殆ど言葉に成らず涙を流し
ながらも笑顔へと変わって。

341 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 01:11 ID:???
古谷徹氏のHPで決定的なソースが出たようで…

342 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 02:16 ID:9TUPiGBe
セイラのエロ画像ってない?

343 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 12:39 ID:???
角煮逝けよ

344 :職人に・・・うう!!グスッ!・・・なりたい:03/03/04 13:28 ID:???
 夢のような時間は、一瞬で終わる。傍らの、シーツから覗く輝くような美しい金髪を撫でて、
「足、痛くなかったですか?」
 と尋ねると、
「ちょっと・・・まだ痛いわね」
 セイラの笑顔がきれいだと思った。だから再び唇を吸い、甘い吐息と悩ましいさえずりを聞きたくなってしまう。
「あっ・・・アムロ」
「痛いですか?」
「ち、違うの・・・そのあんまりここにいると、ハヤトが心配すると思って」
 どこまでいっても、不器用な二人であった。
 再び愛の確認の行為に耽ってみたくなったが、アムロは潔く諦め、身体を起こしたセイラの着替えを手伝ってやった。
「明日は、ニューギニアでしょ?」
「ええ、あ、ドアを開けます」
 車椅子を外に送り出し、二人はセイラの部屋に向う。
 しつこく、一緒にいたいとは思わない。ここは戦場であり、また他のクルーの目もある。
「無理しないでね」
「分かってます・・・でも、俺は兄さんの代りにはなれませんよ」
 拗ねたようなアムロの顔が、セイラには愛しく思えた。
「そんなの分かっているわ」
 車椅子の取っ手を押すアムロの手に、セイラは触れた。
 一時の暖かみ、失いたくない温もり。
 あっという間にセイラの部屋の前に到着してしまった二人は、いつまでも名残惜しく、なかなか別れることができなかった。
「もういきなさい、アムロ」
「・・・はい」
「お休み」
「セイラさん、お休みなさい」
 最後にキス。先程と違って、穏やかなキス。それでも二人は満足し、笑い合った。

345 :職人に・・・うう!!グスッ!・・・なりたい:03/03/04 13:35 ID:???
>319
このシーンの最中に知ったということが悲しいです。
>321
見果てぬ夢になってしまいました。
>322,323
・・・
>324
騙されていた方がマシでした。
>329
最後まで信じたくありませんでした。
>330
ウソだと思いたい・・・でも。
>331
ああ。
>332
・・・
>333
空しいです。
>334
自分も涙です。
>335
どうも。
>336
ビデオ借りてきます。
>341
確認しました。お礼も述べてきました。

さよなら、井上さん。

346 :通常の名無しさんの3倍:03/03/04 20:51 ID:???
私的にはこっちの方が追悼スレっぽいですね。

347 :通常の名無しさんの3倍:03/03/05 00:32 ID:???
今夜だけは常時age

348 :通常の名無しさんの3倍:03/03/05 01:29 ID:???
職なりさん、気を落とさず行きましょう。
クヨクヨしているとあの声で叱咤されますから・・・ね。

349 :通常の名無しさんの3倍:03/03/05 04:46 ID:???
禿髭野郎。
イェーイ、マンコゥ。



イヤッホゥ「彼は凄いのよ」

350 :通常の名無しさんの3倍:03/03/05 17:30 ID:N307P69/
セイラさあぁぁぁん



351 :職人になりたい:03/03/05 17:57 ID:???
もうすぐ告別式ですね。
自分は、ここから哀悼の意を故人に捧げます。
井上さん、お疲れ様でした。ゆっくりとお眠り下さい。
あなたのことを決して忘れません。

お話は、また明日以降ということで。

352 :通常の名無しさんの3倍:03/03/05 18:19 ID:???
>>351
今日はお通夜
明日が告別式

353 :通常の名無しさんの3倍:03/03/06 02:32 ID:???
あぁ・・・時間の流れを感じる。
長い間ご苦労様でした。どうぞ、安らかに。>井上さん

354 :通常の名無しさんの3倍:03/03/06 07:44 ID:???
金髪さんの中の人のお葬式をみんなであげようではないか!

ファンよ立て!立てよファン

355 :職人になりたい:03/03/06 15:58 ID:???
>348
そうですね、でも叱咤されたいなあ。
>352
大変失礼をしました。申し訳ありません。
>353
同じ気持ちです。
>354
心の中で追悼しました。

やっと少しづつ立ち直ってきたと思いましたが、古谷さんの掲示板を見て、元通りです。

>純白のウエディングドレスに包まれて

ああ、また涙が出てきた。悲しすぎます。
古谷さんも、自分達以上に悲しいのでしょうね。

後、古谷さんのリンク先に麻上洋子さんのページがありました。
そこにもコメントがありました・・・

それから反省を。
古谷さんの掲示板で、注意をされる前にお花を送ってしまいました。
大変申し訳ありませんです・・・

356 :通常の名無しさんの3倍:03/03/07 00:28 ID:???
保守・・・

357 :職人になりたい:03/03/07 15:06 ID:???
 太陽が近いような熱帯の朝、アウドムラは喧騒に包まれている。ティターンズのニューギニア基地が目前に迫っていた。
「いよいよだな」
「そうだな」
 ハヤトの震える声に、緊張と苛立ちを感じ取ったアムロは、
「硬くなるな、みんなの士気に関わるぞ」
「分かってるんだがどうもな・・・なぁ、アムロ」
 ハヤトがアムロの耳元に近づいた。
「アムロ、お前、セイラさんとどうなってるんだ?」
「いきなり何言うんだ?」
 ハヤトは、最近出てきているのが気になっている腹を揺すって笑った。
「図星だな。よかった、よかった」
「バカ!」
 妻のフラウと共々、二人が心配で堪らないのだ。アウドムラにアムロを乗せてからというもの、恋の行方に、心配とやきもきの連続だった

のだ。
「そうか、よかったなあ!!」
 バンバンと背中を叩かれ、アムロはむせた。
「ハヤト館長、すぐにニューギニアです!」
「じゃ、俺いってくる」
 クルーの声に逃げ出す口実を見つけて、アムロは走り出した。
「ああ、頼む。総員、戦闘配置!!」
 今更ネモに乗る気はせず、応急処置を施したリック・ディアスで出撃である。

358 :通常の名無しさんの3倍:03/03/07 18:49 ID:???
職なりさん
ガンガレがんばれ!! セイラさんもこう言うはずだ
「あなたなら出来るわ!!!」

359 :通常の名無しさんの3倍:03/03/07 19:12 ID:???
本当に本当にセイラさんが好きなのですね・・・

360 :通常の名無しさんの3倍 :03/03/07 19:57 ID:???
age

361 :職人になりたい:03/03/08 14:58 ID:???
 ニューギニアは大した反撃を見せずに陥落した。不思議なことにまともな戦力はなかったため、アウドムラはほとんど損害がない。
 ネモ隊を先行するリック・ディアスが基地に迫った時点で、降伏の白旗が上がっていた。捕虜にした将校を尋問した情報によると、ほとんどの戦力はキリマンジャロと宇宙に移動したというのだ。それでも豊富な弾薬や食料を押さえることができて、ハヤトは満足していた。
「おかしいな・・・ティターンズはどうしちまったんだ?」
 アムロは疑問に思う。
「キリマンジャロにいったんだろ?だから、ここはルオ商会の情報通り、手薄さ」
「そんな!」
「それか、宇宙のア・バオア・クー・・・じゃなくて、今はゼダンの門か」
 ティターンズの主力がジャブローやニューギニアからも移動していることは、考えられないことではない。地球上では連邦政府の首都ダカールに近いアフリカのキリマンジャロ、宇宙ではグリプスを移動させた旧ア・バオア・クーのゼダンの門に、今は重きを置いているのだ。
「なら、太平洋はがら空きで、ニューギニアはオトリか?」
「案外そんなところだな」
 スケジュールを頭に思い浮かべてみると、もうすぐ連邦政府の年次総会が行われるはずであった。
「ジャミトフ・ハイマンが、総会で何かを画策しているらしい」
 カラバのリーダーであるハヤトは耳が早い。
「恐らくティターンズの権限強化といったところだろ」
「そうだな・・・アムロ、今は休め。次の作戦を考えておくから」
「楽な作戦にしてくれよな」
「セイラさんの側にいてやれ」
 余計なお世話だと言わんばかりに、アムロはハヤトの肩を叩いてブリッジを下がった。
 エゥーゴに負けじと、カラバも努力をしていた。一大拠点となったニューギニアに、各地の人間を集めて、モビルスーツの研究を開始している。
 中でも、クワトロが置いていったエゥーゴ最新鋭のリック・ディアスは、格好の研究材料である。アムロ自身も、ニューギニア占領後は図面を引いていた。
 セイラへの愛情だけに溺れている訳ではないのだ。

362 :職人になりたい:03/03/08 15:00 ID:???
>358
あなたならできるわ、それは魔法の言葉です。
>359
はい。
>360
どうも。

363 :通常の名無しさんの3倍:03/03/08 17:55 ID:yh58eIiK
種対策アゲ

364 :通常の名無しさんの3倍:03/03/08 21:47 ID:???
井上遥さんあぼーん

本当!?

365 :通常の名無しさんの3倍:03/03/08 21:49 ID:KLmWJYSe
ほんちょ。

366 :通常の名無しさんの3倍:03/03/08 22:42 ID:???
>364
漢字間違い

367 :通常の名無しさんの3倍:03/03/09 02:03 ID:???
あのオバさんの声でオレらはチンコしごいてたわけか……。

368 :通常の名無しさんの3倍:03/03/09 13:24 ID:???
367は職なり?
こんな時くらいヤラしいこと言うの慎めよ

369 :通常の名無しさんの3倍:03/03/09 18:24 ID:???
>職なりさん
心中お察しします。自分もセイラさんは特別な存在だったので・・(涙

これからもいろんなセイラさんを書いて下さい。いつも応援してますよ。



370 :職人になりたい :03/03/09 19:45 ID:???

 ニューギニア占領後も、カラバのクルーは、アウドムラの機内に寝泊りしていた。いつティターンズが襲ってくるのか、分からないからである。
 それに機動力のある輸送機の方が、何かと都合がよかった。警戒態勢を怠らないまま、カラバは、敵の動きや出方を待っているという方が正しいのかもしれない。
 クワトロの言った通り、今この瞬間の戦局は、宇宙にあるのだ。

 アムロは、アウドムラの機外で、ベルトーチカが仲間達に指示を出しているのを見た。
 カラバの跳ねっ返り娘も、今では人が変わったように、仕事に打ち込んでいる。
(吹っ切ったのかな、ベルは?)
 自分が振ったせいだとは考えたくないし、そこまで思い上がってはいない。
 それより、セイラに会いたい。
 車椅子は必要なくなり、今は軍医として、カラバメンバーの診療に当たっているはずだった。
 医務室を覗くと、ケガした男達が数人たむろしている。
「ドクターはいるかい?」
 腕を三角巾で吊った男がいますと答える。
「ドクター・スミス!」
「アムロ・・・ちょっと待ってね」
 白衣のセイラが包帯を頭に巻いた男の患部に消毒液を塗っている。
「はい、終わり。次の方!」
 アムロは、てきぱきと治療をおこなうセイラの手際を見守ることにした。見ているうちに、
「見ているだけなら、治療を手伝ってちょうだい」
 とセイラに要請されて、薬品や包帯を運ぶことになる。やがて、最後尾の三角巾で腕を吊った男の診察が終わると、美しい医師は、医務室のドアに休診中の札を出した。
「ふう、やっと終わったわ」
「お疲れ様です。茶でも飲みますか?」
 セイラは、アムロを見上げてにこりと笑う。
(痺れそうにきれいだよ、セイラさん)
 心の呟きは外には出せないし、恥ずかしい。笑顔を肯定と受け取って、飲み物の用意をする。

371 :職人になりたい:03/03/09 19:48 ID:???
>363
どうも。
>364
本当です。
>367
あなたみたいな人、サイド7に独りで残っているといいんです!!
>368
・・・
>369
ありがとうございます。
悲しみはみな一緒ですね。本当に惜しいです、悔しいです。

372 :通常の名無しさんの3倍:03/03/10 00:09 ID:???
ア・・・アムロめ羨ましいぃぃぃ〜

373 :通常の名無しさんの3倍:03/03/10 06:49 ID:???
職なりさんガンガレ!

374 :職人になりたい:03/03/10 16:22 ID:???
 新聞を斜め読みしていたセイラに差し出すと、
「ありがとう」
「何か面白いニュースでもありますか?」
 パラパラと新聞をめくる手がふと止まる。
「ジャミトフ一派の、議会に対するロビー活動が活発になっているみたいね」
 ティターンズの総帥であるジャミトフ・ハイマン。ジオンの残党狩りを名目に、地球連邦政府の統制を謀る男である。
「我等がエゥーゴとカラバはどうですか?」
「う〜ん、議会には弱いのよ、エゥーゴは。ブレックス准将だけだから」
 セイラは新聞をアムロに見せた。ティターンズの勢力拡大への警鐘を鳴らすその記事は、カイ・シデンの署名入りである。
「カイさんが記事を書いてるのか」
 フリーのジャーナリストとして、カイは、独自の力でティターンズを追っている。彼は、ティターンズのジャブロー爆破の暴挙で、とうとう中立的立場からややエゥーゴ・カラバ寄りにスタンスを移していた。
 新聞が、フリージャーナリストの記事を採用しているのには訳があった。ティターンズから抗議や追求を受けた時の言い逃れである。
「ケネディで会ったんだけど、兄が素性を隠していることに疑問を持ってね」
「そうですか、会いたかったな」
「相変らずの皮肉屋さんよ」
 カイさんらしいや、と笑った。
 なごやかな空気に、アムロはもう一つアイデアを切り出した。
「天気がいいから、ビーチにでもいきませんか?」
 泳げないセイラは慌てて首を振った。
「私はダメよ」
「泳ごうっていうんじゃないんです、浜辺でピチャピチャしようっていうだけで」
「そうねえ、どうしようかな」
 結局、傷のリハビリも兼ねて(そう自分に言い聞かせて)、セイラは同意することにした。そして、アムロがハヤトに許可をもらう間、急いで自室で水着の用意をするのだ。
 美しい熱帯の島々の浜辺は、泳げないセイラの胸もときめかす。
 実はニューギニア占領後、街を物色する機会があって、セイラは水着を買っていたのだ。もちろん、アムロには内緒である。

375 :職人になりたい:03/03/10 16:23 ID:???
>372
ホント羨ましい〜
>373
ありがとうです。感謝ですよ〜

376 :通常の名無しさんの3倍:03/03/10 21:32 ID:hv7DdjHl
セイラさんの水着見たいでつ!

377 :通常の名無しさんの3倍:03/03/10 21:49 ID:???
やっぱし、Zにはセイラさん出るべきだったね・・・
ベルトーチカは代替キャラかもしれんが、力不足。


378 :通常の名無しさんの3倍:03/03/10 22:14 ID:???
浜辺で水着姿のセイラさんと二人なんて…
アムロ羨ましいぞー!

379 :通常の名無しさんの3倍:03/03/11 01:02 ID:???
気易さを感じさせない二人に萌える。
しかし水着・・・・天真爛漫なセイラが見える。

380 :通常の名無しさんの3倍:03/03/11 02:01 ID:???
職なりさん乙!

インド旅行から連れ戻してか?>>377

381 :職人になりたい:03/03/11 15:56 ID:???
 ハヤトは表向き渋い顔をしたが、内心喜んでもいた。
 もちろん、二人が、ケネディ出発以来大活躍しているのを知っているからだ。だから他のクルーの手前、仕方ないとぼやきながらも、心の中では快諾していた。
「連絡は怠らないように。いいな、アムロ」
「了解・・・サンキュウ、ハヤト」
 アムロの最後の言葉は、ハヤトの優しさに対してである。
「アムロ大尉はドクターと海ですか?」
 アウドムラのブリッジクルーがいいなあと呟いた。
「俺も女の子と白い砂浜でも歩いてみたいわ」
 と、コンソールに足を投げ出す一人に、もう一人が、
「跳ねっ返り娘でも誘ってみれば!」
「さすがにそれはまずいだろ!!」
 どっと笑う男達に、ハヤトも苦笑するしかなかった。
(フラウ、これでいいんだろう?)
 と胸の内で愛妻の名前を呼びながら。

 エレカが白い砂浜を走る。海沿いの爽やかな風が、車上の二人を包んでいた。
 セイラは水着の上にTシャツを着て、サングラスを、アムロはニューギニアで買ったアロハシャツを着ている。
「地球が汚染されているというのが、信じられないわね」
 アムロは返事ができない。Tシャツの上の胸の隆起に視線をやっては、道なき道に戻すの繰り返しである。
「あ、きれいな景色」
 これでは、まるでハイスクールの学生のデートではないか、と思ってしまう。
 しかし、青い海と白い砂浜を目の前にして、珍しくはしゃぐセイラの姿が嬉しいのだった。
 その時、エレカが砂浜の砂丘の上を飛んだ。
「きゃあ!」
「うわ!!」
 よそ見をしたため、道を誤ったのだ。ほんの数秒間、エレカが宙に浮いて、本当に飛んだ。
 着地の瞬間、アムロは歯を食いしばって、衝撃に耐えた。すぐに助手席のセイラに向かって、
「大丈夫ですか!大丈夫ですか!!」
「怖かったわ・・・ちゃんと、運転してよ」
 ずれたサングラスから見える青い瞳が笑っている。

382 :職人になりたい:03/03/11 16:00 ID:???
>376
「再会、母よ」で見れますね。
>377
残念でした。
>378
自分も加わりたい・・・邪魔しないように。
>379
水着を選ぶって楽しいですよね。
>380
インド・・・お母ちゃんに遭いにいかれたそうですから、そっとしておいてよかったのでしょうね。

383 :通常の名無しさんの3倍:03/03/12 03:05 ID:???
萌え萌えな二人、ああ・・・熱


384 :通常の名無しさんの3倍:03/03/12 06:45 ID:???
セイラさんの「きゃあ!」に萌えますた。
この幸せが続くのを祈ります。(無理かな?w

385 :通常の名無しさんの3倍:03/03/12 09:17 ID:???
井上が「きゃあ!」と言ってる姿に激しく萎えますた。

386 :職人になりたい:03/03/12 16:46 ID:???
「す、す、すびばせん」
「舌噛まなかった?」
「俺は平気です」
 と、アムロはセイラの顔を見た。
 美しい女医は、アムロを見ずに海だけを見ていた。つられて視線をやると、水平線とエメラルドの海、そしてそう遠くない距離に、小さな岩礁が海から頭を覗かせている。
「ステキね・・・」
 セイラは目の前の美しい光景に目を輝かせていた。久しぶりにゆっくりと自然の風景を楽しむことができたのだ。
 ケネディ以来の休日に、二人は、ここでパラソルとビーチマットを広げることに決めた。
 海を目の前にしてウズウズしていたアムロは、一目散になって、駆け出していった。セイラは泳げないために、パラソルの日陰の下で日光浴をすることにする。
 波とたわむれ泳ぐアムロを見ながら、決意してTシャツを脱いだ。モスグリーンのワンピースの水着は、必死の思いで買い求めたものだ。
(こんなの派手じゃないかしら?でも、アムロしかいないのだし)
 この思いは、ベルトーチカや他のカラバの女性スタッフを見ていて感じることだった。
 男性はともかく、女性陣の中では、セイラは年上の部類に位置する。だからこそ、年寄りであるとか思われたくないのだ。
「セイラさ〜ん!」
 アムロが手を振った。それに返事の手を振って、
「無理しちゃダメよ!!」
 何だか学生の引率を引き受けているような気がして、おかしくなる。
 太陽の眩しさに堪えかねて、サングラスをしたまま横になると、やがて睡魔がセイラを襲ってきた。

「お前ももう大人だろ、戦争も忘れろ。いい女になるのだな」
 白昼夢は、ア・バオア・クーでの兄とのやり取りであった。死の腐臭漂う、ジオン公国最後の橋頭堡である。
「アムロ君が呼んでいる」
 自分が伸ばした手は、遂に兄に届かない。バズーカを片手に背を向け、ザビ家を葬る執念に燃えた兄には届かないのだ。
 ノーマルスーツの中で、セイラは泣いた。

387 :職人になりたい:03/03/12 16:48 ID:???
>383
デートくらいさせてあげたかったのです。
>384
続くとよいですが。

388 :通常の名無しさんの3倍:03/03/12 21:46 ID:???
>続くとよいですが
なんか意味深なお言葉ですね。

389 :通常の名無しさんの3倍:03/03/13 08:05 ID:???
中田氏は危険!

390 :通常の名無しさんの3倍:03/03/13 08:06 ID:???
アムロにさっさとHさせてやってくれっ!
もどかしくてイライラするー!

391 :職人になりたい:03/03/13 16:50 ID:???
今日は休みます。

392 :通常の名無しさんの3倍:03/03/14 04:03 ID:???
職なりさん
「続くとよいとは」どの様な意味なのでしょう?
少し気になりました。

393 :通常の名無しさんの3倍:03/03/14 19:34 ID:???
期待sage

394 :職人になりたい:03/03/14 19:35 ID:???

 七年後、ケネディ基地に到着したアウドムラの中から、赤いノーマルスーツの兄が現れた時も、セイラは泣いた。
「アルテイシアか」
「兄さん」
 後はもう言葉にならず、ただ泣くのみである。
 予定では、兄もシャトルに乗って打ち上げられるはずであったが、ティターンズの強襲部隊がその妨害をした。
 幸か不幸か、兄は宇宙へはいけずに、二人だけの兄妹は再会の時間を持つことができた。
 マス家のこと、ジンバとランバのラル親子のこと、テキサスの金塊のこと、シャアが潜んだアクシズでのことと地球圏への帰還、強くなったアルテイシアのエゥーゴとカラバに加わった経緯など、話は尽きなかった。
 妹は、兄の膝の上で夜を明かした。語りながら、泣いた。
 訪れた再度の別離の時も、
「本当に時間がない。ゆっくり話することができないんだ。戦いが終わったら、じっくり話そう」
 と言って、兄は去っていった。
 兄に対する思い出は、いつも涙色に染まっているのだ。

 冷たい感触が、セイラを現実の世界に引き戻した。サングラス越しに目を開けてみると、アムロがアイスボックスに入れておいた飲料の瓶を頬に当てていた。
「!!」
「ご、ごめんなさい、そんなにビックリするとは思わなかったんです」
「びっくりしたわ」
 瓶を受け取って、セイラは咽喉を潤した。その様を見ていたアムロが、心配そうに、
「セイラさん、泣いてたんですか?」
「え?」
 不意を突かれて、セイラは動揺する。
「サングラスの下から涙が」
 手を当てて涙を拭ったが、隠すのをあきらめて、
「そうかもしれないわね」
 悲しそうな笑みが、アムロの胸を突き動かすのだ。
 愛情、嫉妬(それは兄、シャアに対するものだ)、いろいろなものが、錯綜し交わる。時にはそれらが燃焼反応し、燃え上がることになる。
「もう悲しい思いはさせませんから」
 アムロは言い、セイラの唇を吸う。しばらく彼の求めに応じたままにしていた金髪さんは、キスの後、
「アムロが死ななければそれでいいの」
 と言う。

395 :職人になりたい:03/03/14 19:38 ID:???
>388
え?そんな深い意味はないですよ。
>389
???
>390
そういうシーンは匂わせるだけにします。
・・・って、もうすでに書いてますが。
>392
幸せというか、戦いはまだ続きますという意味です。
基本的にストーリーは踏襲ですから。
>393
どうもです。

396 :通常の名無しさんの3倍:03/03/14 21:16 ID:p48ymPK+
下がりすぎですぞ、職なりタン!

397 :通常の名無しさんの3倍:03/03/15 15:30 ID:???
期待カキコ

398 :職人になりたい:03/03/15 17:14 ID:???
 どこか物悲しいその言い方に、胸を打たれたアムロは、
「死にませんよ、そんな簡単には」
 キスが再び続いた。
 次第に力が入るアムロの腕に、その意図を感じ取ったセイラはとうとう自分からも抱擁する。
 野心を燃やしたアムロの水着の肩紐を外そうとする悪戯でやんちゃな指を跳ね返し、また伸びてくるのを防ぎ、それでもキスは止めない。
「ダメ、こんなところじゃ」
「す、すいません」
 たしなめるセイラに頬をつねられて、アムロはようやく諦めた。その代わり、キスは何回でも許された。
 重なる影に、赤道直下の太陽が光を浴びせている。パラソルの下、二人は永遠の時間とも思えるような休暇を過ごしていた。

「フォン・ブラウンが、ティターンズの攻撃を受けたそうだぞ!」
「アーガマが退いたそうだ」
 宇宙からの噂は、すぐにアウドムラに入ることになる。連邦軍(主としてティターンズではあるが)の報道管制の目をかいくぐって、ニュースが届くのである。
 敵の攻撃もしばらくはないアウドムラでは、連日宇宙からの情報、地球各地のカラバの情報が集まり、ハヤトやアムロは分析に余念がなかった。
 志願、或いは駆けつけてくる兵士の数も増えて、ニューギニアは反抗の拠点として大きくなりつつあった。
「フォン・ブラウンではカミーユも活躍したらしいけど」
 ハヤトがアムロに言う。
「当然と言っていいのかな。俺だってカミーユを敵に回したら、勝てるかどうか分からない。多分、ダメだろう」
「アムロ、ご謙遜。とにかく、アナハイムはカミーユに新型を回したようだし、クワトロ大尉と並んで、今やエースだよ、カミーユは」
 しかし、フォウという少女の存在が、カミーユに傷となっているとアムロは思う。繊細な少年が、そんな簡単には立ち直れる訳ないだろう。
 自分だって、七年経過してみても、ララァを記憶の中から風化しきれないでいるのだ。
「そうだ、気になる情報があるんだ」
「何だい?」
「連邦政府総会がもうすぐだろ」
 ハヤトは意味ありげに笑い、内線電話機を取り上げた。
「ドクターですか?ハヤトです」
 リーダーのハヤトも、セイラには丁寧な言葉遣いである。
「今空いてます?なら、ブリーフィングルームへお願いできますか・・・あ、はい、一緒にお待ちします」

399 :職人になりたい:03/03/15 17:15 ID:???
>396,397
どうもです、ハイ。

400 :通常の名無しさんの3倍:03/03/15 19:52 ID:???
シャア板はここだけチェックしてます
これからも頑張ってください職人さん

401 :通常の名無しさんの3倍:03/03/16 01:02 ID:???
これほどにアムロと代わってほしいと思った事はない。
頬をつねられながらキスしたいぃぃぃw

402 :通常の名無しさんの3倍:03/03/16 01:05 ID:???
アムロ羨ましいぞ。
どうかこのままセイラさんが幸せになれますように…。

403 :通常の名無しさんの3倍:03/03/16 05:37 ID:???
(;´Д`)ハァハァ

404 :通常の名無しさんの3倍:03/03/16 05:56 ID:???
職人さん乙!
お前らたまには上げろ。
糞種ジエンドで荒れた厨房が新スレ乱立させてるから落ちすぎるとdat落ちするぞ。
400番台入ったら上げること。

405 :通常の名無しさんの3倍:03/03/16 12:07 ID:???
書き込みがあればsageでもdat落ちはしないぞ

406 :職人になりたい:03/03/16 14:21 ID:???
「セイラさんも呼ぶのかい?」
「ああ」
 セイラを待つ間、アムロは、集まってきた兵士の中からパイロット候補生を選抜する作業に取り掛かる。
 敵も練度は高くないが、それはこちらも同じことであった。ネモを与えて訓練させ、死地に赴かせる。嫌な仕事だとは思いつつ、だった。
「お待たせ」
 白衣のセイラが入ってきた。アムロの隣に腰掛け、ハヤトと向かい合う形になった。
「さて」
 ハヤトは思わせぶりに言葉を切った。
「もうすぐ連邦政府の総会が開かれる」
 ティターンズという強大な軍事力を背景にするジャミトフ・ハイマンの野望は、決して小さくない。
「連邦政府総会で何かあるのかしら?」
「・・・ジャミトフはある法案を提出するそうです。情報によれば、ティターンズに大幅な権限を与えて、正規軍をすべてティターンズに取り込むとか」
 アムロとセイラは互いに顔を見合わせた。
 この法案が可決すれば、エゥーゴとカラバは、単に反乱軍やテロリストと同じ類いの扱いになってしまう。正に死活問題である。
「ブレックス准将はどうするんだ?」
「さあ、そこだ」
 ハヤトはセイラをちらと見て続けた。
「我々の中で議会に出席できるのは、今のところブレックス・フォーラ准将しかいない。准将は総会に参加して、反対の立場を表明するようだ」
「政治のゲームでは、負けてしまうぞ」
 爪を口に持っていきかけたアムロだったが、セイラの視線に気づいて止めた。
「そうね・・・反ティターンズの議員なんて少ないもの」
「それでも正攻法を取らないと。で、准将の護衛に、クワトロ大尉が降りてくるそうです」
「兄が・・・」
 アムロは、セイラの嬉しそうな顔を見て、腹を立てた。

407 :職人になりたい:03/03/16 14:24 ID:???
>400
他にも注目のスレはありますよ〜
>401
自分も羨ましいです。痛くない程度につねられたい・・・
>402
是非祈って下さい。
>403
(;´Д`)ハァハァ
>404
お疲れ様です。ありがとうです。
>405
その辺りが自分でもよく分かりません。

408 :通常の名無しさんの3倍:03/03/16 15:03 ID:???
当分、アムロには嫉妬に燃えていただきたい(w

409 :通常の名無しさんの3倍:03/03/16 20:10 ID:???
sageでも保守は出来るけれども
鯖の圧縮の時に下にあるとよろしくないと
聞いた事がありますです

乙彼さま&期待sage

410 :通常の名無しさんの3倍:03/03/17 01:12 ID:???
保守

411 :通常の名無しさんの3倍:03/03/17 06:13 ID:JUOeKDQD
上昇!

412 :職人になりたい:03/03/17 14:18 ID:???
 金髪さんは頬を微かに赤くしている。平静を装っていても、それが分かる自分にも腹が立った。
「ダカールか・・・ちょっといけないわね」
「キリマンジャロが行く手を阻んでますからね・・・おい、アムロどこへいく?」
「今、俺にできるのはモビルスーツの整備だけだ」
 立腹したアムロは、席を立ってしまった。
 それに気づかず、突然の兄の地球降下を知ったセイラは、ハヤトにいろいろと尋ねるのだった。
「太平洋ルートでは、ダカールは遠いわね」
「そりゃ無理です。到着する頃には終わってますよ、総会」
 ハヤトは、アムロのことが心配で気が気でないのだが、セイラは東アフリカに位置するキリマンジャロ迂回ルートの検討について聞いてくる。
 結局、ダカールでの総会には間に合わないことが分かって、ようやくセイラはさじを投げた。
「どう考えても無理ね」
 ほっとしたハヤトはため息を吐いて安堵した。
「それより、せっかく押さえたニューギニアの充実を考えないと。セイラさん?」
「え、何?」
「アムロ、いいんですか?」
「何が?」
 まったく世話が焼けるとハヤトは思った。

 クワトロ大尉、いやシャアに嫉妬していると分かったから、アムロは自分のことが嫌になった。
 格納庫に向かうでもなく、自室に向かうでもなく、足だけは勝手に進んでいく。カラバの手によってリック・ディアスをベースにした、ディジェというモビルスーツの整備をしなくてはならない。
 しかし、兄が、と目を輝かせたセイラの笑顔は、アムロにとって残酷なものであった。
「くそ!」
 壁面を叩いた拳が痛くて、アムロは呻いた。
 セイラさんは、やっぱり俺なんかより兄のシャアの方が・・・
 醜い妄想と知りつつ、アムロは胸の奥で炎を焦がす。真赤な炎ではなく、ドス黒い火を燃やすのである。

413 :職人になりたい:03/03/17 14:19 ID:???
>408
あらら、バレましたか。
>409
お疲れです。
前スレがそうでしたっけ?
>410,411
どうもです。

414 :通常の名無しさんの3倍:03/03/17 18:18 ID:???
シャアxセイラxアムロ・・・黄金の三角関係だ!
定番だけど、超ツボ。

415 :通常の名無しさんの3倍:03/03/17 20:13 ID:???
>414
分かるなー、その気持ち!!自分もかなりツボです。
嫉妬に狂うアムロに萌え!飄々としているセイラさんがまたイイ!



416 :通常の名無しさんの3倍:03/03/17 20:13 ID:???
ディジェな〜。もうちょっと格好いいMSに乗ってほしかったな…

アムロ、ひとり悶々と嫉妬してて面白い(w
やっぱこの3人はいいねぇ。

417 :通常の名無しさんの3倍:03/03/18 01:16 ID:???
ハヤトが、アムロにアドバイスして男の友情を・・・
やっぱりディジェかぁガンダムに乗ってほしいな
一応は、Z+だっけ乗ってたと言う説があるくらうだから
職なりさんご一考こだされ。

418 :通常の名無しさんの3倍:03/03/18 15:49 ID:???
>>417
Z+搭乗はダカール以後という設定だったと思われ。

419 :通常の名無しさんの3倍:03/03/18 16:10 ID:???
後付だと思うけどZ乗る設定あったのか。
プラモの箱を遠目に見ただけだから知らなかた。

420 :通常の名無しさんの3倍:03/03/18 16:52 ID:???
>>419
うん、完全な後付設定です。確かModel Graphixのガンダムセンチネルが
初出のはず。んで、搭乗機はオレンジと白のツートンのZ+A1型でつ。
アムロの搭乗については散々説明した最後に

「・・・という説もある」

と、以後紡がれる(かも知れない)物語と矛盾した場合の予防線も張ってある。

421 :職人になりたい:03/03/18 19:39 ID:???
「荒れてるわね」
 振り向くと、明るい金髪の少女がいた。
「ベルトーチカ」
「私の部屋にこない。温かいコーヒーがあるわ」
 カミーユを宇宙へ返す直前に聞いた言葉だ。
 ベルトーチカの声は震えていた。そして青い瞳は濡れていた。
「・・・コーヒーより、ウオッカが欲しいな」
「あ、あるけどハヤト館長に叱られるわよ?」
「いいさ、たまには」
 ベルトーチカは嬉しそうな顔で、アムロを自室に誘った。部屋に招き入れる時、ロックする手が震えていた。
 ウオッカをグラスに注ぐ手も震えていた。

 珍しくベルトーチカは寡黙だった。
 アムロもセイラのことで愚痴をこぼすようなことはせず、おとなしくウオッカを口に持っていく。そんなに酒量が多い訳でもなく、少し口に含んでは湿らせる程度であった。
「・・・ドクターとケンカでもしたの?」
 とうとう、ベルトーチカがおずおずと切り出した。喋り方はいつもの彼女と違い、アムロのことを気にしているようであった。
「ケンカ?違うよ」
 アムロの少し悲しそうな視線にベルトーチカはうつむいてしまうのだった。
「それより、ミライさんに何を言われてたんだ?」
「何を?」
「ほら、アウドムラを降りる時さ、ミライさんは君に何かを言ってたろ?」
 ミライがベルトーチカに何かを言って、アウドムラを去った時のことである。
「ああ、それはね・・・急いではダメなんですって。人と人の関係なんて、時間を掛けてゆっくりと分かっていくって言われたの」

422 :職人になりたい:03/03/18 19:47 ID:???
>414
そうですね、激しく同意です。
黄金の三角関係に笑い、またほろりとしました。
>415
セイラさんが飄々ですか・・・しまった。
>416
悶々ですよね。セイラさんは、アムロそっちのけでお兄さんのこと考えてますもんね。
>417
ゼータプラスは、自分も噂だけ知ってるモビルスーツなのです。
全然分からない。確かグリーンダイバーズで乗ってたという話も聞いてますが、如何せん見てないもので。
ディジェも、ウイングつきのゲルググだ、と思って見てました。
>418
あ、そうなんですか?
>419
今度プラモデル屋さんで見てみますね。
>420
全然知りませんでした。
実はモビルスーツのこと、よく知らないのです。

明日はお休み頂きます。

423 :通常の名無しさんの3倍:03/03/18 20:49 ID:???
ageときます!!

424 :415:03/03/18 23:39 ID:???
アムロに対して>飄々 という意味だったのですが言葉足らずでスマソ

いつも乙です!明日はゆっくりとリフレッシュなさって下さい。

425 :通常の名無しさんの3倍:03/03/19 01:44 ID:???
アムロいきなり浮気かまったくよ。
ベルもしつこいなぁ

426 :ランバ・ラル:03/03/19 08:02 ID:???
職なりさんハァハァ!

427 :通常の名無しさんの3倍:03/03/19 16:43 ID:xMTNFLj1
保守

428 :通常の名無しさんの3倍:03/03/20 10:39 ID:???
保守

429 :通常の名無しさんの3倍:03/03/20 13:42 ID:???
上げまする

430 :職人になりたい:03/03/20 16:37 ID:???
 時間を掛けて、かとアムロは口の中で呟いた。
 俺は、セイラさんとまだまだ時間を掛けていかなくてはならないんじゃないのか、アムロと自問する。再会してまだどれぐらいだ?
「三ヶ月もたってないじゃないか」
 思わず言葉に出てしまい、ベルトーチカが怪訝そうな顔になる。
「え?」
「おセンチで、ちっとも飛んでない、か」
 かつて、ホワイトベースの中で、セイラに言われたことだ。
 自分は、センチメンタルで傷つきやすいまま、成長したのだと思う。だから、セイラのいろいろな部分に不安になり、ふと漏らす兄への思いやりに嫉妬をする。
 不幸な生い立ちの兄妹を分かってやらなければならない。理解してやらねばならない。すべてを包んでやらなければならない。
 自分自身こそ、いじいじしていてはならない。
「ありがとう、ベルトーチカ!」
「どうしたの?」
 訳の分からないベルトーチカに、飲み干したグラスを渡すと、
「ありがとう、俺がバカだったよ」
 アムロの心は晴れ晴れとしていた。

 数日が経過した。
 再びアムロとセイラだけが、ブリーフィングルームに呼ばれたが、肝心のハヤトがなかなか姿を現そうとしない。
「遅いわね、ハヤト」
「そうですね、どうしたんでしょうか」
 アムロは、もうちっぽけな嫉妬心など持たないと誓う。
「新しいモビルスーツはどう?」
「調整がまだまだ必要ですけど、大分馴れてきました」
 そこへ沈痛な面持ちのハヤトが入ってきた。
「遅くなりました」
「どうしたんだ?」
 ハヤトは、一瞬セイラを見て、それからアムロに視線を送った。
 よくないことだと二人は直感する。昨日の連邦政府の総会で、ティターンズの権限強化法案が可決されたというニュースが飛び込んできているから、更にそれ以上の悪い出来事があるのだ。

431 :職人になりたい:03/03/20 16:40 ID:???
>423,427,428,429
どうも。
>424
いえ、自分の描写不足を嘆いたのです。お気になさらず。
>425
浮気ではないです。
>426
???

戦争が始まってしまいました〜イヤですね。

432 :通常の名無しさんの3倍:03/03/21 12:47 ID:???
職なりさんLOVE!

433 :職人になりたい:03/03/21 13:58 ID:???
「ブレックス准将が」
「・・・まさか」
 聞いている二人の声が揃う。
「ホテルで暗殺された。ティターンズにな」
 セイラもアムロも言葉が出ない。
 仮にも、ブレックス准将は、議会に公式に出入りができる数少ない人間なのである。それが・・・暗殺?
「クワトロ大尉は!?」
 ボディガードとして降りてきたのではなかったのか。
 言葉を失って蒼白になったセイラの気持ちを代弁して、アムロが尋ねた。
 アムロの語気が荒いのは、シャア程の男がついていて、むざむざ暗殺されてしまったのかという非難と安否を問う、二つの気持ちに挟まれているのだった。
「ブレックス准将の最期を看取って、後事を託されて・・・ノルウェーから宇宙へ上がって、アーガマと合流した」
 息を呑む声が聞こえた。セイラが安堵の小さい吐息を漏らしているのだ。
「どうするんだ、ハヤト?」
「これは極秘情報なんだが」
 ハヤトが語った情報は、続いて二人を仰天させた。
 天文台の観測によれば、旧ジオン公国残党の潜んでいるアクシズという岩塊が、地球圏に向けて移動しているという。
 エゥーゴ上層部は、アクシズへの対応で揉めているということであった。
 セイラは、背筋が凍るのを感じた。
 兄、シャアは一年戦争後、アステロイドベルトのアクシズに隠れていたと言っていた。そこでは、ドズル・ザビの娘ミネバを首魁として、旧ジオン軍の連中が集まっていた。
「ジオンの亡霊が甦る」
 暗澹とするものを感じ、首を振る。
 父の命だけでなく、先の大戦で人類を滅亡寸前まで追い込んだ悪夢が、甦るのだ。
 スペースノイドの独立という甘い夢に踊らされて、そして兄も再び・・・

434 :職人になりたい:03/03/21 13:59 ID:???
>432
どうもです。

435 :通常の名無しさんの3倍:03/03/21 15:40 ID:yO2hFzyf
うーん、面白い!
読んでいてキャラクターのイメージが崩れないのが、すごい。
職なりさんのSS、大好きです。
頑張ってください!

436 :通常の名無しさんの3倍:03/03/22 00:56 ID:???
兄妹の決別クルー?

437 :通常の名無しさんの3倍:03/03/22 12:50 ID:0ksqzhoF
種曜日だ。。。
今のうちに一回あげておきます。

438 :職人になりたい:03/03/22 19:19 ID:???

 しばらくの間、ニューギニアでおとなしくしているカラバ部隊にも、宇宙の激動が伝わってきた。
 まず、月面の支配に執着するティターンズが、一度は占拠したものの結局は撤退することになったグラナダへコロニーを落とす作戦を企てたが、アーガマによって阻止された。
 次に、サイド2の25バンチに毒ガスを撒く作戦も失敗に終わった。
 更に最大のニュースは、アクシズが帰ってきたことである。セイラもアムロも唖然とするうちに、エゥーゴは使者をジオンの亡霊に送っていた。
 故ブレックス准将の遺志ではないだろう、もっぱら、自分自身がスポンサーであり、エゥーゴとティターンズの争乱で潤うアナハイムの意向であるというのが、二人の読みであった。
 日増しに勢力を拡大させるティターンズに対抗すべく、エゥーゴはアクシズと連合を組むことにしたのだ。
「うまくいきっこないのよ」
「そうですね、スペースノイドの自治、といっても思想に違いがありすぎる」
「ザビ家独裁の悪夢が甦るだけだわ」
 嘆く二人の思いと裏腹に、エゥーゴは、アーガマにアクシズ接触の任を任せた。
 皮肉か、それとも偶然か、アクシズに身を寄せていたこともあるクワトロ・バジーナ大尉ことシャア・アズナブルは、そこで大立ち回りを演じ、会談は決裂するはめとなる。
 続いてアクシズは離れ業を見せた。今度は女摂政ハマーン・カーン率いるジオンの亡霊達は、ティターンズとの共闘を謀ったのだ。
 エゥーゴ・カラバ連合は孤立した。

439 :職人になりたい:03/03/22 19:21 ID:???
>435
ありがとうございます。嬉しいです。
>436
もう一度会う予定です。
>437
どうも。

れれ、今日は短いですね。

440 :通常の名無しさんの3倍:03/03/23 13:28 ID:???
アゲ

441 :通常の名無しさんの3倍:03/03/23 17:25 ID:???
次の兄妹の再会も慌ただしいのかな・・・

442 :職人になりたい:03/03/23 19:04 ID:???
今日は休みます。

443 :通常の名無しさんの3倍:03/03/24 07:27 ID:???
ジュドハマ落ちましたぞ。

444 :職人になりたい:03/03/24 19:48 ID:???

 しかし、ハヤトは、ティターンズの戦力が宇宙に上がったことに目をつけていた。
 キリマンジャロ攻略作戦発動である。

「俺達だけでできるのかな?」
「大丈夫さ、アーガマも宇宙で助けてくれる」
 ハヤトは自身満々だった。
 練りに練った作戦である。ゼダンの門構築に全精力を傾注していたティターンズは、地上では手薄になっていた。
 そこへ東からアウドムラのハヤトの部隊が、北、南からは他の部隊、宇宙ではアーガマがキリマンジャロの頭を押さえるというのだ。
「それに、その後も考えてある」
「その後って?」
 ハヤトは、自分のプランに夢中になっている。
 キリマンジャロは落とせなくてもいい、大打撃を与え、その後、再び連邦政府議会が開かれるダカールへ赴くのだ。
「ダカールを占拠する」
「すごいな、ハヤト」
「よしてくれ、アムロ。俺の考えじゃない。お前やクワトロ大尉、ベルトーチカがヒントをくれたのさ」
 他人に花を持たすことも忘れないハヤト・コバヤシであった。

「また戦いね」
「ええ、でも俺は死にません」
「当たり前でしょ」
 セイラは、アムロの頬にくちづけして囁いた。
 細い身体を抱きしめ、唇を奪う。情熱的なキスの繰り返しの後、無言で引き寄せると、もうセイラは拒まなかった。
「・・・」
「・・・」
 余分な言葉は、もう二人の間にはいらないのだ。

 美しい月明かりが、インド洋を飛ぶアウドムラに差し込んだ。
 夜の暗い海には、時折アウドムラを追い掛けようとするイルカの跳ねる白い波が見えるのだが、もちろん二人にはそれを気づくすべもない。
 二人は、お互いを確かめることに熱中していたから、である。

445 :職人になりたい:03/03/24 19:50 ID:???
>440
どうも。
>441
慌しいでしょうね。
>443
!!!

446 :通常の名無しさんの3倍:03/03/24 23:35 ID:???
復活しますた

<パート5.1>ジュドーとハマーン様はまだまだ熱く
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1048516325/


447 :通常の名無しさんの3倍:03/03/25 11:02 ID:xyBxjcQE

      ,〜((((((((〜〜、
    ( _(((((((((_ )
    |/ ~^^\)/^^~ヽ| _
     |  _ 《 _  |
     (|-(_//_)-(_//_)-|)    / やっぱもろでしょ
     |   厶、    |    <
     \ |||||||||||| /   \  http://www.media-0.com/www/dvd01/index1.htm
       \_______/ \
       /    \
    ⊂ )   ノ  つ
       (_⌒ヽ
        ノノ `J


448 :職人になりたい:03/03/25 16:20 ID:???
 標高六千メートルに近い、アフリカ大陸最高峰の山、キリマンジャロ。
 カラバが全戦力を叩き込んで戦いを挑む、ティターンズの最大拠点の一つである。
「アムロ、ディジェ出るぞ!!」
 モビルスーツ部隊を吐き出したアウドムラは、援護のミサイルを撃ってから後退する。衛星軌道上に位置するアーガマからも、山頂付近めがけて攻撃が加えられていた。
キリマンジャロ基地は、カラバの接近に気がつかなかったのか、反撃の手はなかなか上がらなかった。
「ティターンズめ、寝ているとでもいうのか」
 ハヤトは、あまりにも順調すぎる展開にふと不安を覚える。
 完成していなかったニューギニアとは、規模が違うのだ。キリマンジャロは、一年戦争のアフリカ戦線以来の軍事基地であった。
「味方のモビルスーツには当てるなよ!地上部隊は予定通り展開しているな?」
「館長!衛星軌道上のアーガマが!!」
 アーガマが沈んだのかと身を乗り出したハヤトは、続く部下の報告を待った。
「ティターンズと交戦中!」
 キリマンジャロ攻略支援のため単艦突出したアーガマは、ティターンズのモビルスーツ部隊に襲われたのだ。
「クワトロ大尉もカミーユもいるんだ。大事ない。我々はキリマンジャロを陥とすことだけ考えればいい!!」
 こめかみに青筋を浮き上がらせて、ハヤトは怒鳴った。
 山を周回しながら、アウドムラは攻撃と支援をおこなう。ミサイルが飛び交う中、麓付近のティターンズの部隊は徐々に撤退していった。
「いいぞ。ティターンズめ、基地に立て篭もる気だな!」
 興奮して声を荒げるハヤトは、尚も攻撃を指示するのだった。その傍らで天候を見守っていたセイラは、
「嫌な天気になりそう」
 と呟いた。
 また一つ、爆光が煌く。誰かが、敵味方の誰かが死んでいくのだ。
「アーガマからモビルスーツが降下します!」
「予定にはないぞ、どういうことだ?!」
「・・・宇宙での戦いで、重力に引かれたモビルスーツです」
 空に流星が二つ、流れていった。セイラとハヤトは確かにそれを見た。

449 :職人になりたい:03/03/25 16:21 ID:???
>446
わお、おめでとうございます。

BBSにも書いた通り、フォウをどうしようか迷っています。
ご意見あればどうぞ。

450 :通常の名無しさんの3倍:03/03/26 02:04 ID:???
なるべくなら助けてホスイです・・・

451 :通常の名無しさんの3倍:03/03/26 19:01 ID:???
お休みでつか?

452 :職人になりたい:03/03/26 19:51 ID:???

 ドダイ改の上でアムロも流星を見ていた。
 クレイバズーカで敵を倒しながら、
「宇宙から降りてきたモビルスーツから、連絡は?」
 返事はまだ、ということである。肩をすくめて、
「やはり撃墜されたのか」
 もちろんアムロは、降りてきた二機が百式とZガンダムであり、パイロットがシャアとカミーユだということを知らない。
 キリマンジャロの山腹から上には雪が積もっている。それどころか天気も荒れだし、風と共に吹雪いてさえいた。
「寒冷地専用じゃないのになあ・・・落ちろ!」
 炎が上がり、爆煙が空を焦す。ドダイ改も強い風に揺れている。
 相変らず練度の低い敵のハイザックを撃破し、地上砲台を狙い撃ちしていくうち、再びアムロは、ニューホンコンとニューギニア近くの戦闘で感じたプレッシャーを思い返した。
(あの時の黒いガンダムか?)
 僚機のネモが落とされた。地上からの強力なビームによるものである。
 旋回して地上に目を凝らす。
「ん?あれはサイコガンダム!!」
 やはりとアムロは舌を打つ。こちらのビームを跳ね返し、重武装をする、ニューホンコンの街を炎で焦した黒いガンダムがいた。
 鈍重で緩慢な動きではあった。しかしサイコガンダムは、アムロを視認すると拡散型メガ粒子砲を撃とうと身体を向ける。
 撃たれる前に、
「させるか!!」
 クレイバズーカで狙うものの、サイコガンダムが撃ったビーム砲の前に、弾は消えていった。
 避けたアムロは、前のフォウのことを微かに思い出したが、首を振った。
「気になんかしていられない」
 サイコガンダムの攻撃が激しくなり、またネモが散った。勇気づけられたティターンズ部隊も黒いガンダムを先頭に進み返す。
 対するカラバ側は縮み上がり、破壊の化身の前に萎縮するのだった。
 まさか、フォウという少女が乗っているのかとアムロは疑った。いいや、違う、フォウはニューギニアで散ったはずだ。
 独特のプレッシャーは感じられず、ドダイ改でサイコガンダムの上で旋回を繰り返した。と、アムロの視界に岩陰の派手な金色のモビルスーツが入る。
 シャアの百式である。しかも隣には、MK2に似た、それでいて鋭いシルエットのガンダムがいた。
「あれは、カミーユとシャア!」

453 :職人になりたい:03/03/26 19:52 ID:???
>450
やっぱりそうですか。
>451
遅くなりました。

454 :通常の名無しさんの3倍:03/03/27 01:59 ID:???
>職なりさん
いつも楽しみにさせていただいてます。
小説版独特の雰囲気(特に心理描写)があって良いですね。
これからも頑張って下さい。

455 :職人になりたい:03/03/27 15:59 ID:???
 寄りによって、宇宙から落ちてきたのがこの二人である。降りてきたのではない、落ちてきたのだ。
 暴れる巨人から光が発せられた。ネモはおろか、付近にいたティターンズのハイザックまでがその中に包まれ、消えていった。
 ガンダムが飛び出そうとするのを、百式が止めている。
 実はシャアとカミーユはすでに基地の中に潜入し、ジャミトフ・ハイマンと生きていたフォウ・ムラサメに遭遇していた。
 しかしカラバとティターンズの激戦の最中、フォウはサイコガンダムに乗り込み、戦いに出てしまっている。
 カミーユはそれを制止したいのだ。フォウを止めたいのだ。
 そんなことと露知らず、アムロはサイコガンダムの上空を旋回していた。パイロットが生きていたフォウ・ムラサメとは分からず、別の人間だと思っていた。
 状況は、徐々に攻めるカラバ側に不利になっていった。
 山麓からやっとの思いで上に登ると、待っていたようなサイコガンダムの餌食になってしまう。しかし迎撃のティターンズ側部隊も、少なからず巻き添えになってはいた。
 時間が刻々と経ち、日が傾いていくのと反対に、吹き荒れる風と雪が激しくなっていく。アムロは時計を眺め、そして残りのカラバ部隊をまとめる決意をした。
 一時撤退の指示を出し、いまだ揉めているMK2に似た機体・・・ゼータと百式に近づいた。
「そこから離れるんだ。サイコガンダムは危険だ!」
 ルオ商会の協力で入手した情報から得た機体の名を告げる。
 百式が、顔を慌てて空を飛ぶディジェに向け、
「アムロか!」
「退くぞ!!」
 どうせキリマンジャロの周囲は、カラバの手で押さえている。敵の増援が間に合う可能性は低く、サイコガンダムの脅威についてさえ考えればいいと判断した。
 シャアとカミーユは迷った挙句、アムロの後を追った。殿を務める三機に、ハイザック数機が追撃を掛けようとしたが、ことごとく落とされる羽目になった。

456 :職人になりたい:03/03/27 16:02 ID:???
>454
どうもありがとうございます。
でも全然セイラさんが絡まなくって・・・

遅れ馳せながら、ようやくガンダムエース特別号を買いました。
安彦さんのイラストに涙が・・・そして池田秀一さんのコメントで更に・・・
もうすぐ亡くなられて一ヶ月です。早いですね。

457 :通常の名無しさんの3倍:03/03/27 17:33 ID:???
金髪さ〜ん 陰毛下さい

458 :通常の名無しさんの3倍:03/03/27 19:17 ID:???
ガンダムエースの安彦氏追悼イラストを見てふと思ったですが
セイラさんって結構理想のお母さん・奥さんって感じがしないですか?
フォウにお母さんって呼ばれるセイラさんの困った顔それを苦笑しながら
アムロが見ているなんてイイかもしれません。

459 :通常の名無しさんの3倍:03/03/27 21:22 ID:???
セイラさんとフォウの年齢差的にはお姉さんだけどね。

460 :通常の名無しさんの3倍:03/03/28 00:11 ID:???
二人の美女に囲まれるアムロになりますね。

461 :職人になりたい:03/03/28 15:52 ID:???
「まさか、あなたまで降りてくるとはな」
「カミーユならいいのか?」
 少し意外そうな声のシャアである。
「何故、すぐにあの二人を止めなかった?」
「あのフォウという娘のことか?」
 ニューホンコン、ニューギニアにはいなかったシャアではあるが、一緒にジャミトフとフォウに遭遇したこともあり、大体の経過は知っていた。
「あなたには分かっているはずだ。もう一度同じことを繰り返させるつもりなのか?」
 同じ過ち。二人の男は苦い唾が口に溜まるのを感じた。言ったアムロにも、言われたシャアにも傷である。
 キリマンジャロの火口から立ち昇る噴煙は、涙ぐむカミーユには見えないでいた。

 中腹に設けたテントが、カラバ攻撃部隊のキャンプとなった。夜になると完全に雪嵐が吹き荒れ、視界はまったく効かないでいる。
 この分では、ティターンズの追撃も反撃もないだろう。
 アムロは、部下達とキリマンジャロの次なる攻略法について相談をしていた。
「クワトロ大尉とカミーユ・ビダンがお見えです」
 伝令に耳打ちされ、アムロは二人を入れるように命じた。
「やあ、迷惑を掛ける」
 夜だというのに暗くないのか、シャアはサングラスを掛けている。続いてむくれたようなカミーユが入ってきた。
 アムロの伸ばした手をシャアが取り、カミーユが取った。
 アムロはコーヒーを二人に渡してやった。アフリカとはいえ、標高五千メートル級の山である。天候も悪化していて、寒いのである。
「カミーユ、寒くないか?」
「ええ、大丈夫です」
 防寒用コートを着たカミーユは襟を立てた。寒くないのがおかしいのである。

462 :職人になりたい:03/03/28 15:58 ID:???
>457
アムロの許可を得て下さい。(ここでは)
>458
フォウにお母さんですか。
困った顔のセイラさん、苦笑するアムロに萌えました。
ということは、フォウ存命派ですね?
>イラスト
素晴らしいデキですね。安彦さんには失礼な言い方ですけど。
セイラさんはもちろん、キッカの表情が素晴らしい。
メッセージ読むと、ちゃんとお会いしたことがなかったとか。意外でした。
>459
うんうん、お姉さんでも萌えますね。
>460
ベルもいますので三人です。

463 :通常の名無しさんの3倍:03/03/28 17:28 ID:???
乙!セイラさんの膣穴うねうね

464 :通常の名無しさんの3倍:03/03/29 04:49 ID:???
セイラさんに「あなた」と呼ばれているアムロを想像
さてフォウたん生き残るのか?

465 :通常の名無しさんの3倍:03/03/29 15:48 ID:QCIyrmGa
相変わらず面白い

466 :職人になりたい:03/03/29 18:52 ID:???
「今晩は早く寝ろ。敵の夜襲もないはずだ」
「はい、クワトロ大尉・・・」
 カミーユは素直である。フォウ・ムラサメが生きていることが衝撃的でさえあった。
 スードリのブースターを打ち上げるために散ったと思っていたフォウ。そのフォウが生きていて、一度は我が手に抱くことができたのだ。
「じゃ、アムロ大尉」
「ああ、お休み」
 後に残されたアムロとシャアはしばらく見つめ合った。
 部下がいて話にくいと思ったアムロは、コーヒーカップを持ったまま、シャアに外に出て話さないかと誘った。
 物資のコンテナにもたれて、アムロは、
「サイコガンダムのパイロットは、カミーユが話していた例の少女か?」
「どうやらそのようだ」
 アムロはため息を吐いた。だがすぐにきっとシャアを睨み、
「しつこいようだが、何故止められなかった?!」
「魂が引かれ合うのを防ぐことはできんよ、アムロ」
「・・・それはそうだが」
 ようやくサングラスを外したシャアが、
「アルテイシアは元気か?」
 と、動揺させるようなことを尋ねてきた。果たしてアムロは慌てて、コーヒーカップを落としそうになった。
「セイラさんは元気だよ」
「そうか、ならいい・・・ところで再攻撃の件だが」
 平気で他の話題に移ろうとするシャアが憎かった。
 もっと最愛の妹のことを聞かないのか。兄妹のないアムロではあるが、日頃のセイラの言動を見て、知っているだけに、シャアの冷たさに反発したくなるというものだ。
「もっと、聞かないのか?」
「ん?」
「妹のことが気にならないのか?」
 シャアはあくまで平静であった。コーヒーを一口飲んで、
「気にならない訳なかろう。無事であればそれでいい」
「そういうことじゃなくて」

467 :職人になりたい:03/03/29 18:56 ID:???
>463
今回はそういう描写はなしです。
>464
あなたですか?
結婚しても「アムロ」という言い方をしそうです。
で、アムロは「セイラさん」と何故かさんづけ。
「妻をさんづけするの?」
「え、でも」とか口ごもるアムロなのです。
フォウは・・・まだ内緒。でも意見は受け付けてます。
>465
ありがとう。

468 :通常の名無しさんの3倍:03/03/30 03:49 ID:???
職なりさんも負けじとガンガレ

469 :通常の名無しさんの3倍:03/03/30 05:18 ID:???
職なりさん乙です。
相変わらず面白いSSですね〜。
シャアも素直じゃないですな。

職なりさんもSSスレって色々見たりしてるんですか?
俺はここと、ハマーンさまスレをみてるっす。

470 :通常の名無しさんの3倍:03/03/30 09:50 ID:???
アムロは結婚しても「セイラさん」って呼んでいそう!
というか、呼んでいてほしい!(w

471 :職人になりたい:03/03/30 17:22 ID:???
 何と表現していいのか分からないだけに、アムロは困った。上手く言えないために、また爪を噛みそうになる自分を必死に押さえた。
「大体、アムロ。妹は君に任せたのだ。君がいるなら、私は妹のことを心配する必要がない」
「く・・・」
 言うべき言葉が見つからず、アムロはただ拳を握りしめるだけである。
(セイラさんは今も貴様のことを・・・貴様のことを考えては泣いているのだ)
 脳裏に、ニューホンコンの病院で寝言を言ったセイラの姿が思い浮かべるアムロであった。
「ほら、テントで部下が待っているのだろう?明日の作戦のことを考えてくれ」
 シャアに促され、アムロはテントに入らざるを得なかった。シャアへの言葉は、とうとう思いつかないでいた。

 翌朝、更にひどいブリザードがキャンプを襲った。
 ブリーフィングのために戦力の割り振りを考えるアムロの前にシャアが座る。そして、その奥に爪を噛むカミーユ。
 横目でそれを見て、
(カミーユ・・・俺と似てきた。これでいいのか?)
 と、アムロの一瞬の思惑は遮られた。
「何をためらっているのです?」
 カラバのメンバーがキリマンジャロ付近の地図を広げる。彼の語気は荒かった。
「攻撃を仕掛けるなら、アウドムラが戻ってくるまで待った方がいい。こちらも万全の態勢を整えることができる」
 シャアの慎重論は、アムロにも気に入らない。
「だが、敵にも余裕を与えることになる」
 アムロの意見は、強行策を唱えるカラバの男を刺激した。
「そうですとも。麓では突撃部隊も出撃の命令を待っています」
「指揮権は、俺とあなたに委ねられたんだぞ」

472 :職人になりたい:03/03/30 17:27 ID:???
>468
ありがとうです。
>469
どうもです〜
シャアは、個人的考えですがあんまり妹にこだわっていないのです。
でもセイラさんは未練たっぷり。
他のスレも拝見にいきますよ。ハマーン様と逆襲の続編ですね。
参考になりまっす。
>470
同意です。やっぱり、さんづけがよく似合うので。
呼び捨てが許されるのは、兄さん(アルテイシア)と今だけの自分です。
そういえば、追悼メッセージでもどなたかがさんづけしてましたね。

473 :通常の名無しさんの3倍:03/03/31 01:00 ID:???
アムロもっと余裕をもてよ。
セイラさんは、アムロと共にいるのだから

474 :通常の名無しさんの3倍:03/03/31 06:41 ID:???
全宇宙に向けたセイラの監禁スカトロショー。
妹のウンコ発射をカレーを食べながら見てるシャア・アズナブル。

475 :職人になりたい:03/03/31 16:01 ID:???
 テントの中を忙しく動き回る他のメンバーに聞こえないように、アムロは言った。間もなく再攻撃開始の予定時刻なのだ。
「これ以上は、力攻めで落とせる相手ではないぞ」
 低い声のシャアに、
「クワトロ大尉、カラバの力を過少評価してもらっては困るな」
「しばらく考えさせて欲しい」
 シャアは微かに微笑んで、テントの外に出た。
 その後を思いつめた顔のカミーユが追うのを見て、アムロは深いため息を吐いた。

「攻撃を掛けるぞ、全員いるか?」
「カミーユがいない」
 指揮をするアムロの元に、シャアがきて小声で囁いた。
 アムロは、
「どうしたんだ、カミーユは?」
「どうやら先に基地へ向ったようだ」
「フォウか・・・あなたがついていながら」
「済まない」
「全員用意はいいな!!総攻撃開始だ」

 歩兵部隊が手に入れたティターンズの制服を失敬したカミーユは、何とか基地に潜入し、必死になって生きていたフォウを説得した。
 再び爆音が轟き、基地が鳴動したことによって攻撃が始まったことを悟ったカミーユは、フォウを連れ出して外に向った。
 だが、そこで激しい戦闘を目撃したフォウは、今までの可愛らしい少女のあどけなさをかなぐり捨てて、カミーユを突き飛ばすのだった。
「フォウ!フォウ!!」
「お前はエゥーゴだ。敵だ。私の記憶は・・・」
「記憶なんて後で取り返せる!!一緒にいこう!!」
 フォウの肩を掴んだカミーユは、また投げられた。強化人間は、数倍の力を発揮することができるのか、と思った。
 地面に叩きつけられた痛みもそこそこに、カミーユは立ち上がって、フォウにすがりつく。今度は蹴り飛ばされた。

476 :職人になりたい:03/03/31 16:04 ID:???
>473
は、はい、すいません。
>474
守備範囲外です。

477 :職人になりたい:03/04/01 15:37 ID:???
「フォウ!!」
 先程のキスは何だったのか。暖かい抱擁は何だったのか。
 絶望さえ感じるカミーユの前で、少女は凶悪な形相を浮かべ、更にはサイコガンダムを呼ぶのだった。文字通り、呼ばれたサイコガンダムは、モビルアーマー形態のまま飛来した。
「乗っちゃいけない、フォウ!!それは悪魔のマシーンだ!!」
 フォウはカミーユを見ることもなく、一目散にコクピットに向かっている。追い掛けようにも、強化人間だからなのか、異常に早くて追いつけない。
「フォウ!!」
 呼びかけも空しく、フォウはコクピットのハッチの中に消え、サイコガンダムは起動した。たちまち、カラバのモビルスーツ隊は光の渦と化していく。
 深くなる雪の嵐の中、カミーユは、頬を濡らす暖かい涙が手に落ちるのを感じた。
(泣いてなんかいられない!フォウを、フォウを助けるんだ!!)

 付近にいたネモの爆発が、サイコガンダムの起動を意識させた。
 ティターンズの迎撃部隊が一斉になってカラバ勢へ打ち返すのを避けながら、アムロは指示を出す。
「散開しろ、地上から狙い撃ちされるぞ!!」
 言ってる側から、また一機のネモが火の玉になっていく。強烈な迎撃の火線が、アムロ達の進攻を妨げるのだ。
「くうっ、雪がせめてもの救いか・・・どうする?」
 はっきり言えば、サイコガンダム以外のティターンズは敵ではない。兵装も士気も大したものではない。問題は、盾となって立ち塞がる、黒く凶々しいモビルスーツであった。
 幸いというか、吹き荒ぶ雪の嵐が、猛攻撃から機体を隠してくれる。それだけが救いだった。
 しかし、別方向から進撃中の部隊の進攻は、比較的スムーズであり、結局全体としては、エゥーゴ・カラバ連合軍が押していた。

478 :通常の名無しさんの3倍:03/04/01 16:47 ID:???
>>477
うほっ、新作だ!お疲れさま。Zのシーン甦りますね。

479 :通常の名無しさんの3倍:03/04/01 20:05 ID:???
下がり過ぎでつよ。

480 :通常の名無しさんの3倍:03/04/01 23:32 ID:???
ついに山場ですなセイラさんが出てこないので少し寂しいです。


481 :通常の名無しさんの3倍:03/04/02 01:06 ID:???
フォウが生き残る事を祈って

482 :高句麗 ◆OIZKOUKURI :03/04/02 01:20 ID:???
正直、セイラの声嫌い。
べ、べつに中の人は嫌いじゃないですよ

483 :職人になりたい:03/04/02 18:19 ID:???
「基地の中にジャミトフがいるのだったな」
 シャアは、独り百式の中で呟いた。
 別に、殺されたブレックス准将の仇を取ろうと思っているのではないが、ここでティターンズの首魁であるジャミトフ・ハイマンを倒せば、戦乱は終息する。すぐに終わらないまでも、敵勢力は卑小化するのは間違いない。
 キリマンジャロ基地が陥落し、ジャミトフが倒れれば、宇宙にいる敵など物の数ではない。もちろん接触が失敗に終わったアクシズを除いて、ではあるが。
「それにしても、あのサイコガンダム・・・乗っているのは、フォウという少女なのだな」
 誰に聞くまでもなく問い掛ける。それに答えるのは、アムロのディジェとカミーユのゼータの動きであった。

 攻撃方法を思案するアムロは、ドダイ改の上で躊躇していた。
 サイコガンダムに対する効果的な攻撃方法が見つからないのだ。ニューホンコンの時のように、弱点と思しき箇所が今は見えない。
 拡散メガ粒子の光の渦を避けることしかできない。また僚機が撃墜される。このままでは、味方の被害が甚大になるばかりだ。
(どうする?どうすればいい、アムロ?)
 唇を噛むアムロの視界に、ゼータが飛来してくる姿が映った。
 そして恐ろしく優美で可変型の最新鋭モビルスーツは、ディジェの見守る中、まるでサイコガンダムを制止するように背中の辺りにしがみつくのだった。
「カミーユ!離れてろ!!」
 だがカミーユの必死な声が聞こえてくるだけであった。
「大尉やめて下さい!攻撃はしないでえっ!!」
「どうしろと言うんだ、俺にどうしろと!?」
 ニューホンコンの時のように、サイコガンダムの弱点は見つからないし、何よりもアムロを阻害しているのが、強くなる雪とサイコの背中にしがみついたゼータだった。

484 :職人になりたい:03/04/02 18:26 ID:???
>478
どうもです。
読んで頂くのも大変ですよね。
>479
どうも。
>480
このシーンには出番がありません。
自分も寂しいです。
>481
・・・うう、く、苦しい・・・
>482
自分は大好きです〜

485 :通常の名無しさんの3倍:03/04/03 00:25 ID:???
おれの中では、職なりさんのSSが「Zガンダム」です。。


486 :通常の名無しさんの3倍:03/04/03 03:36 ID:???
アムロがんばってフォウを助けろぉぉぉ

487 :通常の名無しさんの3倍:03/04/03 05:38 ID:???
アムロって昇進遅いよな。
セイラさんの最終的な階級ってなに?

488 :職人になりたい :03/04/03 20:27 ID:???

 同じ頃、キリマンジャロの中腹辺りを飛んでいるアウドムラのブリッジでは、セイラがニューギニアの時と同じような頭痛を感じていた。
(この感じ・・・ニューギニアの時と一緒)
 こめかみを押さえるセイラの姿に、ハヤトは高山病ですかと問い掛けたが、すぐに戦闘の指揮に戻った。
(何かしら、この感じ・・・あの黒いガンダムがまさか)
 日頃、ニュータイプのなりそこないと自嘲もすることがあったが、この感じは尋常ではない。
 そしてその一方、宇宙から降りてくるのが観測された二機のモビルスーツの一方が、兄のクワトロ大尉と聞かされて平常ではないのだ。
(兄さん、アムロ・・・お願いだから無事でいて)
 ブリッジから目を凝らすセイラは、また爆光を見た。二人の安否を懸命に気づかう彼女は、時々訪れる鈍い痛みと戦いながら、少女のように立ち尽くしていた。

 戦場で喘ぐエゥーゴ・カラバ連合のモビルスーツは、サイコガンダムの攻撃に苦慮していた。
 ビームではなく、実弾で狙えばいいのは、分かっている。しかしゼータのカミーユの叫びが、シャアとアムロを戸惑わせていた。
「フォウ!どうしちまったんだ、フォウ!!」
「カミーユ、もう諦めるんだ!」
 不思議と冷静なくらい、アムロは落ちついた声が出せた。
 どうしてフォウという少女が生きていたのか分からない。カミーユと深い因縁があるのも分かっている。
 だが、今は敵だ。進撃を阻む強大な敵なのだ。
(だがアムロ、お前ならできるのか?)
 エルメスに乗ったララァを殺したのはお前ではないか。
 ララァは敵だった。しかしガンダムのビームサーベルは、彼女ではなくシャアを狙ったものではなかったか。そしてエルメスを貫いた後、取り返しのつかないこと、と嘆いたのは自分であった。
(カミーユに諦めろというのが無理なら、可哀想だがいっそこの俺が)
 ディジェのビームサーベルを握る。
(せめてコクピットを狙ってやるのが、情けだ)

489 :職人になりたい:03/04/03 20:32 ID:???
>485
冥利に尽きます。恥ずかしいけどありがとう。
>486
くくく、苦しい・・・助けてぇ!!
>487
映画では准尉でしたっけ?テレビでは曹長のような。
はっきり覚えていませんね。

490 :通常の名無しさんの3倍:03/04/03 23:37 ID:???
こんな時のララァ様頼みですね。

491 :通常の名無しさんの3倍:03/04/04 00:19 ID:???
ハ、ハヤト・・・。「高山病ですか?」って・・・。ハヤトらしいな。
アムロのこのへんの葛藤についてはこの方がしっくりくる気がするね。TV版ではアムロは同じ運命だと
感慨深そうだけどあっさりとカミーユのフォウへの思いを拒否しているよね。

492 :485:03/04/04 01:46 ID:???
本当にちゃくちゃくと脳内でZのストーリーが置き換わっています(笑)
やっぱりさ、ベルトーチカではなくてさ。
やっぱり、セイラさんだよねっ!アムロには!!

これからも毎日楽しみにしています!
職なりさん、頑張ってください!

493 :職人になりたい:03/04/04 21:21 ID:???
 後でカミーユに責め殺されても仕方ないと思った。サイコガンダムの姿を捕えて、コクピットに狙いをつける。
 これがアムロの油断となった。
 いきなり轟音が響くとともに、大気圏脱出用のシャトルがキリマンジャロ中腹から飛び出し、唖然とする間もなく曇天の空へ消えていった。
「ちいっ!」
 気を呑まれたが、慌てて狙撃しようとする。しかしシャトルの猛スピードは、今のシャアにもアムロにも追いつくことができなかった。
「みすみす逃がすとは」
 残念そうなシャアの声で、シャトルの中にジャミトフがいたであろうことは推察できた。
「チャンスは、まだある」
 慰めるつもりでそう言った。
 キリマンジャロの山頂付近に断続的な爆発が起きた。恐らく地上部隊の基地突撃が成功したのだろう。
「突撃部隊、成功したな」
 総大将の脱出で、ティターンズ勢の敗北はもう明らかだ。後残るは、カミーユとサイコガンダム!
 シャトルを見送ったアムロが振り向いた瞬間、カミーユの声が響いた。
「フォウ!!」
 ゼータを振り解いたサイコガンダムが仁王立ちになる。胸部と腹部のメガ粒子砲発射口が瞬いた。
 回避運動に入ろうとしたアムロが次に見たものは、サイコガンダムを背後から制止しようとしたゼータが飛びつくのと、そのゼータに斬り掛かろうとした未塗装のティターンズのモビルスーツであった。
 例によって稲妻が走った。
 後ろから突っ込んできた未塗装のバイアランというモビルスーツからは、ドス黒い怒りと憎しみの想念を感じることができた。
 アムロは詳しくは知らないが、バイアランにはカミーユと因縁めいた関係にある、言わば仇敵のジェリド・メサという男が乗っていた。
 何回かの戦闘でカミーユに仲間を倒され続けてきたジェリドは、憎悪の塊と化している。
 サイコガンダムに乗ったフォウに気を取られていたカミーユが、背後に近づく未塗装のバイアランに気づいた時、ビームサーベルの冷たく蒼白い光が迫っていた。
「死ねえっ!カミーユ!!」

494 :職人になりたい:03/04/04 21:24 ID:???
>490
!!
し、しまった〜
>491
そうですね、本編ではアムロはあっさり言ってますね。
>492
どうもありがとう。

495 :通常の名無しさんの3倍:03/04/04 21:49 ID:???
おお、とうとうあの場面だ・・・
フォウはどうなるのかな。
セイラさんは何してるのかな。

496 :通常の名無しさんの3倍:03/04/04 21:53 ID:???
>>495
上げなさい。

497 :通常の名無しさんの3倍:03/04/04 23:24 ID:???
>>496
上げるな。

498 :通常の名無しさんの3倍:03/04/05 03:36 ID:???
職なりさまアムロさまセイラさまララさまどうかフォウタンが
助かりますようにアムロのあのセリフは聞きたくない
「人は過ちを繰り返す。」あまりにも哀しすぎる。

499 :通常の名無しさんの3倍:03/04/05 07:28 ID:???
哀しいけどこれ、戦争なのよね。

500 :職人になりたい:03/04/05 18:41 ID:???
「ジェリドか?!」
 ジェリド・メサの憎しみを込めた叫びが、次の瞬間、奇跡を起こした。
 度を越えて膨れ上がった憎しみの波動が、まずフォウを正気に戻した。ニューホンコンで、ニューギニアで、キリマンジャロの自室でカミーユと触れ合った記憶が一気に彼女に甦ったのだ。
(カミーユ、私のカミーユ・ビダン!!)
 悲しくもはかない、百万ドルの夜景の中でのキスの記憶。しかし持っている記憶の中で、一番美しい思い出。大切にしたい人と失いたくない思い出。
(カミーユをやらせはしないっ!!)
 ジェリドの憎悪、フォウの献身、カミーユの愛情、すべてが飛び込んできた。そして、サイコガンダムの巨体がゼータとバイアランの間に滑り込む。
 フォウ・ムラサメは叫んでいた。
「くるなっ!!」
 見守るアムロが、
「フォウ・ムラサメ!!正気になったのか!!」
 時間が止まった。いや止まってはいない、止まる訳がない。しかしアムロの視界では、すべてがゆっくりになっていた。
 舞う雪でさえ、スローモーションになる。
「同じ過ちなど、させるものか!!」
 ゼータをかばうサイコガンダム目指して突き刺さろうとするバイアランのビームサーベルを持つ手が、切断されて落ちた。
 ドダイ改の上にいるディジェの狙撃によるものである。続いて、バイアランの脚部にビームが浴びせられた。これは百式だった。
「ち、う、動かない!!」
 ジェリドは喚いた。機体のコントロールが損なわれているのだ。
 このままゼータ、百式、ディジェの相手をできると思う程、ジェリドは思い上がっていないし、命が惜しくもある。
「カミーユ、覚えていろ!!」
 漫画の悪役の台詞そのまま、ジェリドは撤退するしかなかった。

501 :職人になりたい:03/04/05 18:44 ID:???
>495
セイラさんは祈ってます。
>496
どうも。
>497
お疲れです。
>498
!!
確かに悲しいですよね、繰り返しだったら。
>499
スレッガー中尉の名台詞。

502 :通常の名無しさんの3倍:03/04/05 19:59 ID:???
フォウは………救われるんですね………

503 :通常の名無しさんの3倍:03/04/05 21:20 ID:???
おお、フォウが、、、こんなにうれしいことはない

某ゲームではフォウがエースだったりするくらい好きだから
もちろんセイラさんの方が好きですよ、ええ。。

504 :通常の名無しさんの3倍:03/04/05 22:00 ID:???
や………やったあぁぁぁぁ〜良くやったアムロぉぉぉ
ララァとセイラさんに褒めてもらいさないていうか褒めてあげてね。

505 :職人になりたい:03/04/06 17:39 ID:???

「フォウ、フォウ、しっかりしろ、フォウ!!」
 百式とディジェが見守る中、ゼータから降りたカミーユが、サイコガンダムのコクピットのハッチを開けようと懸命になっている。
 MK2の要領を思い出して、何とか開閉スイッチを探そうとしていると、ようやく鋼鉄の扉が開いた。
「カミーユ・・・」
 フォウが笑った。笑っていた。口を開いて、
「カミーユ、無事だったのね、よかった・・・」
「フォ、フォウッ!!」
「悲しまないで。あなたが死ななくて済んだのだから・・・」
 はかなく笑って、フォウは目を閉じた。頬を伝う涙が流れるまま、カミーユは彼女の身体を抱きしめた。
「フォウ、目を開けてくれよぉ!!」
「人は同じ過ちを繰り返すのか・・・ったく」
「・・・同じなのか?」
 シャアとアムロは同時に呟いた。それはまるで誰かに問うているようであった。
 誰に、誰に尋ねているというのか。心の中では、それぞれかつてのララァ・スンに・・・

 地面が鳴動していた。
 キリマンジャロ基地はほぼ壊滅状態にあった。
 外からはモビルスーツに、中からは侵入した突撃部隊によって。或いはまた、撤退するティターンズによって、爆薬でも仕掛けられているのかもしれなかった。
 山頂が崩落するのかもしれないと思ったアムロは、フォウを抱きしめて泣き濡れるカミーユに呼び掛けた。
「カミーユ、何してる!!爆発に巻き込まれるぞ!」
 ジャブローにすら核爆弾を置いたティターンズである。撤退に際して爆弾が仕掛けられていてもおかしくはない。
「アムロ大尉、フォウが、フォウが!!」

506 :職人になりたい:03/04/06 17:41 ID:???
>502,503,504
こんなに、フォウファンがいるのですね。
後につなげるのが難しくなります。
もう少しで終わる予定ですので、よろしく。

507 :通常の名無しさんの3倍:03/04/06 18:11 ID:???
フォウファンとしては上げざるを得ない。

嬉しい限りのオイタと許してつかあさいませ。

508 :通常の名無しさんの3倍:03/04/07 00:23 ID:???
何せセイラさんと双璧を成すと思っていますから

509 :職人になりたい:03/04/07 16:20 ID:???
 ディジェに向って叫んでいたカミーユは、驚いた。腕の中のフォウの身体が動いた気がしたのだ。
「フォ、フォウ?」
 考えてみれば、サイコガンダムはジェリドの直撃を受けなかったのだ。傷も見当たらない。
「フォウ!!」
 呼びかけにも反応はなく、唇と瞼が弛緩するのみだった。
「もしかして、生きてる?生きてるんだ!」
 サイコガンダムという悪魔のモビルスーツが、フォウの生身に過負荷を掛けていたと考えてもおかしくはない。
 つまりフォウ・ムラサメが、自分自身の意志の力で呪縛を解いたと考えれば、強烈な反動が訪れる。それによって気を失ったということか。
(奇跡だ、奇跡が起きたっ!!)
 カミーユはフォウを抱いて急いでゼータに移った。
「ようし、大きいのがくる」
 再度の揺れに、アムロは撤退の信号を出した。
「アムロ、いくぞ」
 シャアの合図に百式、ゼータ、ディジェの順に飛んだ。
 もう一度地上を見ると、横たわるサイコガンダムが別れを告げているかのように見えた。アムロは、両軍の全死者に哀悼の思いを込めて敬礼した。
 
 全部隊の引き上げを見届けたアムロは、一番最後にアウドムラに乗り込んだ。
 アウドムラが遠ざかる頃、大きな爆発が何回も起きた。キリマンジャロの山頂は崩落し、もう美しい姿を見せることはなくなった。
 次々に握手を求めてくるエゥーゴ・カラバの兵士達に応じたアムロは、混雑する人の波を掻き分けて、ゼータに近づいた。
 フォウを抱いて出てきたカミーユは涙で目を赤くしていた。
「アムロ大尉」
「フォウは無事か?」
「ええ、意識はないですけど、確かに生きてます」

510 :職人になりたい:03/04/07 16:22 ID:???
>507
どうも。
>508
なるほど。
助けてしまいましたが、この先どうしましょう?

511 :通常の名無しさんの3倍:03/04/07 18:10 ID:???
おおっと、異なる展開だ。これからどうなるんだろう。期待します。

512 :通常の名無しさんの3倍:03/04/08 01:51 ID:???
セイラたんが出なくて寂しいレス

513 :職人になりたい :03/04/08 16:00 ID:???
 シャアがアムロの隣にやってきた。
「私達と同じではなかったのだな」
「俺達と?」
 シャアは苦い笑いをして、アムロの肩を抱いた。
「そうさ、フォウは生きてる。だから私達とは違う」
「ああ、そうだな。人は変わっていくものだ」
 かつてララァと精神感応した時の言葉だった。それはアムロ自身が長年見失っていた確信でもあるのだ。
「クワトロ大尉・・・いや、これからは堂々とシャアと呼ばせてもらうぞ」
「構わんよ」
 目の前をカミーユが歩いていく。意識のないフォウを抱きしめる足取りはゆっくりである。気を効かせて担架を用意した男に首を振って、自分の手で抱いたまま歩いていった。
「シャア」
「うん?」
「セイラさん・・・アルテイシアさんに会ってやれ」
「・・・ああ。アムロ君、君に任せてばっかりだったからな」
 シャアは微笑んだ。
「アルテイシアはどうだ?君にとっていい女か?」
 真っ赤な顔になったアムロは素直には答えず、
「昔からいい女性さ」
 そこへセイラが駆けつけてきた。本来であれば、シャアにもアムロにも近づきたいのだが、医師としての自覚がそれをためらわせた。
 フォウを抱くカミーユに歩み寄り、彼女の瞳孔や脈の具合を調べるのだった。
「とにかく医務室へ運んで!そこの方、カミーユ君を手伝ってあげて!!」
 キビキビした動きにアムロが見とれていると、
「妹のことを頼むぞ」
「しつこいな、シャアは」
「前からしつこいのさ、私は」
「他のケガ人は?手の空いてる方は率先して手伝って頂きたいわ」
 美しい女医の張り上げる声に、シャアとアムロは顔を見合わせ、一斉に、
「恐いお医者さんの命令だ。手伝わなくっちゃ」
「やむをえんな」
 二人の笑い声は明るかった。

514 :職人になりたい:03/04/08 16:01 ID:???
>511
分かりません。
>512
最後に登場です。

515 :通常の名無しさんの3倍:03/04/08 17:03 ID:???
ああ・・・このシーンを、このシーンを映像付きで見たいっ!!!

そして次回も激しくそう思うだろうヨカーン
お願いします、職なり氏、漏れを萌え殺して下さい

516 :通常の名無しさんの3倍:03/04/08 18:33 ID:???
うおおおおお、激しく(・∀・)イイ!
こっちのシナリオの方が映像で見てぇ!


あの頃の富野は痛かったからなぁ・・・(w

517 :通常の名無しさんの3倍:03/04/08 21:20 ID:???
>二人の笑い声は明るかった。

。・゚・(ノ∀`)・゚・。

518 :通常の名無しさんの3倍:03/04/08 23:42 ID:???
>515-516
禿同!!画が欲しいねー。しょうがないので脳内補完しときまつ。
明日が楽しみだぁぁぁ!


519 :通常の名無しさんの3倍:03/04/09 00:15 ID:???
うおー!面白い!映像つきで見たい!!
すごい〜!
画がほしい…。
明日が本当に楽しみ!もう、セイラさんはでてきてくれるし。。
アムロとシャアは仲良しだし…。
たまんないです…。面白すぎる!!!

520 :通常の名無しさんの3倍:03/04/09 01:07 ID:???
ゲームで入れて欲しいシナリオだね。
セイラさん登場でほわわ〜んでした。

521 :通常の名無しさんの3倍:03/04/09 18:06 ID:???
まだかな、まだかな。

522 :通常の名無しさんの3倍:03/04/09 19:09 ID:???
帰宅後、速攻でPCの前にきてしまいすた。
トリアエーズ、飯でも喰ってきます。


523 :通常の名無しさんの3倍:03/04/09 20:06 ID:???
まあまて、ここからは更にオリジナル色が強くなるので、
職人になりたいさんにもじっくりと構想を練ってもらいたい。
マターリ待ちましょう。

524 :職人になりたい:03/04/09 21:15 ID:???
すびばせん、休みます。

525 :通常の名無しさんの3倍:03/04/09 22:40 ID:???
>>524
がーん!

526 :通常の名無しさんの3倍:03/04/10 00:12 ID:???
ゆーくりと構想を練ってください。


527 :通常の名無しさんの3倍:03/04/10 00:21 ID:???
でも、マジでフォウは助かるのか、それともやっぱり死んでしまうのか、
久しぶりにドキドキしながら1行、1行読んでいったよ。



まあ、誉めてばかりじゃなんなので、なんかここを読んでたら
SDガンダムGジェネNEO思い出したよ。
あれも、イベント起こすと敵キャラで結構助かる人多い。
アイナとかプルツー。フォウは未確認なんだが・・・。

528 :通常の名無しさんの3倍:03/04/10 06:44 ID:???
ハマーン「人類すべてがニュータイプになれるものか!」
クワトロ「籠の中の鳥は観賞される道具でしかないと覚えておいてくれ。」

シャア「ナナイは私に優しいし、声はハマーンだし。(うはうは)」
カミーユ「そんな大人修正してやる!」

シャア「認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものを。」
セイラ「兄さん!キャスバル兄さん!(あんあん!)」

アムロ「νガンダムは伊達じゃないっ!」
クワトロ「これが若さか・・・。ププ」

クワトロ「アムロ君、私の言うことが分かるのならば、私の同士になれ。ズコズコ」
セイラ「アムロ!しっかりしなさいアムロ!」
アムロ「アムロいっきまーす!(ドピュ!)」

529 :職人になりたい:03/04/10 14:57 ID:???

 ハヤトが明らかにした次の作戦は、アムロを懐疑的にさせた。
「本当にできるのかな?」
 尋ねると、今度はシャアが話を引き取って、
「あそこは連邦政府の租借地で、軍事的にはほぼ無力だ。キリマンジャロもない今、注意しなければならないのは、せいぜいカナリア諸島くらいなものだろう」
 カラバのスタッフ達もうなづいて、シャアに賛同する。
「議会内への工作については、先発隊はすでに送ってある」
 ベルトーチカをリーダーとする任務班は、すでに現地へ向っていた。
「みんなが賛成で、クワトロ大尉までがそうなら、俺は従うだけだ」
「クワトロ大尉を運ぶのはお前の役目だぞ」
「ああ、ハヤト。分かっているさ」

 アウドムラは、アフリカ大陸をほぼ西へ横断するコースで大西洋に面したダカールへ向っている。ティターンズや連邦軍の監視網を欺くために、複雑なコースを飛ぶために忙しい。
 キリマンジャロ陥落の後、今度は連邦政府の議会を制圧するというのだ。
(できるだけ流血沙汰は少なくさせないと、エゥーゴとカラバが完全にテロリストになってしまう)
 アムロは医務室を覗いた。
 先の戦闘で負傷した者は別便で他に送られているので、本来セイラは手が空いているはずなのだが、それをさせないのがフォウの一件であった。
 フォウを降ろすことに、カミーユが反対したのだ。
 セイラが、ここでは充分な設備がないから専門の病院へ入院させるべきだと主張しても、カミーユは頑として譲らなかった。
「俺がフォウの面倒を見ます!だから宇宙へ連れていきます」
「無理だわ」
「無理じゃありません。グラナダでもフォン・ブラウンでも」
「誰が連れていくの。お医者は誰に診てもらうの?」
「そ、それは・・・とにかく宇宙へ連れていけば」
 今は戦争中よ、あなた個人の都合でエゥーゴは動いてはくれないわ、とセイラの口振りは冷静だった。

530 :職人になりたい:03/04/10 15:07 ID:???
>515
それも叶わぬ夢になってしまいました。
萌え殺し、ですか。チャレンジさせて頂きますね。
>516
本編あればこそのファンフィクションです。
>517
演説後、二人はちょっとだけ笑ってますね。
あれだけじゃ寂しかったので。
>518
すいませんでした。
>519
ありがとうございます。書いてて楽しいですよ。
>520
ゲームかあ・・・出してくれないですかね。
>521,522
す、すいませんでした。
>523
お気遣い、どうもです。
>525
・・・ごめんなさい!
>526
ありがとうです。
>527
同じくありがとうです。
あ、そうですか、敵キャラも助かるんですか?
なら、フォウやロザミアも何とかしてあげたいですよね。
>528
時代が混ざってますよ。
しかし、うはうはって、ひさしぶりに聞いた気がします。

531 :通常の名無しさんの3倍:03/04/10 15:09 ID:???
>>529
お疲れ。ダカールで終わりにするんですか?

532 :職人になりたい:03/04/11 15:25 ID:???
 そしてフォウ・ムラサメ本人は意識を失ったまま、アウドムラの医務室で横になっているのだった。
 フォウの頬に指を添えたカミーユは、涙をポロポロとこぼして、
「だって地球に置いていて、もしティターンズに見つかったら、また強化人間に戻されちまうんですよ!!そんなの、そんなの、いやです!!」
 アムロは言葉が出なかった。ただ、カミーユの激情のほとばしりを聞くことしかできないのだった。
「こんなに頬っぺたは暖かいのに!!生きているのに!目を覚ませよ、覚ましてくれよおっ、フォウ、フォウ!!」
 カミーユは自分と比べて不幸だろうか、と思った。
 ララァを永遠に喪失した自分と違って、フォウ・ムラサメは曲がりなりにも生きてここにいる。いつかは覚醒することもあるだろう。
 反対に俺はララァ・スンを失って・・・いや考えまい。今の自分には愛しいセイラ・マスがいるではないか。

「あら、アムロ」
 フォウの眠るベッドの脇で書物を開いていたセイラが、声を上げた。
 手を振ってから、
「どうですか、フォウ・ムラサメは」
 セイラの話によれば、フォウは昏睡状態にあるという。栄養剤の点滴によって、命を取り留めていた。
 目を覚まさない理由は分からなかった。一刻も早く専門の病院に診てもらいたいの、と語った。
「カミーユ君には気の毒だけれど、宇宙になんか連れていけないわ」
「そうですね」
 ダカールの作戦終了後、再びシャアとカミーユはアーガマの元へ送り返されることになっている。一緒に、フォウという言わば危険物を連れていくことなどできはしないだろう。
「記憶って」
「何かしら?」
「記憶って取り戻せるんでしょうか?」
 セイラは肩をすくめてみせた。
 フォウは薬物と催眠などによって記憶が消されている、とカミーユは涙ながらに語った。
 非人道的な所業に吐き気と怒りさえアムロは覚えた。昔、ララァは同じようにニュータイプの研究機関にいたが、記憶を操作されるようなことはなかっただろうと思う。

533 :職人になりたい:03/04/11 15:26 ID:???
>>531
はい。正確にはシャアとカミーユの二人が戻るとこまでです。

534 :通常の名無しさんの3倍:03/04/11 20:55 ID:???
アムロあえて言ってやれ君には、まだやる事が在るはずだと
ファたんがいるだろ。

535 :通常の名無しさんの3倍:03/04/12 00:14 ID:???
セイラさんとシャア、兄妹でゆっくり語らってほしいなぁ。

536 :通常の名無しさんの3倍:03/04/12 00:28 ID:???
>535
禿同!
職なりさん、御一考くだされ。

537 :通常の名無しさんの3倍:03/04/12 09:57 ID:???
>535
ここで兄妹で語ってしまうと逆シャに繋がらなくならない?

538 :職人になりたい:03/04/12 15:02 ID:???
 実は同行しているクワトロ・バジーナ大尉ことシャア・アズナブルが、ジオンでニュータイプ研究に携わっていた。一年戦争の終焉とともに、それらの研究資料や成果は闇に消えてしまったが、一部が流出して利用されていることは明らかであった。
「詳しくは分からないけど・・・時間を掛ければ少しは戻るかも」
「全部じゃなくて少しなんですね」
「ええ。とにかく早く入院させてあげたいわ。精密検査を早く受けさせないと」
 セイラは蒼白い頬のフォウに目をやった。薄幸の少女は穏やかな顔で眠っている。
「カミーユはどうしてます?」
「さっきまでそこから離れなかったけど、身体を動かした方が落ちつくって言って、デッキへ向ったわ」
「そうですか」
 その方がカミーユにとってもいいだろう。少なくともフォウが生きてるだけで、アムロ自身より幸せである。
 いいや、ララァのことは考えまい。
 背筋を伸ばして凝りを解そうとするセイラに近づき、屈んだアムロは、
「セイラさん・・・」
 と言いかけた。
 澱んだ言葉の先をセイラは察した。手が伸びてアムロを抱き寄せ、
「これから先も激しい戦いよ」
「分かってます、俺は死にはしません」
 お互いの身体の暖かさが心地いい。癒していく。アムロは激戦の疲れから、セイラは不安から。
 しばらく抱き合って、くちづけを交して。頬と頬を押し当てて。
 だが、アムロの一言が、セイラを固くさせた。
「兄さんには会ったのですか?」
「!!・・・ま、まだよ」
 何を思ったか、セイラはアムロに回した手を離した。愛しい人の行為が不審であり、
「セイラさん?」
 しかし、返ってきたのは冷たい言葉。
「次はダカールなのでしょう?待機してなさい。私もフォウのことで専門誌を読みたいから」
「は、はあ」
 豹変してしまったセイラの態度に面食らいながら、無念にもアムロは、華奢で柔らかい身体から離れなくてはならなかった。
 アムロを追いやってカルテを開き書類を眺める姿に、悩めるエースパイロットは、口も挟めず部屋を退出する他ない。
「失礼します」
 およそ恋人のところから去る台詞ではないが、つい出てしまったが、やっぱり返事はなく、落胆してドアを閉めた。

539 :職人になりたい:03/04/12 15:04 ID:???
>534
そうなんですよ!!
でも助けてしまったので、絡ませて下さい。
>535,536
短いですけど用意しております。
>537
難しいですね。

540 :通常の名無しさんの3倍:03/04/13 12:28 ID:???
冷たいセイラたんにハアハア

541 :職人になりたい:03/04/13 14:06 ID:???

(俺が!!)
 ぶつぶつ呟くアムロは女の心が分らない。
(俺が何をしたっていうんだよ!!)
 これでもカラバのアウドムラモビルスーツ部隊の隊長ではあるが、実際はまだ23才の若者しか過ぎない。
 モビルスーツの操縦や戦術に優れていても、その辺りはまだまだ成長できていない部分があるのだ。まして一年戦争の時に思春期を迎え、その後は青春の大切な歳月を七年間もの間、幽閉によって失った。
 ベルトーチカが以前言ったこと。七年間は、戦争の傷痕から癒されるのに必要な時間であったということ。 長い眠りから覚めてみたものの、アムロは、同年代の若者と比べて、まだまだ人と人のつきあいについて分らないことが多い。
 だからセイラの気持ちが掴めないことにいらいらとするのだ。
(どうしてセイラさんは怒っちゃったのかな。俺、余計なこと言ったかな?)
 長い廊下を歩きながら、アムロはさっきの会話を思い出した。
 そういえば、兄さんに会った、そういう質問をした途端、セイラは機嫌が悪くなった。シャアとセイラが実の兄妹であるにも関わらず、アムロは二人の関係に嫉妬したことがある。
 ミライの残した言葉を聞いてから、醜い嫉妬はもうすまいとは思っているが・・・シャアはともかくセイラの方に問題がありそうだ、そんな気がした。
 と、通路の向こうから、当のシャアがやってきた。
「やあ」
 アムロの事情など知る由もないシャアは、快活に笑った。
「シャア」
「フォウ・ムラサメはまだ昏睡状態かね?」
「ああ、セイラさんのところで寝ている」
「そうか」
 これ以上今は話すことのできないアムロである。自分はまだまだ子供だと思って、その場を逃げ去るように歩き出すと、シャアが呼び掛けた。
「カミーユのことだが、君はどう思う?」
「俺にも分らないよ、そんなことはっ!!」

542 :職人になりたい:03/04/13 14:09 ID:???
>540
少し情緒不安定ですかね。

>538最後の、

×およそ恋人のところから去る台詞ではないが、つい出てしまったが、やっぱり返事はなく、落胆してドアを閉めた。

○およそ恋人のところから去る台詞ではないが、つい出てしまった。しかしやっぱり返事はなく、落胆してドアを閉めた。

にして下さい。他にもあるけれど、すいません。

543 :通常の名無しさんの3倍:03/04/14 01:33 ID:???
あげておきますね。
とうとう、兄弟で話をするのかな??
次回が楽しみです。。

544 :通常の名無しさんの3倍:03/04/14 13:50 ID:???
終わったらもうSSは書かないのですか?・・ショボーン

545 :職人になりたい:03/04/14 15:06 ID:???
 あっと思った時には遅かった。思わぬ大きな声に、シャアが驚いた顔をしていた。
「・・・どこか具合でも悪いのかね?」
「い、いや・・・でもどうして?」
「いらいらしてるようだし、アルテイシアの医務室から出てきたようだったのでな」
「済まない。疲れてるのかもしれない」
 アムロは素直に謝った。そんな姿にシャアは肩に手を当てて、
「君は見事な復活を遂げた。キリマンジャロ攻略も、うまくいったのは君の功績だ」
「そ、そんなことはない・・・俺だけじゃない。あなたもいてくれたし、カミーユも」
 歯切れの悪いアムロである。
「少し休みたまえ。またダカールでは一悶着ありそうだしな」
「そうだな・・・大尉はどこへ?」
「たまには、妹と会話したっていいだろ?」
 シャアは笑い、アムロは背中を見送った。そして、あんな風に闊達に人と接することができたらいいなと羨み、微かに妬むのであった。

 カラバでは名の知られた存在であるアリシア・スミスは、いくつもの顔を持っている。
 医者として、エゥーゴやカラバの後援者の一人として、更にはニュータイプ部隊と噂された元ホワイトベース隊のパイロットとしての顔。この辺りは事情通の人間であれば知っている。

546 :職人になりたい:03/04/14 15:09 ID:???
>543
もうちっとです。
>544
そう言って頂けるのが、すごく嬉しいです。
書かない訳ではありませんが、このお話はそろそろ終わりです。
思えば、9月頃から書いてるんですよね。
731さんはお元気かな。読んでくれてるかな?

547 :新ストーリー書き:03/04/14 21:56 ID:???
>職なりさん
毎度の事ながら、日刊ペースに感服しています。(w
そろそろ終局とは淋しい気持ちもありますが、最終話まで楽しみに読み続けるであります!
セイラさん…、シャアの前で泣いちゃうのかな…?ドキドキ。

548 :通常の名無しさんの3倍:03/04/15 02:14 ID:???
アムロしっかりしてくれ。

549 :通常の名無しさんの3倍:03/04/15 06:48 ID:+suMvaMs
初カキコですが、最初から読んでます。お気に入りにも入れていたので終わって
しまうのは残念です。途中で中断した時はとても悲しかったですが、
最後までペースを保ったまま書いてくださるのでとても今は読んでて気持ちがいいです。
がんばってください。応援してます。

550 :職人になりたい:03/04/15 15:28 ID:???
 かつてブライトに聡明と評されたこともあるセイラではあったが、時々感情を乱すことがあった。兄である。生き別れになっていた兄のことになると、惑乱してしまうのであった。
 戦争が終わってしばらくしてから、兄から手紙が届いた時、ベッドの上で泣いた。ティターンズの組織に対抗すべく、エゥーゴとカラバに参加した時も、やはり届いた兄の手紙を読んだ時も泣いた。
 ケネディでの再会の時は、枯れていたと思っていた涙が溢れて、目の前がまったく見えなくなった。
 最近のセイラ・マスは密かに泣き虫である。
 アムロに抱きしめられて。告白されて。葛藤の末、想いを受け入れて。
 そして今、最愛の兄がそんな泣き虫の妹のところに訪れようとしていた。

「やあ、アルテイシア」
 よく通る声でシャアが医務室に入ってきた。
「に、兄さん」
 読んでいた雑誌が落ちていく。気づかずに立ち上がったアリシア・スミスことセイラ・マスは、すでにアルテイシア・ソム・ダイクンに戻っていた。
 それも幼き日のアルテシアに。
「兄さんっ!!」
 自分の胸に飛び込んできた妹を受けて、シャアは苦笑する。
「いつまでたっても、昔のアルテシアのままだな」
「そんなの、当たり前ですっ!」
 兄の軽口をたしなめて、妹はまた胸に顔を埋めた。
 安心できる兄の胸。ずっとこうしていたい、本当の自分の居場所。恋人ではなく、実の兄だからこそ安心して、信頼できる。
 つかの間、一年戦争中はすれ違うようにしてしか会うことができなかった。それも敵と味方として。
 だが今は違う。今度は同じ立場に身を置いて、それでも兄は宇宙へ、自分は地球上にいながら、ではあったが。
「相変わらず、お前は美しいな」
「・・・嫌な兄さん」
 お世辞と分かっていても嬉しいものであった。セイラは離れたくなく、ずっとこのままこうしていたかった。

551 :職人になりたい:03/04/15 15:34 ID:???
>新スト書きさん
ご無沙汰です。
>日刊ペース
いえいえ。書き乱れているだけです。
そうです。もう終盤です。でも、リクエストも多い兄妹の巻を外す訳にもいかず。
お楽しみ下さい。(w
そちらも頑張って下さい。楽しみにしております。
>548
はい。しかし、まだ若者ということで許してやって下さい。
>549
そうですか・・・長くて申し訳ありません。
つきあって頂いて感謝してます。ありがとうです。
もう少し、もう少しです。選挙の演説じゃありませんけれど。

552 :通常の名無しさんの3倍:03/04/16 01:20 ID:26L3WjD1
圧縮怖いね〜〜〜

553 :通常の名無しさんの3倍:03/04/16 01:49 ID:???
兄妹の巻キター。・゚・(ノ∀`)・゚・。
波平の声が聞こえてきますた。

554 :通常の名無しさんの3倍:03/04/16 09:12 ID:???
あー待ちかねていた兄妹の会話ー。

職なりさん、いつも密かに応援してます。
もうすぐ終わりですねー。
Ζを書き終えても、その次、期待してます。

555 :通常の名無しさんの3倍:03/04/16 17:01 ID:???
Φ

556 :職人になりたい:03/04/16 19:53 ID:???
 しかし兄は、妹から離れて、
「フォウ・ムラサメはどうなのだ?」
 アムロに告げたことと同じことを言って、セイラは反応を待った。
 兄はベッドで昏々と眠るフォウを見下ろしていたが、やがてサングラスを外した。セイラはしばらく振りに兄の素顔を見る訳である。
 冷たく光る青い瞳。どこかで見たことがある・・・これは!
 ア・バオア・クーだ、とセイラは思った。ザビ家への復讐を果たすことに、半ば暗い狂気の炎を燃やしていた時の兄だ。
「に、兄さん?」
「・・・済まん、アルテイシア。皮肉なものだ」
「え?」
「私は昔、フラナガン機関というニュータイプの研究施設に顔を出していた。そこでは様々な実験をしていた」
 突然の兄の告白はセイラを戸惑わせた。黙って立ったままの彼女にシャアは語り続けた。
「人工的なニュータイプを作るのでなかったが・・・戦後、その資料がドサクサに紛れて消えてしまったと聞いていた」
 シャアは拳を強く握り締めた。
「それが、フォウ・ムラサメという強化人間を作ることに利用されていたらしいな・・・私はとんだ道化だ」
 ああ、兄の中でもララァ・スンはまだ生きているのだ、と思った。

 兄の、中でも?
 キャスバル兄さんだけではない、アムロの中にも生きているんだわ!!
 嫉妬と絶望と悲しみ。
 風化しかけていた一年戦争の記憶が甦る。とんがり帽子が撃墜される時、セイラは現場にいた。兄を止めようと近づいた時、自分の乗った戦闘爆撃機は、すんでのところで他ならぬ赤い彗星自身に落とされそうになった。

557 :職人になりたい:03/04/16 19:56 ID:???
>552
怖いですね。
>553
ああ、そう言ってもらえれば嬉しいです。
>554
ありがとう。え、その次ですか!
セイラ@ZZ!?
>555
???

558 :通常の名無しさんの3倍:03/04/17 03:28 ID:???
ララァに嫉妬ですか?セイラさん
職なりさんが書いたフルZリメーク見たいですでわなく読みたいです。

559 :職人になりたい:03/04/17 15:19 ID:???
 シャアに妹殺しをさせなかったのが、ララァ・スンの搭乗したエルメスというモビルアーマーである。
 そして次に悲劇が起こった。アムロのガンダムが赤い彗星のゲルググを斬りつけ、ララァは己の機体を挺してシャアを守ったのだ。
 結果、エルメスは戦場の露と消えた。アムロの慟哭、取り返しのつかないことをしてしまった、という泣き声は、セイラにも聞こえた。
 忘れない、忘れようがない、あんなに悲しい泣き声は決して。
 同じ頃、赤い隻腕のゲルググの中で、兄も人知れず涙を流していたことは知らないセイラである。

「こんな悲しい思いは、もう誰にもさせたくないものだな」
 セイラが我に返った時には、シャアはサングラスを掛けていた。
「でも、ララァ・スンと違って、フォウは生きているわ」
「そうだな」
「カミーユ君はまだ幸せよ、キャスバル兄さん達と違って」
 妹の声音に拗ねるようなものを感じたシャアは苦笑するしかない。
「おいおい、私はともかく、アムロ君は幸福だろう?」
「どうして?」
「お前がいるからさ」
「あっ」
 兄は強引に妹を引き寄せた。
 抱かれるセイラは少しばかりの抵抗をしていたが、やがて自ら身体を預けていく。髪の匂いを吸い込んでから、兄は、
「私にとっても、お前が無事でいてくれることは幸せなのだから」
「キャスバル・・・兄さん」

560 :職人になりたい:03/04/17 15:21 ID:???
>558
たまにはセイラさんもね。
フルリメーク?そんなにたくさん書けないですよ。

561 :通常の名無しさんの3倍:03/04/17 17:48 ID:???
乙!
SEEDのキャラを突然登場させたりはしないのかね?

562 :通常の名無しさんの3倍:03/04/17 18:51 ID:???
んなスパロボ発想はイラン!

563 :通常の名無しさんの3倍:03/04/18 06:31 ID:???
そうだ。そんなことされたら…。修正してやるっ。

564 :通常の名無しさんの3倍:03/04/18 12:38 ID:???
セイラ人気に陰りが出たのは、
やっぱりZ/ZZに準レギュラーで登場しなかったからだよな。
本人も生前もっとセイラを演じたかったって言ってたのに・・
富野氏ね!

565 :通常の名無しさんの3倍:03/04/18 16:22 ID:???
>>564
待て待て、たしかΖ、ΖΖの時期って、たしか井上さんは
インド行ってて音信不通じゃなかったっけ?

566 :職人になりたい:03/04/18 21:00 ID:???
「アムロ君は優しくしてくれるか、な、アルテイシア?」
「嫌なことばかり言って」
 兄の冗談めいた台詞に反駁しながらも、セイラは自分を抱きしめる腕の中から離れないでいた。ひどく居心地がいいからである。
「兄さん?」
「うん?」
「ダカールでは演説するのでしょう?」
「ああ」
 ハヤトと彼を助けるベルトーチカの次のアイデアは、連邦議会が開かれるダカールを制圧しようというものである。
 軍事的に占拠するのではなく、議会に乱入し、ティターンズ寄りの世論を引っくり返そうというものだった。
 そしてそれには、今は亡きブレックス・フォーラ准将から薫陶と遺言を受けたエゥーゴのスター、クワトロ・バジーナがシンボルとして必要なのである。
「父の」
「うん?」
「父のダイクンの血かしら?」
 二人の父であり、ジオン建国の父でもあるジオン・ズム・ダイクンは、スペースノイドの自立と独立を訴えて、志半ばで死んだ。
 例え、裏でザビ家の暗躍があって亡くなったとしても、セイラは、兄に父と同じ血が流れているのを恐れていた。
 つまり、神輿として持ち上げられ、用がなくなった時には道端に放り出される、それを、父の二の舞を恐がっていた。
「そうかもしれんな。だが父と違うのは、私の手は、すでに多くの血に汚れているということだ」
「キャスバル兄さん!」
 目をみはって、妹は兄の顔に浮かんだ皮肉な笑みを見つめた。
「私はア・バオア・クーで、キシリア・ザビを殺した」
 突然の告白は衝撃であった。
「多くの将兵を見捨てて、脱出しようとするキシリアをバズーカで殺したのだよ、私は」
 何も言えず、ただ蒼白になった妹にシャアは続けた。
「それだけではない、ガルマ・ザビを知っているな?」
 首を縦に振るセイラ。自分の乗っていたホワイトベースがガルマ・ザビを倒したということは、周知のことだ。
「士官学校の同期だったガルマ・ザビを、木馬の前におびき寄せたのも私だ」
 木馬という懐かしいコードネームにシャアは笑った。
「やめてよ、兄さん。そんな話は聞きたくないわ」
「私はたくさんの血に汚れている。今更、演説をしようが何をしようが、亡霊達に笑われるだけにすぎん」

567 :職人になりたい:03/04/18 21:04 ID:???
>561
SEED?出ませんけど。
>562
遊んだことないです。
>563
あわわわ・・・
>564
井上さんは演じたかったのですか・・・
でも、人気に陰りなどないと思うのですが。
>565
・・・涙。

568 :通常の名無しさんの3倍:03/04/19 02:25 ID:???
ダカールの時アムロとシャアの乾杯シーンはセイラ・シャア・アムロの
三人でして欲しいですね。

569 :職人になりたい:03/04/19 14:03 ID:???
「・・・エゥーゴを抜けて、私と一緒に暮らしましょう!ね、兄さん」
 海の見える小高い丘。青く高い空と白い壁の一軒家。庭には高い木があって、そこに住むのは、兄と自分とアムロ。
 チェスで競い合って、勝負の結果に一喜一憂する兄と恋人。その傍らにあって、二人を微笑みながら見守り、料理の腕を振うセイラ。
(夢よ、こんなの。絶対夢に決まってる)
 いつか見た夢。平凡で、平穏な夢の生活。かなうはずのない夢。

「アムロ君を誉めてやってくれ」
 兄の声に現実に引き戻された。
「え?」
「フォウ・ムラサメを助けることができたのは、アムロのおかげなのだ」
「・・・」
「私はキリマンジャロでフォウを殺そうとしたが、カミーユに阻止されたよ。今から考えれば、殺さなくてよかったと思う」
「に・・・兄さん」
「さて、道化は、原稿を頭に叩き込まねばならん」
 妹から離れたシャアは、笑ってみせた。
 セイラも笑おうとしたが、顔の筋肉が引きつっているような気がして、うまくいかなかった。ザビ家への復讐の顛末は、兄に恐ろしい血の業を背負わせたのだ、と思った。
 たくさんの死んでいったスペースノイド達の亡霊と呪詛が、兄を動かしている。兄の周りをも担いで、急速に事態は変わってきている。
 セイラは恐れた。恐くなって、ただ震えた。
「アルテイシア、またな」
 兄が額にくちづけして去っていった後も、妹は、愕然としてただ立ちすくんでいた。

570 :職人になりたい:03/04/19 14:04 ID:???
>568
それはもちろんですね!

571 :山崎渉:03/04/19 23:43 ID:???
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

572 :山崎渉:03/04/20 01:04 ID:???
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

573 :山崎渉:03/04/20 02:28 ID:???
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

574 :山崎渉:03/04/20 07:32 ID:???
(^^)

575 :通常の名無しさんの3倍:03/04/20 14:32 ID:???
職なりさん、カミーユとアムロの会話は在るのでしょうか?
是非二人で話して欲しいですね。

576 :職人になりたい:03/04/20 19:16 ID:???

「フォウは大丈夫でしょうか?」
「さあな、俺にも分らんよ」
 カミーユの真剣な瞳に気圧されたアムロは、飲み物を呷った。
「後は、一刻も早く精密検査を受けさせることだ」
「それは分かります。ですからダカール作戦の後、宇宙へ連れていきます」
 アムロはにやりと笑った。
「しかしカミーユ、君には、宇宙でガールフレンドが待っているんじゃなかったのか?」
「だ、誰から聞いたんです?!」
「誰だっていいさ。ファっていうんだっけ?」
「アムロ大尉だって、そこら中に恋人がいるじゃないですか?」
 からかっていたのに、思わぬ逆襲を受けてゲホッとアムロはむせた。飲み物が逆流し、鼻から出そうになるのを堪えるのに必死である。
「大体大尉だって、はっきりしてないじゃないですか!」
 もういい、とたしなめてみても、カミーユの口は止まらなかった。
「ドクターとベルトーチカさんのこと、決めたんですか?決めてないんですか?」
 無言で立ち上がった。
「逃げるんですか、アムロ大尉!!」
 返事をせずに食堂の出口に向ったものの、アムロは棒立ちになった。当のアリシア・スミス女医が入ってきたのだ。
 アムロを見たセイラは、穏やかな笑みを浮かべた。
 先程の不機嫌な顔から一変、ステキな笑顔に、アムロもつられて、笑うほかない。
(どうしたんだろう、さっきまで怒っていたのに?シャアが部屋に入って、何かあったのか?)
 嫉妬するまい、疑うまい、とまるで呪文を唱えるかのように言い聞かし、アムロは胸の疼きを押さえた。

577 :職人になりたい:03/04/20 19:17 ID:???
>575
ありますよ。

578 :通常の名無しさんの3倍:03/04/20 20:03 ID:???
カミーユって全員に気があったよね。

579 :通常の名無しさんの3倍:03/04/20 20:27 ID:???
そこはアムロはっきりセイラさんだと言ってくれー

580 :通常の名無しさんの3倍:03/04/20 23:06 ID:???
>そこら中に恋人がいるじゃないですか
ワロタ。


581 :山崎渉 ◆yGAhoNiShI :03/04/21 13:53 ID:???
|    あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(^^;   . |
|     しかしこのFLASHを見ればきっと神は御救いになられるでしょう(^^)     |
\      (^^) http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/flash.htm (^^)        /
  \                                            /
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                   ∧_∧
                   (  ^^ )
            (っ)    ,,,,l ` γ l,,,,,
             \ \/~~.... |。  ~~ヽ
               \,,/ |   |。田}}\ \
                    |   |。  |  ヽ_ヽ
              _    |   |。  |   ゝつ
             |\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
   ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
 <      山  崎  !   山  崎  !   山  崎  !   >
  ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
    、        、        、       、        、
  /っノ      /っノ      /っノ     /っノ      /っノ
 / /  ∧_∧ / /  ∧_∧ / /  ∧_∧ / /  ∧_∧ / /  ∧_∧
 \\(    )\\(    )\\(    )\\(    )\\(    )

582 :職人になりたい:03/04/21 15:30 ID:???
お休みします。

583 :通常の名無しさんの3倍:03/04/22 04:00 ID:???
連日のウpご苦労様です。


584 :通常の名無しさんの3倍:03/04/22 06:44 ID:???
ageとくね

585 :通常の名無しさんの3倍:03/04/22 11:12 ID:???
いつも読ませていただいてます。頑張ってくださいねっ!

586 :職人になりたい:03/04/22 21:04 ID:???

 そんな二人を見ているカミーユの胸の内は複雑だ。
 フォウに早く目覚めて欲しいと心底思う。アムロに冷やかされたファとの関係も、戦死してしまったレコアのことも、いろいろ気になる。
(でも、フォウだよなあ・・・今はフォウのことだけ考えていたい)
 カミーユが考えごとをしている間に、アリシア・スミス女医とアムロは別のテーブルに移ってしまった。どちらからともなく、強いて言えば、ドクターから誘った様子である。
(なんだ、大尉はドクターに決めたんじゃないか)
「どうした、カミーユ。つまらなそうだな」
 シャアである。片手に書類を持っていた。
「演説の原稿ですか?」
「ああ。なかなか頭に入らなくて弱っている」
 と、シャアの視線が談笑する二人に泳いだ。それを追ったカミーユは、
「仲がいいですね、あの二人」
「ああ」
 そのくせ、相づちは虚ろである。
(へっ、俺はどうせ仲間外れですよ)
 カミーユは、この微妙な三角関係には割って入れない。ベルトーチカを交えた少々いびつな四角関係になら、多少関わっているのだが。
「カミーユ、悪いことは言わん。フォウを宇宙に連れていくのは諦めろ」
 ようやく視線を戻したシャアの言葉に、カミーユは腹を立てた。
「何です、いきなり。俺は諦めませんから」
 プイとそっぽを向く。
「これは命令だ。アーガマが私達を迎えにくるのに、フォウ独りの都合で月に向う訳にはいかん」
「そ、そんなこと!!」
「命令だ。いいな」
 それだけ言い残してシャアは席を立った。

 ダカールに接近する段になって、むくれたままのカミーユが出撃準備を整えていると、
「カミーユ!」
「アムロ大尉」
「戦えそうか?」
 すでに準備を終えたアムロである。

587 :職人になりたい:03/04/22 21:07 ID:???
>578
若い頃の過ちですかね。
>579
照れですよ。(w
>580
(w
>583
いいえ、ありがとうです。
>584
ご苦労様です。
>585
こちらこそ、ありがとうございます。

588 :通常の名無しさんの3倍:03/04/23 02:03 ID:???
アムロー 振り向かないでー キモイ

589 :職人になりたい:03/04/23 16:32 ID:???
 内心心遣いが嬉しいのだが、アムロに冷やかされたこと、シャアに釘を刺されたことで、カミーユは傷ついている。
「・・・動いている方が楽ですから。待ってたって、フォウは目を覚ましませんからね」
 さっきと違って真剣な顔のアムロはうなづいた。
「大切なことだ。俺とシャアはそれが分かるのに七年もかかったし、何よりフォウは生きている」
 七年という歳月。宇宙的には微々たる時間だが、人間の一生においてはかなりの時間である。アムロにとって、シャアにとって、セイラ

にとって、それは長く、重い年月であった。
「でも、僕には戦う意味というのがまだ分からないんです」
 フォウとの触れ合い、ジェリドの憎悪、いろいろ頭の中では渦巻いて錯綜する事柄を経験してきたカミーユは、ふと聞いてみたくなった。
「意味はないよ、戦い自体には。でも人間は戦い続けて歴史を作ってきた。それがなければ、人間は滅んでいくさ」
 悲しいけれどねと、つけ足したアムロは苦々しげである。
「ベルトーチカさんが変わったのは、それを見つけたせいですか?」
「どうしてそんなことを聞く?」
「ダカールに事前工作にいくなんて、前には考えられませんでしたもんね」
「多分、オールドタイプなのさ。ちょっと前の痛みを忘れて次のことをやる」
 アムロはカミーユのファスナーを直してやった。
「人間って、いつまでもそうでしょうかね」
「変わっていくものと信じたいね。いつまでも拘っていると、昔の俺みたいになってしまう」
「でも大尉。アムロ大尉はドクターを選んだんですね」
 こいつ、とアムロはカミーユの頭を小突いた。
 出撃準備完了である。二人はモビルスーツデッキに向った。

590 :職人になりたい:03/04/23 16:33 ID:???
>588
一応主人公なのです。

591 :通常の名無しさんの3倍:03/04/23 17:06 ID:???
カミーユが微妙に小生意気な少年らしくて(・∀・)イイ!
フォウが生きてたか、アムロが側にいればこんなだったんだろうな。

592 :通常の名無しさんの3倍:03/04/24 01:33 ID:???
この場合のオールドタイプってどの様な意味なんでしょうね。


593 :通常の名無しさんの3倍:03/04/24 11:21 ID:???
>>592
おa

594 :職人になりたい:03/04/24 15:16 ID:???

 パイロットやメカニックが忙しく動き回るそこでは、背広にコート姿のシャアが二人を待っていた。
「そんな姿もあなたには似合うな」
「馬子にも衣装さ」
 腹を立てているカミーユは、シャアに見ることもなくさっさとゼータの方へ向かっていく。
「ん?どうしたんだ、カミーユは?」
「フォウを置いていけと叱ったから、気分を悪くしてるのさ」
 そんなものかと思う。しかし痛い程にカミーユの気持ちが分るから、それについては何も言えない。
 そのうち、ハヤトがやってきて、決死の作戦をおこなうシャアに握手を求めていく。
「頼みますよ、大尉、あなたに交替要員はいないのですから」
「館長こそ、よろしく頼む」
「アムロ、気をつけてな」
「ああ」
 ハヤトに対する返事がどこか曖昧なのは、近づいてきたもう一人にアムロが気を取られたためであった。
「兄さん」
 低い声だからこそ、兄への思いが込められていると感じるのは、アムロの嫉妬だけでないはずだ。
「ハヤト館長、アルテイシア、ではいってくる」
 セイラが手を伸ばすのを振り切るように、絡みつく妹の視線を立ち切るように、シャアは踵を返す。その背中に妹への無言のメッセージがあった。
「アムロ、兄さんをお願い」
「・・・分ってます」
 苛立ちを隠した返事を知ってか知らずか、セイラはおずおずと進んで、アムロの胸に一瞬頭を預けた。
「セ、セイラさん?」
 微かな淡い香水が鼻をくすぐる。匂いを吸い込んでから迷った挙句、愛しい人を軽く抱きしめた。
「二人とも死なないでね」
「ええ、無事に戻ってきます」
 少し羨ましそうなハヤトにウィンクを送り、アムロはシャアを追って駆け出した。
 ディジェの頭部にあるコクピットにいくため、昇降機が二人を乗せてゆっくりと上がっていく。途中、振り返るとハヤトと心配そうなセイラの姿が見えた。

595 :職人になりたい:03/04/24 15:21 ID:???
>591
アムロが支えになれば精神崩壊はなかったかも・・・
>592
書いててよく分かりませんでした。(w
>593
なるほど〜ん?
じゃ、ニュータイプはおセンチになれない?

人大杉ということで、初めて専用ブラウザを使ってみました。

596 :通常の名無しさんの3倍:03/04/24 16:49 ID:???
>>595
えーと、ファーストの中のセイラとアムロのやり取りの中で、セイラがアムロに

「藻前はどっちかつーとνつーよりオールドなタイプだ罠。おaだし(藁」

といってからかう一幕もあったしね。原作ではアムロもシャアもカミーユも
ハマーンもうじうじと過去を引きずる人物として描写されているので、厳密には
おaとニュータイプ云々に相関はないのでしょうが、まあ文脈上こんなところかと。

597 :職人になりたい:03/04/25 15:36 ID:???
「妹を大切にしてくれているようだな」
「え、ええっ?」
 一瞬、アムロは何を言われているのか分らなかった。しかしすぐにセイラのことだと思って、
「ま、まあな」
 と答えてみたものの、俺は何を答えてるんだ、と恥ずかしくなってしまった。
 見れば、シャアは唇の端に笑いを浮かべている。
「何を言わすんだ」
「その方が私にとってもありがたいのだよ」
 コクピットに到着し、赤面したままのアムロが先に乗り込もうとすると、
「君に乗せてもらうことにして、よかったと思っている。今のままでは、すぐに落とされる」
 およそシャアらしくもない気弱さを感じて、アムロは彼の顔を見た。
「迷うことはないはずだ。君しか、今のエゥーゴを率いる者はいないんだから」
 サングラス越しの瞳が、今度はアムロを射るように見た。
「自分ひとりの運命さえも決断できない男がか?」
 声音からは、皮肉と自虐と、その他いろいろな感情が潜んでいる。大舞台を前にして、シャア程の男であっても緊張してるのかなと思った。
 だからアムロは、叱咤激励の意味も込めて、
「大衆は常に英雄を求めているのさ」
 と言ってやった。
「自分に道化を演じろ、ということか?」
「あなたに舞台が回ってきただけさ。シナリオを書き替えたわけじゃない」
「アムロ」
「人は変わっていくものだろ?」
「ああ、そうだな」
 目を見張るほどにまで復活したアムロに対して、シャアは頼もしさを覚えた。反対にアムロは軽く武者震いをした。
 戦場へ再び戻ろうという緊張感のなせることである。
「いこうか」
「ああ、頼む」
 かつて何回も血みどろの死闘を繰り広げた二人が、同じ席に乗り込んでいく。運命の女神がさせるのだが、何とも皮肉なことであった。
 シャアもアムロもそれが分かっているために、無言だった。見ていたセイラにもハヤトにも、伝わる運命の皮肉はおかしく、また痛々しいものである。

598 :職人になりたい:03/04/25 15:39 ID:???
>>596
ご丁寧にどうも。
まあまあ人間なんて、過去を引きずるものですしね。
そんな自分はやっぱりオールドタイプです。

599 :通常の名無しさんの3倍:03/04/25 15:56 ID:???
いよいよクライマックスですね〜。楽しみです。

600 :通常の名無しさんの3倍:03/04/26 00:33 ID:???
600ゲットだぜ!

職なりたんいつも乙だ!

601 :通常の名無しさんの3倍:03/04/26 00:55 ID:???
乙です!
アムロとシャア。この二人のこゆ場面いいですね。
アルテイシアもそうですが。。
やっぱり、Zはこうであってほしかった。

あとちょっとなんでしょうか。
頑張ってください!

602 :職人になりたい:03/04/26 15:20 ID:???

 ダカール上空に到達したアウドムラを迎撃の防空ミサイルが出迎えた。指揮するハヤトはそれらを巧みに回避し、早くもモビルスーツ部隊の降下をさせる。
 デッキの中から発進するアムロは、背後のシャアに、
「ミサイルに当たらない事を」
 すかさず返事が返ってくる。
「祈っているさ」
 降下するカラバモビルスーツ部隊の編隊を二つに分割した。片方にカミーユのゼータを編入して、ダカール基地の部隊を陽動させ、もう片方は自分がシャアを運んで、地上で待っているベルトーチカに引き渡すのだ。
「敵に降下地点を探られないように分かれよう。無駄な戦いは避けろよ」
「了解」
 短いカミーユの返事を聞いてから、ディジェは旋回する。待ち合わせの場所はもうすぐそこであった。
「あそこか?」
 原野に一台の車輌が見える。援護のネモを率いて、アムロは急降下させた。
 ドダイ改が着地し、シャアはディジェから降りていく。一瞬、アムロを振り返り、
「では、いってくる」
「ああ・・・注意して」
 シャアが笑った。そして近づいてきたジープに乗り込んでいった。
 運転席のベルトーチカにも、
「気をつけて、ベルトーチカ!!」
「あなたも」
 発進するジープを見送ってから、アムロは戦場に戻るため飛んだ。浮上の途中、接近する可変型モビルスーツが数機目に入った。
 北米で執拗にアウドムラを追撃した機体である。
「モビルスーツ隊?シャアの演説が終わるまでは!」
 せめてシャアの演説が始まるまでは近づけさせない、アムロは照準を定めていた。

 アムロとカミーユが陽動のため必死に戦っている頃、シャアは急いで閉会間近の議会に乱入し、壇上に立った。
 短期間でここまで工作ができたのも、ベルトーチカ以下スタッフの努力と、ニューホンコンに勢力を持つルオ商会の協力があったこそであった。記者を装い、憲兵や警備員が乱入者を摘み出すため壇上へ近づこうとすると制止する。
 シャアはルオ商会の勢力が深く浸透していることに気づきながら、演説を始めた。

603 :職人になりたい:03/04/26 15:24 ID:???
>599
クライマックスですよ。楽しんでもらえたらいいですのけれど。
>600
600getおめでとうです。(w
読んでくれてありがとうです。
>601
二人がじゃれあうとほのぼのします。(w

604 :通常の名無しさんの3倍:03/04/27 00:16 ID:???
保守しときます。

605 :通常の名無しさんの3倍:03/04/27 12:08 ID:???
いいね。

606 :職人になりたい:03/04/27 17:51 ID:???

 議会の方と、このテレビを見ている連邦国国民の方には、突然の無礼を許して頂きたい。
 私はエウーゴのクワトロ・バジーナ大尉であります。話の前にもう一つ知ってもらいたいことがあります。
 私はかつて、シャア・アズナブルという名で呼ばれたこともある男だ!!

 どよめき。ジオンの赤い彗星が、生きて、目の前にいる。
 議員達も放送を見ていた市民も固唾を呑んで発言を待った。

 私はこの場を借りて、ジオンの意志を継ぐ者として語りたい。
 勿論、ジオン公国のシャアとしてではなく、ジオン・ダイクンの子としてである。
 ジオン・ダイクンの意志はザビ家のように欲望に根ざしたものではない。ジオン・ダイクンがジオン公国を作ったのではない。
 現在ティターンズが、地球連邦軍を我が物にしている事実は、ザビ家のやり方より悪質であることに気づく。
 人が宇宙に出たのは、地球が、人類の重みで沈むのを避けるためだった。
 そして、宇宙に出た人類は、その生活圏を拡大したことによって、人類そのものの力を身につけたと誤解して、ザビ家のような勢力をのさばらせてしまった歴史を持つ。
 それは不幸だ。もうその歴史を繰り返してはならない。

「兄さん」
 アウドムラのテレビに映った兄を見つめながら、セイラは呟いた。
 兄を「鬼子」と呼んだこともある。できもしないことに執念を燃やした兄のことを、そう表現した。

 宇宙に出ることによって、人間はその能力を広げることが出来ると、なぜ信じられないのか!
 我々は地球を人類の手で汚すなと言っている。ティターンズは、地球に魂を引かれた人々の集まりで、地球を食い潰そうとしているのだ!
 人は長い間、この地球というゆりかごの中で戯れてきた。
 しかし、時は既に人類を地球から、巣立たせる時が来たのだ。
 その期にいたって、なぜ人類同士が戦い、地球を汚染しなくてはならないのだ!
 地球を自然のゆりかごの中に戻し、人類は宇宙で自立しなければ、地球は水の惑星ではなくなるのだ!
 このダカールさえ砂漠に飲み込まれようとしている!
 それほどに地球は疲れ切っている!
 今、誰もがこの美しい地球を残したいと考えている。
 ならば、自分の欲求を果たす為だけに、地球に寄生虫のようにへばりついていて、よい訳がない!

607 :職人になりたい:03/04/27 17:53 ID:???

 動揺する議員達、いやルオ商会の息の掛かった議員達だけではない、ダカールを守る連邦の兵、ティターンズの兵士達の一部ですら、演説に聞き入る者がいた。
 しかしたった一人、キリマンジャロから追い掛けてきたジェリド・メサだけが違った。
 ジェリドは演説を阻止すべく、放送施設の破壊を思い立つ。それがまたテレビに撮影されることになった。
 
 現にティターンズは、このような時に戦闘を仕掛けてくる。
 見るがいい、この暴虐な行為を。
 彼等はかつての地球連邦軍から膨れ上がり、逆らう者は全てを悪と称しているが、それこそ悪であり、人類を衰退させていると言い切れる!
 テレビを御覧の方々はお分りになるはずだ!
 これがティターンズのやり方なのです。我々が議会を、武力で制圧したのも悪いのです。
 しかしティターンズは、この議会に自分達の味方となる議員がいるにも関わらず、破壊しようとしているっ!

 ジェリド・メサだけを責めるのは気の毒であろう。彼はカミーユ・ビダンを憎むが故に、ひいてはエゥーゴとカラバそのものを憎んでいた。
 だから任務に忠実であろうとし、放送施設を破壊しようとした時、仲間と信じていたティターンズの他の兵士達から妨害されたことを喜劇だと思った。
「戦闘中止命令です!」
「この戦いはテレビで報道されています!!連邦の国民を敵に回す訳にはいきません。上からの命令です。撤退して下さいっ!!」
「ちっ、エゥーゴの戦術に乗っちまって、それでいいのか!」
 シャアは己を茶化してみせたが、実はこの日、一番の道化になってしまったのは、復讐に熱く燃えていたジェリド・メサであった。

608 :職人になりたい:03/04/27 17:56 ID:???
>604
どうも。
>605
どうもです。

二回載せましたが、実はGWに伴って、出掛けます。
次に書くのは・・・5月3日頃です。

では、また。

609 :通常の名無しさんの3倍:03/04/27 19:57 ID:???
はぁ〜い、乙です。

610 :通常の名無しさんの3倍:03/04/28 03:18 ID:???
職なりさん乙!
しばらく充電するのも気分転換になってイイかもね。
今年は熱海の温泉でのんびり過ごすよ。

611 :通常の名無しさんの3倍:03/04/28 21:11 ID:???
保守

612 :通常の名無しさんの3倍:03/04/29 17:01 ID:???
セイラさんとアムロの短編も読んでみたいですね。


613 :通常の名無しさんの3倍:03/04/29 18:36 ID:???
三日まで待ち遠しいなぁ〜

614 :通常の名無しさんの3倍:03/04/29 21:13 ID:???
本当なら彼には1週間の休暇を与えたいとこなのだがな…
(ウロ覚え w)

615 :通常の名無しさんの3倍:03/04/30 04:35 ID:???
職なりさん乙!3日まで股間を熱くしてまってるぜ!
寂しいからセイラの同人誌買いあさってる今日この頃。

616 :通常の名無しさんの3倍:03/04/30 19:02 ID:???
保守

617 :通常の名無しさんの3倍:03/04/30 23:40 ID:6I2Io3y9
保守

618 :通常の名無しさんの3倍:03/04/30 23:41 ID:???
八頭身のアスラン(キラブリッジ大佐)を一位にする事を試みる
http://hammer.prohosting.com/~torakiti/idol/idol.cgi

ガンダムキャラ勢の中で奮闘をみせています!







619 :通常の名無しさんの3倍:03/05/01 01:19 ID:???
移転記念

620 :通常の名無しさんの3倍:03/05/01 01:44 ID:???
帰ってくるまでは保守

621 :通常の名無しさんの3倍:03/05/01 11:00 ID:LfiTaQcl
age

622 :通常の名無しさんの3倍:03/05/02 06:09 ID:???
後少しです。保守

623 :通常の名無しさんの3倍:03/05/02 19:05 ID:???
もうちょっとだね。

624 :通常の名無しさんの3倍:03/05/03 01:18 ID:WxWgo40b
保守

625 :通常の名無しさんの3倍:03/05/03 03:12 ID:???
職なりたん可愛い

626 :職人になりたい:03/05/03 12:20 ID:???

 騒ぎに紛れて脱出したシャアとベルトーチカを回収したアウドムラは、再び大西洋へ抜け出た。
 やはり今回も殿を務めたアムロがデッキに降りると、意外にもベルトーチカが待っていた。
 ベルトーチカは明るく、
「アムロやったわね!」
「君のお陰さ。作戦参謀は何だかんだって君だものな」
 嬉しそうな笑顔につられてしまった。
 ベルトーチカはモジモジしていたが、やがて手を後ろに組み目を閉じた。
「じゃあ、ご褒美」
 とキスをせがむのである。
 アムロは呆気に取られたが、辺りを見回した。
(誰もいない)
 ベルトーチカ達工作班がよくやってくれたのも分かっている。セイラがいてくれないということに少し気分を害しているのもある。
 しかし期待するベルトーチカの思いとは異なり、くちづけは一瞬だけ額に触れるだけに留まった。
「あん、ケチ!」
「みんないるしさ、じゃ、またな」

 名演説だった、というハヤトの賛辞に対して、シャアは笑ってみせた。笑顔はどこか寂しく、グラスを片手にしたアムロにはそれが気になる。
(シャア、どうしたのだ?)
 と、そのままシャアは部屋を出ていった。
 気づけば、飲み物を配っていたセイラが手を休めてアムロを見ていた。その眼差しの、何と切ないことか。
 手を上げて合図を送った。俺に任せて、との意味である。
 祝杯を交わす同志達の間を潜り抜けて、アムロも外に出た。

627 :職人になりたい:03/05/03 12:26 ID:???
>609
どうもです。
>610
気分転換してきました!
熱海ですか・・・渋いですね。
>611
どうも。
>612
短編ですか。難しいですよね。
>613
すいませんでした。
>614
一週間!!欲しいです。(w
>615
ど、どんなの入手しました?
>616,617
どうも。
>618
???
>619
移転したんですよね。
>620
ありがとうです。
>621,622,623,624
どうも。
>625
可愛い?
そうですか?鏡見てきます。

お待たせしました。
移転して人大杉も解除ですね。
保守して頂いてありがとうございました。

628 :通常の名無しさんの3倍:03/05/05 20:10 ID:???
職なりさん!帰っておいで♪

629 :通常の名無しさんの3倍:03/05/05 20:54 ID:???
鯖が死んでいたときはどうなるかと思いましたが
職なりさん復活乙です。

630 :通常の名無しさんの3倍:03/05/06 02:22 ID:???
お、シャア板が復活している。
職なりさん、お早いお帰りを♪

631 :職人になりたい:03/05/06 16:30 ID:???

 パーティー会場となったブリーフィングルームのすぐ外で、夕日を浴びるクワトロ・バジーナ大尉ことシャア・アズナブルは、独りたそがれていた。
 グラスで唇を湿らし、また外を眺める。美しい金髪に沈む夕日が反射していた。
(考えてみれば、こんなシャアを見るのは初めてだ)
 昔は死闘を何回となく繰り広げた。今はどういう縁なのか、共に戦っている。追い掛けてきたアムロは、運命の不思議さを感じずにはいられない。
(おっと、こうしちゃいられない)
「どうしたんだ?」
「いや」
「君のお陰で、エゥーゴもカラバも今までになく盛り上がっている」
 シャアは外を向き、ぽつりと言った。
「しかしな、これで私は自由を失った」
 珍しいシャアのぼやきにアムロは苦笑した。
「ふふ、そういうことか」
「ああ」
「地球に居残った人を宇宙に上げようというのだ。こんな大仕事に一人や二人の人身御供はいるよ」
「私は人身御供か?」
 若干拗ねたような口振りである。
 だからアムロはグラスを差し出し、
「人身御供の家系かもな」
 と、シャアのそれに重ねてやった。
 グラスの澄んだ音色が響き、二人は乾杯する。シャアもアムロも微笑を浮かべて。
 ほんの一時の安らぎである。

632 :職人になりたい:03/05/06 16:33 ID:???
>628
はい、帰ってきました。
>629
鯖が死んだのですか。
書き込みはおろか、閲覧すらできなかったので泣きそうでした。
>630
お待たせ(?)しました。

ttp://lalabitmarket.channel.or.jp/goods.html?id=03322

悩んだ挙句注文しませんでした。(w

633 :通常の名無しさんの3倍:03/05/07 04:10 ID:UgOwiwlu
>>615
>>627

お帰り〜。で、同人誌の購入リストは、以下↓

20世紀最後の金髪さん、Andorogynous2、ArkAngel
Click!_A.D.2000、Custom3、FZA15、GamePalVII
kinpatuA、Next3、Next8、PotatoMasher14
UnderBlue2000a、UnderBlue2000e
散、エルピー・プルさん、ガンダム、リリーナ様は死なない、


634 :__:03/05/07 04:10 ID:???
   川o・-・)ノ <先生!こんなのがありました!
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku01.html
ttp://yamazaki.90.kg/zenkaku/index.html
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku04.html
ttp://yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku10.html
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku07.html
ttp://yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku08.html
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku05.html
ttp://yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku03.html
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku06.html
ttp://yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku02.html
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635 :職人になりたい:03/05/07 14:54 ID:???
お休みです。ごめんなさい。


636 :通常の名無しさんの3倍:03/05/08 00:30 ID:???
ゆっくりと書いてください。

637 :通常の名無しさんの3倍:03/05/08 11:21 ID:???
お疲れ様です。


638 :職人になりたい:03/05/08 16:49 ID:???
「お前も一緒に飲もう」
 声に振り向けば、グラスを持ったセイラ・マスことアルテイシア・ソム・ダイクンが少し心配そうな顔で立っていた。
 アムロは黙ってセイラにグラスを掲げた。兄も妹にグラスを掲げた。
 セイラは本当は二人に抱きつきたかった。兄も恋人も愛しく、この手に抱きしめたい。
「こっちにきて飲みましょうよ、セイラさん」
「敬語を使ってるのか、アムロ君は?」
「・・・年下だからな、俺は」
 兄とアムロが雑談をしていると思った途端、セイラは、胸の奥が締めつけられるような思いに捕らわれた。
・・・こんな和やかな雰囲気、私がずっと探していた感じ・・・
 頬を伝う一筋の涙。あっと思った時には、すでにもう流れ、床に落ちていた。
「セイラさん?」
「何でもないの、さあ、兄さん、アムロ、飲みましょう」
 再び三つのグラスが重なった。
 セイラは途轍もない幸福感の中で笑った。だが笑ったつもりなのに涙が止まらない。心配するアムロが慌てて差し出すハンカチで涙を拭き、また笑った。

639 :職人になりたい:03/05/08 16:51 ID:???
>633
これはまたたくさん買いましたね〜
>636
どうもすいません。
>637
いえいえ、どういたしまして。

640 :通常の名無しさんの3倍:03/05/08 16:57 ID:/NVjZmue
やべぇよ

本気でじんとしちまった・・・

641 :640:03/05/08 16:58 ID:???
うっかりageちまったスマソ・・・

642 :通常の名無しさんの3倍:03/05/09 00:17 ID:???
アムロは、シャアの事お義兄さんと呼ぶのか。
じゃあ逆シャは、兄弟喧嘩だなぁ。セイラさんも大変だねぇ〜

643 :職人になりたい:03/05/09 15:30 ID:???
 目を覚ましてくれよ、と呟いたカミーユは、フォウの頬を撫でてみた。
 生きている証明は、暖かい温もりとすべすべした陶器のような肌が示している。が、しかし。
 しかしフォウは目を開けない。瞼を閉じたままである。
「フォウ」
 眠れる森の美女のようなフォウの額に自分の額を押し当てる。
 ベッドの下に手を入れて手を握った時、カミーユの目から涙がこぼれていった。
 作戦はすべてうまくいった。キリマンジャロは陥落し、ダカールでのクワトロであるシャアの演説も上首尾に終わった。そして、その後の脱出もうまくいった。
 後は宇宙に戻るだけなのに、フォウだけが。
「起きてくれよ。せっかく一緒にいられるっていうのに」
 シャアやセイラに反発するものの、やはりフォウを連れていくことはできないと頭では分っている。なのに、納得できずにいるのは、ハートの問題である。
 フォウ・ムラサメから離れたくないのだ。
「こんなんじゃ、次に戦闘があったら、俺、死ぬかもしれないな」
 自嘲気味に自分のことを皮肉ってみせた。おかしいのは、渇いた笑いを出せる余裕がまだ自分にあることだった。
「ダメよ、カミーユ君」
 険を含んだ厳しい声に振り向くと、ドクターが白衣のポケットに手を突っ込んで立っていた。
「ドクター」
 セイラは恐い顔でカミーユを射るように見ている。なまじの美貌のために迫力があった。
 思春期の常で、多少の憧れを持って接している年上のエマ・シーンの怒った顔より恐ろしいとカミーユは思った。

644 :職人になりたい:03/05/09 15:33 ID:???
>640
あらあら。ではハンカチをどうぞ。
>642
壮大な義兄弟ケンカになってしまいますね。(w

645 :通常の名無しさんの3倍:03/05/09 19:52 ID:NNg8SzSr
職なりさんHしよう!

646 :通常の名無しさんの3倍:03/05/09 23:11 ID:???
今日も乙です!


647 :通常の名無しさんの3倍:03/05/10 09:12 ID:???
怒ったセイラさんにも萌え〜(w

648 :職人になりたい:03/05/10 17:20 ID:???
「そんなこと言ってたら、あなたまで本当に死ぬことになるわ」
「死ぬつもりなんかありません」
「当たり前のこと言っても、誉めないわよ」
 通常のエマの恐さと厳しさとキツさの三倍増しだと思った。
 セイラは言葉を失って立ちすくんだままのカミーユの脇によって、フォウの具合を調べ出す。
 カミーユはその背中を見ているだけだったが、やがて、
「ドクター、お願いがあります」
 と切り出した。
 返事をするどころか、こちらも見ずにフォウの脈拍や体温の測定を調べ、カルテに書き込み続けている女医に腹が立ったものの、ぐっと堪えて続けた。
「フォウのことなんですが」
「宇宙へはいかせないわよ」
 ようやく返事が返ってきたが、セイラは相変わらずカルテに何やら字を書いているままだ。
「いえ、違います。地球で治療をお願いしたいんです」
「え?今何て言ったの?」
 振り向いた顔が驚いている。
「地上でフォウのことをお願いしますって言ったんです」
 呆気に取られた女医はうなづいたが、
「どうしたの?」
「どういう意味です」
「あれだけフォウを宇宙へ連れていくって言って、聞かなかったのに」

649 :職人になりたい:03/05/10 17:24 ID:???
>645
えっと、これまた大胆な方ですね。(w
お気持ちは嬉しいのですが、井上さんのご逝去で精神的喪中です。
従ってせっかくのお誘いですが、お受けできません。あしからず。
>646
いいえ、ありがとう。
>647
自分も一回は叱られてみたかったです。

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